韓国経済、10月の輸出、今年最大の減少幅記録~前年同月比15.8%減、輸入も16.6%減で貿易収支は黒字

韓国経済、10月の輸出、今年最大の減少幅記録~前年同月比15.8%減、輸入も16.6%減で貿易収支は黒字

記事要約:今年に入り、韓国の輸出と輸入が大幅に減少している。これは何を意味するのかと述べておくと、昨年と比べて韓国経済が確実に縮小しているということ。10月の輸出は前年同月比で15.8%減、輸入も16.6%減である。しかし、貿易収支は黒字ということでこれをいわゆる「不況型黒字」という。

簡単に説明すると、輸出も減っているが、それ以前に輸入も減っているので収支はプラスになっている。家計で言えば給料が減って、支出を抑えてなんとか黒字になった。だが、貿易で食べている韓国で輸入が減っているということは、在庫処分しているに過ぎない。

これは今後の韓国企業にとって売上に響いてくる。原因は色々あるが、23%という中国依存し過ぎた結果である。中国経済の衰退がそのまま韓国の輸出に大きく関わっている。

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韓国経済、10月の輸出、今年最大の減少幅記録~前年同月比15.8%減、輸入も16.6%減で貿易収支は黒字

韓国の先月の輸出が今年に入り最大幅で減少した。産業通商資源部が1日に明らかにしたところによると、10月の輸出額は435億ドルで前年同月比15.8%減少した。これは8月の輸出減少率15.1%より振るわない数値だ。

その上物量基準でも先月の輸出は1年前より9.4%減少した。今年に入り輸出額が1年前より減少するケースはあったが、輸出量自体が減ったのは2月のマイナス1%、4月のマイナス0.8%、5月のマイナス3.1%程度だった。6~9月は物量基準で輸出が増加に転じたが、先月は大幅に減少した。これは輸出不振が単純な単価下落により現れているものではないとの意味だ。

先月の輸入は368億ドルで1年前より16.6%減少した。これに伴い貿易収支は67億ドルの黒字を記録し、45カ月連続の黒字記録も継続した。だが、輸入減少率と輸出減少率の格差が狭まっている。これまでは輸出より輸入の減少幅が大きいことで黒字幅が大きくなっていた。しかし今後輸出が輸入よりも大幅に減ればこれまでの黒字基調を維持するのも難しくなる。

品目別では無線通信機器を除いたほとんどの主力品目が振るわなかった。原油安と施設保守で石油製品と石油化学製品の輸出が1年前より33億ドル減った。船舶の場合、商船中心の輸出で前年同月より29億ドル減少した。半導体もメモリー製品の不振で7%減った。

国別では中国向け輸出の減少が続き、対米減少幅も拡大した。9月に好調傾向を示していた欧州連合(EU)への輸出もやはり先月は減少に転換した。

ソース:中央日報/中央日報日本語版<韓国の輸出、10月は今年最大の減少幅記録>

(http://japanese.joins.com/article/776/207776.html)

 

 

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