韓国経済、危機の韓国主力産業 電子・自動車・造船、10年以内に競争力喪失

韓国経済、危機の韓国主力産業 電子・自動車・造船、10年以内に競争力喪失

記事要約:今回の記事は中々面白い。韓国の経済専門家たちが今の韓国主力産業の現状を一般の韓国人より遙かに深刻だとみていることがわかった。だが、管理人から言わせるとその経済専門家たちの深刻さはまだ甘いと思われる。

電子・自動車・造船と10年位内に競争力が消失らしいが、既に造船は危機を迎えているし、電子は分野が広いが家電なら。お得意のスマホがそろそろ限界を迎える。自動車は頑張っているように見えるが実際はアメリカで売っているのがほとんど。

韓国はTPPには参加できてないのでこれらの分野での利益確保はさらに難しくなる。欧州やアメリカとFTA結んで経済領土が世界一とか意味不明なことを述べていたが、実際はただの経済植民地である。

管理人は5年位内に主力産業は競争力を消失するのではないか。そう睨んでいるのだが、消失というのはどの地点を指すのかわかってないのでなんとも言えない。

実際、これだけの経済専門家がいても、その韓国経済の未来は真っ暗なのだから、結局は根本的な経済構造の改革に着手するしかない。すなわち財閥解体である。

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

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2015年10月05日10時21分[韓国経済新聞/中央日報日本語版]

韓国の国内産業の未来についての経済専門家たちの憂慮の程度は一般人よりもはるかに深刻だと分かった。経済専門家たちは今後、韓国経済を導いていく主軸の1つであるサービス産業が政府の干渉と規制などによって成長できなくなっていると診断した。韓国経済新聞が一般国民1000人と経済専門家400人を対象に行った産業分野アンケート調査であらわれた結果だ。

経済・経営学科教授、経済研究所の研究員、大・中小企業の役員ら経済専門家の90.8%は半導体・電子・自動車・造船・鉄鋼など韓国の主力産業の国際競争力が10年維持できないと展望した。主力産業の
国際競争力の維持期間について「1年以内」という回答が0.8%、「1年以上5年以内」が42.5%、「5年以上10年以内」が47.5%だった。「10年以上20年以内」という回答は8.0%にとどまった。

経済専門家たちは主力産業の競争力弱体化の主な原因として「核心源泉技術の確保が不十分」(32.3%)を最初に挙げた。「中国の急成長」(22.8%)、「製品の高度化水準が微弱」(15.5%)、「人件費上昇、円安など価格競争力の弱体化」(15.3%)、「対立的な労使関係」
(7.5%)などが後に続いた。

経済専門家の半分(47.8%)は、バイオ・モノインターネット(IoT)・ロボット・宇宙航空・医療など新しい成長産業が韓国の主力産業として成長するのに10年以上かかると見通した。「1年以内」と答えた人は1人もいなかった。

経済専門家たちの大部分は主力産業が10年以内に国際競争力を失うと観測した。このまま行けば韓国の産業全体がグローバル市場で立つ場所を失うことになるとみているという解釈が可能だ。

経済専門家たちは新たな成長産業の育成のために「専門担当者の養成などインフラ構築の強化」(37.0%)と「核心技術および知識の確保」(35.8%)が必要だと答えた。新たな成長産業の育成のためには政府の役割も重要だと診断した。「規制改善および制度整備」(13.0%)、「政府の持続的・体系的な支援政策」(10.3%)など政府の役割を強調する経済専門家たちが20%を上回った。

経済専門家たちは医療・観光などサービス産業の成長が遅れている理由として「政府の行き過ぎた干渉と規制」(33.0%)を最も多く挙げた。「関連立法の処理遅延」(12.0%)や「分野別オーダーメード型支援の不足」(10.3%)を挙げた人も多かった。「サービスに正当な価格を支払わないという文化」を挙げた専門家は7.3%だった。

※本記事の原文著作権は「韓国経済新聞社」にあり、中央日報日本語版で翻訳しサービスします。

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