ツイッターに400人以上の個人情報晒す 勤務先のセキュリティ会社が調査、謝罪

ツイッターに400人以上の個人情報晒す 勤務先のセキュリティ会社が調査、謝罪

記事要約:さて、管理人も2chのニュース速報を毎日見ているので、現在、祭りになっているこの事件については一通り知っている。今までサイトに取り上げてこなかったのはソースのまとめが難しく、結局、これは一体何なのかというのが読んでもわかりにくいところにある。ただ、管理人が取り上げた記事はわかりやすく書いてあるのでまずは記事をご覧頂きたい。

以前に述べたが管理人は個人情報を晒すとか、ただの炎上事件を取り上げることはあまりない。今回、管理人が取り上げた理由はセキュリティの根幹に関わる問題だからだ。サイバー犯罪が年々増加する中、日本企業のセキュリティに対する投資は甘いという。実際、SONYやベネッセなどといった企業が個人情報流出して問題となった。

しかし、どんなにセキュリティを強固にしても、そのセキュリティは内部の人間、つまり、セキュリティ会社には丸見えの状態である。だから、今回のセキュリティ会社の人間が、自分の思想に合わない人間をレッテル張りし、個人情報まとめて流し、脅迫までするといった行為は今、騒がれている旭化成の子会社によるデータ捏造の問題クラスで、セキュリティ業界にとって震撼する事件である。

つまり、管理人が個人情報をまとめた晒した人間の思想が左翼、反日だろうがどうでも良い。良くないと突っ込まれるかもしれないが、思想・良心の自由というものがある。それは尊重するべきものだ。管理人はそういった思想は好まないと断言はするが、それで脅迫なんてしようとは思わないし気にもかけない。ここまで読者様は十分、理解していただきたい。ここで左翼がダメだとか。社会的に潰せとかいう話になると、それは左翼と同じレベルになってしまう。

問題はこの2chの有志によって特定された人物がセキュリティ会社の社員であること。セキュリティ会社が持つアクセス権限で活動すれば、反体制派の個人情報は収集し放題で、このような脅迫ネタにまで使えるということだ。これは由々しき事態である。さらに、勤務先のセキュリティ会社が謝罪すれば終わる話ではないのだ。

個人が首になって終わるレベルではない。しかも、このセキュリティ会社、自衛隊や日本政府のセキュリティにすら関わっているという話まである。そろそろ管理人が取り上げている理由がわかってきたのではないだろうか。今、テレビメディアは何の反応もしていないが、これとんでもない事態へと発展する可能性だってある。悪く言えば本社との日本政府の外交レベルである。

このまま行けば日本法人は倒産危機だろうが、本社は無傷なんていうレベルでは済まされない。社員が個人情報を晒しただけ、謝罪で終わる話ではない。企業のコンプライアンスに関わっている。そして、後にセキュリティ会社で教科書されるような重大な案件ということだ。

長くなってしまったが、この先、興味が出てきたのではないだろうか。進展があったらまた知らせたい。

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

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ツイッターに400人以上の個人情報晒す 勤務先のセキュリティ会社が調査、謝罪

  セキュリティソフト会社「エフセキュア」日本法人の社員とされる男性が、インターネット上で400人以上の個人情報を「晒した」として波紋を広げている。

男性は、漫画家・はすみとしこさんのイラストを「もてはやした」人物を次々とリスト化。これがネット上で大きな批判を呼ぶこととなり、2015年11月4日にはエフセキュアが公式コメントを発表する事態に至った。

エフセキュアがコメントを発表(画像は公式サイトのスクリーンショット)

「レイシストをしばき隊」(現C.R.A.C.)の一員を名乗る

問題視されたのは、「レイシストをしばき隊」(現C.R.A.C.)の一員を名乗る男性のツイッターアカウントだ。

同アカウントは11月1日、はすみさんがFacebook上で公開したイラストに「いいね」やコメントを付けたとされるユーザーを「下衆な絵をもてはやしている下衆な連中」と批判し、400人以上の個人情報をリスト化して公開した。

はすみさんは10月、難民を中傷するようなイラストをFacebookに投稿して国内外で物議を醸した。日頃から「プロパガンダ漫画家」を名 乗っており、最近でも「帰化」「在日」「シーシェパード」などをテーマにしたイラストを発表していた。男性はこうしたイラストを支持する人々に「制裁」を 加える意味で、今回の行動に出たとみられる。

男性の行動は大きな注目を集めると同時に、批判の声も相次いだ。リストには氏名はもちろん、居住地、出身校、勤務先まで盛り込まれていたため「他人の個人情報をネットで拡散するのは問題では」という声も寄せられた。

すると男性は「FacebookのTLで自分が公開している情報をまとめただけのもの」だとし、問題ないとのスタンスを示した。

しかしその後、男性の身元特定が進められたことで事態が急展開する。ネット民の「捜査」により、男性がセキュリティソフト会社「エフセキュ ア」のマーケティングマネージャーである可能性が浮上したのだ。これが事実であれば、個人情報等を保護するセキュリティ会社の社員にあるまじき行為だとし て、批判の機運はさらに高まった。

「当該社員による重要データ等へのアクセスは行われていない」

加えて、個人情報の入手手段についての「疑惑」も持ち上がった。リストに掲載された1人が「私が現在非公開にしている情報が、このリストにお いて公開されているので削除をお願いします」とコメントしたことがきっかけだ。エフセキュアはFacebookと提携していることから、ネット上では「会 社のシステムを不正使用して個人情報を集めたのでは」として大騒ぎになったのだ。

もっともこの文面を見る限りでは、削除依頼している情報がもともと非公開設定だったのか、リスト公開後に非公開設定にしたのかは分からないが、ネット上では前者だと受け取られたようだ。

炎上状態が続く中、男性は突然アカウントを削除した。11月3日、カントリーマネージャーが本件を把握したとのツイートを投稿してから間もなくのことだった。

そして翌4日には同社が公式サイト上で

「エフセキュアは、社員の行動規範には厳しい基準を設けており、本件を非常に重く受け止めており、現在この件について社内調査を進めております」「今回の件により、皆様に多大なご心配をお掛けし、心よりお詫び申し上げます」

とのコメントを発表。

また、「当該社員によるエフセキュア重要データ等へのアクセスは行われておらず、本件によるお客様へのエフセキュアのサービスやデータに影響はございません」とも説明しており、エフセキュアの社員であることを事実上認めた形だ。

J-CASTニュースでは「重要データ等へのアクセス」がFacebook上の非公開設定情報を指すのかなどを確認するため、5日に取材を申 し込んだが、「本件に関し、現在、社内調査を進めており、コメントは差し控えさせて頂いております。今後、新しい情報が分かり次第、弊社ウェブサイトでご 報告致します」として応じてもらうことはできなかった。

なお、この男性は取引先の担当者が「反原発」「選挙で共産党に投票した」ことなどが分かった際に「今後優先的に発注出します」「多めに発注したるわ」といったツイートを投稿していたことも分かっており、同じく問題視されている。

騒動は今しばらく続きそうだ。

(http://www.j-cast.com/2015/11/05249883.html?p=all)

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