韓国経済、続く経常黒字に隠された不都合な真実~日本を追い抜いても再逆転はありうる

韓国経済、続く経常黒字に隠された不都合な真実~日本を追い抜いても再逆転はありうる

記事要約:今年、韓国の経常黒字が日本を追い抜くようだ。日本は原発を動かさないことでエネルギー輸入が今までより3兆円分増えた。円安になったことも経常黒字をドル換算にするとマイナスになる。一方、韓国は不況型黒字で輸入が減って、輸出が増えることで経常黒字を拡大させている。このような現状なわけだが、管理人からすれば別に日本は貿易だけで食べている国ではないし、むしろ、貿易依存92%の韓国がいつまで経っても追い抜けない方がどうかしているんじゃないかと。

韓国と日本では6倍の規模の差があるわけだが、その中で日本のGDPでの貿易比率は25%ほどである。そもそも、この先、韓国は貿易だけで本当に生きていけると思っているんだろうか。過度な貿易依存は世界経済に影響を受けるため、何かあれば真っ先に危機に陥る危険な構造である。それで日本に勝ったと思えるならそれで良いと思う。どう見ても、日本と韓国では経済構造の土台が違うものな。

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韓国経済、続く経常黒字に隠された不都合な真実~日本を追い抜いても再逆転はありうる

今年、韓国の経常収支の黒字幅が史上初めて日本を追い抜くものと見られる。

今年1~8月、韓国の経常黒字は422億2000万ドルですでに日本(415億3000万ドル)より7億ドル近く多い。年間630億ドル(韓国銀行予想)で日本(日本総合研究所601億ドル予想)を30億ドル程度追い抜く予想だ。我が国が輸出100億ドルを達成した1977年、日本はすでに私たちより8倍以上、輸出した貿易大国だった。

昨年基準で日本の経済規模は韓国の6倍だ。経常黒字も2008年グローバル金融危機の時1593億6000万ドルで韓国(32億ドル)の50倍だった。2010年まででも日本の経常黒字は2000億ドルを越えた。こういう日本を韓国が経常黒字で超えたら歴史的記録として残るに値する。だが、その基調が続く保障はない。

韓国の経常黒字が日本より多くなったのは日本の円安の影響にともなう結果だ。安倍総理が執権した昨年末以後、日本円の価値が40%程度低くなり経常収支のドル換算額が大幅に減った。2011年の東日本大地震で原発稼動が中断されるやエネルギー輸入が急増し、経常収支を悪化させた。ソニー・パナソニックなど看板電機電子企業の不調も作用した。

こういう時に韓国は携帯電話・半導体・自動車など主力製品の輸出がうまくいって経常黒字の行進を継続した。しかし電機電子・自動車を除く残りの業種は苦戦中だ。内需も振るわず景気感触も冷ややかだ。経常黒字の相当部分が国内設備投資不振にともなう輸入停滞の産物である不況型黒字という点も問題だ。

為替レートもまた変数だ。経常黒字が韓国ウォンの価値をめぐる国際通貨葛藤を起こし輸出に悪影響を及ぼしかねない。経常黒字の行進が続くとすぐに米国財務部と国際通貨基金(IMF)がウォン価低評価とわが政府の外国為替市場介入に足払いをかける。

長期的に円安とウォン高が組み合わされると日本と競合する主力輸出品の価格競争力が落ちて経常黒字が再逆転されることがありうる。来年、米国の量的緩和措置が中断されれば国内証券市場に入ってきた外国人資金が大挙出て行き韓国ウォンの価値が急変動しかねない。

一時的現象を取り上げて大げさに騒ぐ時ではない。経常黒字の中に隠された不都合な真実を正しく見て対応しなければならない。

ソース:アジア経済(韓国語) [社説]経常黒字行進に隠された不都合な真実

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