地震専門家 「地震活動が飛び火して拡大していく事態は、日本中の専門家にとっても未経験だ。 通常の概念を超えている」

地震専門家 「地震活動が飛び火して拡大していく事態は、日本中の専門家にとっても未経験だ。 通常の概念を超えている」

記事要約:日本の地震専門家でも、今回のような地震が度々発生する事態は未経験とのこと。確かに言われてみれば今回の地震は数が多い。余震とかのレベルとは思えないほど強い地震が熊本地方を中心にして拡大している。災害地域ではかなりの混乱も見られている。

しかし、管理人は熊本といった九州地方は比較的安全だと思っていた。起きても、四国や広島といった地域。それに近畿や関東、東北といった地域だと。だが、今回の地震で本当に日本中どこでも強い地震が起こりうることを改めて思い知らされた。

ずっと救助活動をしている自衛隊や地元の消防隊員の方々には本当に頭が下がる思いである。くれぐれも二次被害に遭わないように注意して作業に当たって欲しい。我々ができることはその後の募金などを通じた毛布や食料の支援だ。まずは人命救助が優先。助けられる命を守らないと。そのためにできることは注意深く、事態を見守るしかない。決してTwitterなどのソースのない言動に欺されないようにしてほしい。

韓国経済危機の軌跡(過去のメルマガ無料公開(1回~150回)

人気ブログランキング の応援(1日1回クリック)をお願いする

不意打ちの「本震」 別断層を刺激 玉突き地震

熊本県を中心とする地震は十四日にマグニチュード(M)6・5の「前震」が起きた後、
十六日未明にさらに大きなM7・3の「本震」が起きた。

震度6台の強い揺れをもたらす地震が相次ぐ異様な事態で、震源も東側の大分県に広がりを見せている。 何が起きているのか、専門家に聞いた。

■飛び火

名古屋大の鷺谷威(さぎやたけし)教授(地殻変動学)は「今回のように、地震活動が飛び火して急激に拡大していく事態は、日本中の専門家にとっても未経験だ。本震、前震という通常の概念を定義として超えている」と話す。

震度6台の地震が相次いでいるのは主に布田川(ふたがわ)・日奈久(ひなぐ)断層帯。その東の大分県側に弱い断層が集中する別府-万年山断層帯が広がる。

京都大の入倉孝次郎名誉教授(強震動地震学)は「余震が多いのは、活断層が集中している地域で発生したからだ。エネルギーがたまっていた断層で発生した地震が引き金となって、隣接する断層を刺激し、玉突きのように地震を誘発していったと考えられる」と説明する。

■枝分かれ

誘発された地震の大きさからも、それは推測される。「同じ断層での余震の場合、割れ残ったところが割れていくのでさほど揺れは大きくない。今回は別の断層で地震を引き起こしているので、大きな余震となっているのだろう」

東大地震研究所の古村(ふるむら)孝志教授(地震学)は、「今回の震源とみられる布田川・日奈久断層帯は熊本県南西部で枝分かれしている。誘発されて地震が起きる可能性があり、注意が必要だ」と話す。

今後、どこまで地震活動が広がるかについて、鷺谷教授は、九州から関東地方まで連なる断層である中央構造線に影響を及ぼす可能性も指摘する。

「一五九六年、大分県から四国、近畿にかけて、中央構造線に沿って地震が連続した例も、頭の片隅に置いた方がいい。また、南海トラフなどへの影響がないとも言い切れない」と話す。

(http://jump.2ch.net/?www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201604/CK2016041602000248.html)

地震専門家 「地震活動が飛び火して拡大していく事態は、日本中の専門家にとっても未経験だ。 通常の概念を超えている」」への1件のフィードバック

  1. 今回の地震でも自衛隊の隊員皆さんのご活躍には本当に頭が下がります。
    お疲れ様です。救助活動ももちろん大切ですが、御自分のご健康もご留意くださいますよう。

    熊本は割りと自衛隊の活動には好意的なところです。

    沖縄なんかで地震が起きましたら、お見えいただかなくて結構です。
    沖縄コジキ共は勝手にくたばってください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です