韓国経済、サムスン電子、2015年の売上高200兆6500億ウォン…前年比3%減

韓国経済、サムスン電子、2015年の売上高200兆6500億ウォン…前年比3%減

記事要約:今日は朝からサムスン電子の話題が多いのだが、2015年、サムスン電子に売上高は200兆6500億ウォンとなったそうだ。日本円だと19.7599014 兆円となり、だいたい20兆円となる。これは売上高なんで、営業利益は昨年より、5.5%増加して25兆300億ウォンらしい。これも円に直すと、2.46228166 兆円となり、だいたい、2.5兆円というところだ。

意外とサムスン電子は数字上では頑張っているな。売上高が減って営業利益が増えているのは商品価格が上がったということだろうか。昨年の為替は一年を見ればウォン高だった。サムスン電子の今後を見る上で、スマホ市場、DRAM市場、そして新参入した医薬品分野、この3つがキーとなる。特に医薬品分野でどうなるか。新しい市場で果たして売上を伸ばせるか。世界の医薬品企業との競合はスマホやDRAMとは桁が違うので難しいと考えているのだが。

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

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 サムスン電子は昨年10-12月期の売上高は前年比1.1%増の53兆3155億ウォン(約5兆2409億円)、営業利益は16.2%増の6兆1428億ウォンを記録したと28日、発表した。

2015年の年間売上高は200兆6500億ウォン、営業利益26兆4100億ウォンを記録した。

売上高は2014年(206兆2100億ウォン)よりも約3%減少したが、営業利益は2014年(25兆300億ウォン)より5.5%増加した。サムスン電子は「2016年は全般的にITの需要が減り、前年水準の実績維持は容易ではないことが予想される」と明らかにした。

(http://japanese.joins.com/article/373/211373.html?servcode=300&sectcode=300)

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韓国経済、サムスン電子、2015年の売上高200兆6500億ウォン…前年比3%減」への9件のフィードバック

  1. 売上高が下がって利益が上がっているのは、完璧な不況型黒字では?そのあたりの考察をお願いしたく。

    1. コメントありがとうございます。

      まず、不況型黒字というのはどういう状態なのか。これは輸出(外需)と輸入(内需)の関係で、経済状態から輸出より、輸入が大幅に減っている状態ですね。そのため、経常収支が連続黒字でも、実際は輸出よりも、輸入が大幅に減少していることで不況型黒字と呼ばれています。内需というのも色々ありますが、ここでは韓国の一般庶民が海外から物を購入する規模が減少していることも不況型黒字の原因となります。

      サムスン電子における韓国内の売上なんて海外からの売上とは比べものにならないほど少ないので、韓国の内需が壊滅的だとしても売上高に減少にはほとんどならない。もちろん、為替レートは大きく影響しますが、あくまでもサムスン電子の市場は韓国がメインではない。

      つまり、不況型黒字というのは内需の減少効果が含まれるので、サムスン電子の場合は韓国における不況型黒字はそれほど影響はないんです。

      売上高が下がって利益が上がっている理由として考えられるのは、一つは為替レート。次にサムスンは大幅なリストラしていますよね。そして、コスト削減、不採算部門の切り離しをしていた経営の改革。この辺りが考えられます。

  2. 2015年、サムスン電子の売上高は日本円だとだいたい20兆円で、営業利益は2.5兆円。

    まだまだ凄い金額じゃないですか。ただ経常利益とか純利益とかの数字は無いですね。

    因みにトヨタ自動車は、2015年3月期(2014年4月~2015年3月)の通期連結決算を発表した。 それによると、売上高27兆2345億円(前年同期比+6.0%)、営業利益2兆7505億円(+20.0%)、税引前純利益は2兆8928億円(+18.5%)、純利益は2兆1733億円(+19.2%)だった。

    1. コメントありがとうございます。

      サムスン電子が韓国のGDPの20%なわけですから、まだまだそう簡単に潰れるような規模ではないですね。ただ、逆に考えればトヨタ1社で韓国のGDPの20%ほどの利益を上げているいうことになる。これは普通に凄いと思いますよ。さすが世界一の自動車メーカーです。

      ただ、サムスンはイノベーションが出来ないので、これ以上、上に行くには何らかの革新的な技術をパクるしかない。しかし、現時点で新規分野には成長を莫大に見込めるような分野は既にGoogleとAmazonが抑えてます。アップルも自動運転の車開発を頑張ってましたが、あまり上手くいってないようです。

  3.    韓国経済 GDP構成=輸出6割+内需4割
          韓国貿易統計 2015年(前年同月比)
    1月、輸出額 ▲ 1.0%減   輸入額 ▲ 5.9%減少
    2月、輸出額 ▲ 3.3%減   輸入額 ▲ 8.7%減少
    3月、輸出額 ▲ 4.5%減   輸入額 ▲ 9.6%減少
    4月、輸出額 ▲ 8.0%減   輸入額 ▲13.2%減少
    5月、輸出額 ▲10.9%減   輸入額 ▲15.3%減少
    6月、輸出額 ▲ 1.8%減   輸入額 ▲13.6%減少
    7月、輸出額 ▲ 3.3%減   輸入額 ▲15.3%減少
    8月、輸出額 ▲14.7%減   輸入額 ▲18.3%減少
    9月、輸出額 ▲ 8.3%減   輸入額 ▲21.8%減少
    10月、輸出額 ▲15.8%減   輸入額 ▲16.6%減少
    11月、輸出額 ▲ 4.7%減   輸入額 ▲17.6%減少
    12月、輸出額 ▲13.8%減   輸入額 ▲19.2%減少

