韓国経済、政策金利1.5%で据え置き 10カ月連続=韓国中銀

韓国経済、政策金利1.5%で据え置き 10カ月連続=韓国中銀

記事要約:韓国は政策金利を10ヶ月連続で据え置いたようだ。まあ、上げるようなことは今の経済状況ではできるはずもない。また、逆に下げようとすれば、外資がますます韓国を見放していく。この1.5%はぎりぎりのライン。

アメリカの景気動向もあるが、管理人はあと2ヶ月後に下げてくると予想している。造船危機が深刻化する中で、金利を引き下げる動きは必然だろう。

韓国経済危機の軌跡(過去のメルマガ無料公開(1回~150回)

人気ブログランキング の応援(1日1回クリック)をお願いする

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は19日、月例の金融通貨委員会を開き、政策金利を年1.50%で据え置くことを決めた。市場など大方の予想通り。同行は昨年6月に政策金利を過去最低の1.50%に引き下げており、据え置きは10カ月連続となる。

先走って金利を引き下げても効果は不明瞭で副作用だけが予想されるため、金融の安定に重きを置き、政策の余力を残そうとする判断とみられる。李柱烈 (イ・ジュヨル)総裁は最近、「(経済状況が)不透明な時は政策余力を残す必要がある。通貨政策を比較的注意深く運用している」と発言している。

日本や欧州など世界の金融市場では緩和的な金融政策を取っても景気てこ入れ効果が見られない。各国の中央銀行は景気停滞に対応するための政策の余力と手段がもう無いという懸念も出ている。

一方、韓国の景気ははっきりとした回復傾向ではないものの、一部で前向きにとらえることができる兆候があり、金利据え置き方針を支えている。

輸出は前年同月比でマイナスが続くが、減少ペースは鈍化した。消費者物価の上昇率も1%台に上がった。

ただ、国内外で韓国経済の今年の成長率見通しが相次いで2%台に引き下げられており、今年も潜在成長率を下回る低調な成長にとどまるとの見方が強まっている。引き続き、景気てこ入れに向け韓国銀行の役割が求められることになりそうだ。

(http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2016/04/19/0500000000AJP20160419001000882.HTML)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です