日別アーカイブ: 2014年10月27日

韓国経済、サムスン電子、発光ダイオード(LED)照明事業から撤退

韓国経済、サムスン電子、発光ダイオード(LED)照明事業から撤退

記事要約:韓国のサムスン電子が発光ダイオード(LED)照明事業から撤退するようだ。

サムスングループは、5大次世代事業に、LED、太陽電池、自動車用電池、医療機器、バイオ製薬の5つを上げていたのだが、その一つが事実上なくなることになる。そもそも、他の5大次世代事業も無理だろうに。どれもこれもサムスンの遙かに上を行く最先端事業ばかりじゃないか。しかも、競合相手は世界的な大企業。最初から品質では勝負になるはずもなく、低価格では中国企業が追い上げようとしている。

サムスン電子のやり方はパクリ製品を大量生産して低価格で販売してシェアを奪う方法である。これを格好良く述べるとファーストフォロワー戦略とかいうらしいが、どう見てもパクリ商法で成り上がっただけのブランド価値もない企業である。サムスンはDRAM市場を食い荒らしたことは記憶に新しい。

しかし、そのサムスン電子も今は低迷している。韓国のウォン安政策で莫大な利益を上げたのだが、その頼みの綱のスマホ事業も、黄色いシグナルが点灯している。営業利益7割のスマホ事業が、今期は同月比で60%利益が減少し、4兆1000億ウォンとなった。このようにスマホ事業も危うくなり、サムスンは次の事業を見つけられないでいる。サムスンが医療機器、バイオ製薬事業などを次の稼ぎ頭にしようとしているが、ブランドというか、信用もない医療機器や薬など普通は患者の命に関わるので買わない。

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

人気ブログランキング の応援(1日1回クリック)をお願いする。

続きを読む 韓国経済、サムスン電子、発光ダイオード(LED)照明事業から撤退