              韓国貿易統計(前年比)
    2011年 輸出5537億ドル+18.7%増 輸入5216億ドル+22.7%増 GDP+3.7%
    2012年 輸出5482億ドル▲1.3%減 輸入5195億ドル▲0.4%減 GDP+2.3% ←ここからGDP水増し
    2013年 輸出5596億ドル+2.0%増 輸入5156億ドル▲0.7%減 GDP+2.9%
    2014年 輸出5731億ドル+2.4%増 輸入5256億ドル+1.9%増 GDP+3.3%
    2015年 輸出5272億ドル▲7.9%減 輸入4368億ドル▲16.9%減 GDP+2.6%

    GDPを二週間で発表するのは「韓国と中国」だけです
    OECD各国は集計に2~3月必要。
    企業決算ですら1・5月必要なのに韓国と中国は

  4. 日本 2014年度、東証上場1部 売上総額702兆円 経常利益50.6兆円 配当金7.6兆円
                     VS
    韓国 2014年度、韓国上場企業 売上総額119兆円 営業利益 6.2兆円 配当金1.6兆円

      2014年売上 (10大財閥グループ)
    1位 サムスングルーフ 21兆円 (206兆ウォン)
    2位 現代・起亜自  14兆円
    3位 SKグループ    14兆円 ▲230億円赤字
    3位 ポスコグループ   6兆円
    4位 LG グループ    6兆円
    5位 ロッテグループ   6兆円
    6位 現代重工グループ 5兆円 ▲3400億円赤字
    7位 韓進 グループ   4兆円 ▲1430億円赤字
    8位 ハンファ グループ 4兆円
    9位 GS グループ    4兆円 ▲489億円赤字
    10位 斗山 グループ   4兆円 ▲320億円赤字 (UAE原発が斗山)
    --------------------
      10大財閥合計 88兆円

  5. 【韓国】 韓国30財閥グループ利益の70%をサムスンと現代自動車だけで占める –2015/04/01 
    http://www.hankyung.com/news/app/newsview.php?aid=2015040109598&meun=&nid=realtime
    2014年は30大財閥は売上げと利益が減少し、特に中下位グループは赤字に転換した。
    韓国30大財閥の上位グループ(1~4位)は2011年利益43兆8千億ウォンから39兆1千億ウォン
    中位グループ(5~10位)は2011年利益18兆2千億ウォンから▲1兆9千億ウォン赤字になった。
    下位グループ(11~30位)は2011年利益13兆1千億ウォンから▲7千億ウォン赤字になった。

    30大財閥(利益)     2011年(利益)         2014年(利益)
    上位 1 ~ 4位   43兆8千億ウォン →   39兆1千億ウォン(利益)  ▲10%減少
    中位 5 ~10位   18兆2千億ウォン →  ▲1兆9千億ウォン(赤字) ▲110%減少
    下位 11~30位   13兆1千億ウォン →  ▲  7千億ウォン(赤字) ▲105%減少
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    合計 1 ~ 30位  75兆1千億ウォン →  39兆1千億ウォン= ▲36兆1千億ウォン減少

  6. 韓国GDPのほとんどを占める30大財閥の利益減少が続いている
     2010年 30大財閥の利益 80兆1千ウォン (前年比%)
     2011年 30大財閥の利益 75兆1千ウォン ▲ 6%減少
     2012年 30大財閥の利益 69兆7千ウォン ▲ 7%減少
     2013年 30大財閥の利益 51兆3千ウォン ▲26%減少
     2014年 30大財閥の利益 39兆1千ウォン ▲23%減少

    当然、韓国の税収減少額も拡大します
     2012年▲ 2兆8千億ウォン
     2013年▲ 8兆5千億ウォン
     2014年▲11兆1千億ウォン

  7.   2015年7月~9月期決算を比較 日本vs韓国

                 日本
    トヨタ自動車 7月~9月決算 営業利益8274億円
    ホンダ自動車7月~9月決算 営業利益1648億円
    日産自動車 7月~9月決算 営業利益2013億円
    富士重工業 7月~9月決算 営業利益1508億円
    パナソニック 7月~9月決算 営業利益2006億円
    日立製作所 7月~9月決算 営業利益1230億円

                 韓国
    サムスン   7月~9月決算 営業利益7500億円(7兆3000億ウォン)
    現代自動車 7月~9月決算 営業利益1578億円(1兆5039億ウォン)
    残り28財閥 7月~9月決算 28財閥合計で赤字になります

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