韓国経済、3日間で6兆ウォン蒸発…急落する韓国コスダック

韓国経済、3日間で6兆ウォン蒸発…急落する韓国コスダック

記事要約:理由もわからずに急騰するコスダック市場。それについて朝に触れたが、どうやらそのKOSDAQ市場は空売りによって大儲けできるようだ。3日間で6兆ウォンの蒸発。完全に遊ばれてるな。

さて、蒸発した理由の発端になったのが、「偽白首烏」問題といわれている。一体どういうことか追って見ると・・・。

>韓国消費者院は22日、市中に流通している32種類の白首烏製品の原料を調査した結果、ナチュラルエンドテックで供給する白首烏原料から偽原料である耳葉牛皮消が検出されたと発表した。

白首烏は更年期障害改善に効果があるとされる植物性原料だ。これに対し耳葉牛皮消は肝毒性・神経衰弱などの副作用を誘発するという研究報告があり食品原料として使うのは違法だ。<

何だいつもの原料偽装じゃないか。これを契機にKOSDAQIが6兆ウォン蒸発したとある…うん、どう見ても売りタイミングを待っていただけに思える。そもそも、KOSDAQがあがる理由はないのだ。

この先、上がるのか、下がるのか。理由のない株価高騰は危険すぎる。KOSPIもそうだが、ヘッジファンドが投げ売りするタイミングを慎重に見極めているんじゃないだろうか。

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

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韓国経済、3日間で6兆ウォン蒸発…急落する韓国コスダック

コスダック指数は今月に入り21日まで2日を除いて連日上昇した。7年4カ月ぶりに最高値を毎日塗り替えた。

21日の指数は714.52で引けた。この日時価総額も初めて190兆ウォンを超えた。コスダック指数は年初以降も30%近く急騰した。コスダック市場にはバラ色の見通しがあふれた。

バイオ・ヘルスなどに証券市場の世代交代が本格化し中小型銘柄の上昇傾向が始まったという分析も相次いだ。

一部ではコスダック市場が業績の裏付けもなく過熱しているという懸念の声も出てきたが上昇ムードに埋もれてしまった。

価格は安いが成長性はある銘柄を探して投資する価値投資家すら「韓国株はとても高くなった」として海外市場に目を向けるほかないと舌を巻くほどだった。

ところがひたすら上昇しそうだったコスダック指数に急ブレーキがかかった。22日から3日連続で下落した。 22日には1.56%、23日には1.54%、24日には0.25%下落した。わずか3日でコスダック市場の時価総額は6兆3063億ウォン(約6952億円)も蒸発した。

コスダック市場になにが起きたのか。コスダック市場下落を触発したのは22日に起きた「偽白首烏」問題だった。

韓国消費者院は22日、市中に流通している32種類の白首烏製品の原料を調査した結果、ナチュラルエンドテックで供給する白首烏原料から偽原料である耳葉牛皮消が検出されたと発表した。

白首烏は更年期障害改善に効果があるとされる植物性原料だ。これに対し耳葉牛皮消は肝毒性・神経衰弱などの副作用を誘発するという研究報告があり食品原料として使うのは違法だ。

この余波で同社の株価は3日連続でストップ安となり38.2%急落した。ナチュラルエンドテックはコスダック市場の代表銘柄のひとつだ。
21日には時価総額9位だったが3日には20位に落ち込んだ。

主要銘柄の株価が乱高下するのでコスダック指数全体が揺れた。ナチュラルエンドテックだけでなく他の銘柄にも余波が及んだ。この期間にナチュラルエンドテックの時価総額は6400億ウォン減ったがコスダック市場時価総額が6兆3000億ウォン減ったのもこのためだ。

しかし多くの専門家はこの事件がコスダック市場急落の触媒として作用しただけだとみる。この事件を契機に多くの投資家が前だけを見て突っ走ったコスダック投資に対し振り返り始めたという話だ。

コスダック市場で業績を基盤として玉石を見分けることが本格的に始まったのではないかとの分析だ。最近のコスダック上場企業の第1四半期営業利益見通しは1兆853億ウォンで3カ月前の1兆2432億ウォンより12.71%減った。

KDB大宇証券のキム・ジョンファン研究員は、「コスダック市場が次第に個人投資家だけのリーグになって行く様相で流れているのが問題。
後発投資家の被害を減らすには徹底して玉石を見分けるのが必要な時点」と話した。

BNK投資証券のピョン・ジュンホ研究員は金融危機以降にコスダック市場は平均的に4月が最高値だったと分析した。上半期は政府の政策発表にともなうテーマ形成と年末配当関連のプログラム売りがあふれ大型銘柄より小型銘柄が有利なためだ。
彼は「業績のためにコスダック市場の上昇弾力が鈍化しかねない」と予想した。 これとは違い最近の下落傾向は一時的な現象にすぎずまだ最高値に達したのではないとの反論も依然として強い。

SK証券のイ・ウンテク研究員は、「過去を見てもコスダックは何回も激しい調整を見せたが最高値は常にKOSPIとともに作った。現在のコスダックとKOSPI売買代金が過去2位に上ったのを見るとコスダックはさらに上昇できる」と話した。

ハナ大投証券のイ・ジェマン研究員も、「世界的に資金が投資から消費に、石油から非石油に移動し、IT・健康管理・消費財の割合が大きいコスダックがより資金移動の恩恵を受けると予想する」と話している。

(http://japanese.joins.com/article/577/199577.html?servcode=300&sectcode=310)

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