サムスンがくしゃみをすれば韓国が風邪を引く。サムスン共和国というような記事内容がのっているのだが、管理人のイメージとは違う。なぜなら、くしゃみどころじゃすまない。たとえていうなら、サムスンがくしゃみをすれば韓国経済は崩壊する。サスムン帝国と述べた方が的確であろう。さらに言えば、韓国経済とサムスンは一蓮托生なので、サムスンが崩壊すれば韓国経済は自然消滅するし、韓国経済が崩壊すればサムスンは解体される。

そう、一蓮托生という言葉がサムスンと韓国の関係を表している。もっとも力関係が昨年、逆転したのでサムスン帝国なのだ。

2011年 韓国経済危機の軌跡（週間 韓国経済）

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韓国経済、サムスンがくしゃみをすれば、韓国が風邪をひく。サムスン共和国。株価下落で韓国株式市場に衝撃

スマートフォン「Ｇａｌａｘｙ」などの製品が世界的によく売れていることで、韓国のサムスン電子は、ノキア、モトローラ、そして日系メーカーを追い抜き、テクノロジー企業の最高峰へとのぼりつめた。新浪網が伝えた。

「Ｇａｌａｘｙ　Ｓ４」の販売減に対する市場の不安を受けて、サムスン電子の株価は５取引日連続で１０％も下げ、直近の４カ月で最低となっている。国際投資銀行大手２行のリポートが呼び水となった。Ｊ．Ｐモルガン６月７日、Ｇａｌａｘｙ　Ｓ４の販売が減少し、サムスン電子の業績に響く見通しだとして、目標株価を２１０万ウォン（約１７万３０００円）から１９０万ウォンに引き下げた。モルガンスタンレーは６月１１日、ほぼ同じ内容のリポートを発表し、目標株価を１８０万ウォンから１７５万ウォンに引き下げている。

リポート発表を受けて、サムスン電子の株価の大幅な下げが始まった。これによりサムスン電子だけでなく、韓国株式市場も大幅に下落している。韓国メディアは「ブラックフライデー」「株式市場にサムスンの衝撃波」と大々的に報道し、「サムスンがくしゃみをすれば、韓国が風邪をひく」との喩えも出ている。

現在の韓国では、サムスンの一挙一動が韓国の経済、社会、さらに人々の生活の各方面に響く。そのため、韓国のことを「サムスン共和国」と呼ぶこともある。サムスン電子は韓国株式市場のメインボードで約２０％を占める存在であり、韓国・京郷新聞は、サムスン電子を韓国株式市場の「怪物」と表現した。サムスン電子の大幅な株価下落と韓国株式市場の乱高下は韓国各界の関心と金融当局の不安を煽った。

サムスン電子の株価が下がった直接的な原因は、外国投資家の売り攻勢にある。一部の韓国メディアと専門家は、「外国人投機筋」がサムスン電子株を売る陰謀説があると指摘。新韓投資金融によると、業績が未発表にもかかわらずサムスン株の１日当たりの取引額が６億ドル（約５７０億円）近くに上り、８年来の記録を刷新したことは「かなり異常」だ。数日連続の大規模取引を経て、６月１２日時点で、外国投資家のサムスン株保有率はここ３年来の最低となった。

また別の重要な証拠がある。過去２週間に外国投資家の株取引口座とサムスン株の売りがともに大幅に増加したことだ。

韓国金融市場の行き過ぎた開放は、「外国人投機筋」のサムスン売り攻勢にテクニカルな可能性を与えている。韓国株式市場で時価総額の３分の１、サムスン電子の全株式の５０％近くを外国投資家が保有しているのだ。

韓国株式市場の急落はサムスン電子のせいではないと指摘するアナリストもいる。さまざまな要因により、インド、香港など多くの金融市場も大幅に下がった。韓国株式市場にとってはサムスン電子のファンダメンタルズではなく、外国投資家の資金流出が大きな問題だとの見方だ。

真実はどうなのか、時間が経てば明らかになるだろう。だが、韓国経済がサムスン電子に依存しすぎ、サムスン電子の業績がスマホに依存しすぎていることは、疑いようのない事実だ。

（http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130613-00000029-xinhua-cn）

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