【韓国造船危機】韓国造船大手3社、4月の受注ゼロ

【韓国造船危機】韓国造船大手3社、4月の受注ゼロ

記事要約:韓国の造船大手3社、いわゆるビッグ3の4月の受注はゼロだったようだ。4ヶ月間もわずか3隻。しかも、5月以降の見通しも駄目という。順調に造船危機は続いてるようだ。構造調整はたして間に合うのか。間に合っても大規模なリストラは避けられない。

受注を増やすには世界経済の好転が不可欠。その兆候はない。むしろ、中国経済悪化に引きずられて泥沼。風呂敷を広げすぎたのだからさっさと畳むしかない。風呂敷が燃え尽きないうちに。

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【韓国造船危機】韓国造船大手3社、4月の受注ゼロ

現代重工業、大宇造船海洋、サムスン重工業の韓国造船大手3社は4月、船舶受注がゼロだった。造船業界によると、年初来の3社による受注実績もわずか3隻だった。

現代重工業が2月に液化石油ガス(LPG)タンカー1隻、3月にケミカルタンカー2隻を受注したのが全部だ。サムスン重工業は昨年10月以降、受注がない 状態だ。

大宇造船海洋は3月にタンカー2隻を受注したと発表したが、子会社の大宇マンガリア造船所が2014年に受注した船舶の納期を守るため、韓国に建造を回したもので、新規受注とは見なせず、事実上年初から受注ゼロだ。

造船業の好況期に大手3社が四半期に100隻以上を受注していたのに比べると、現在の受注実績は30分の1にとどまる計算だ。

さらに問題となるのは、5月以降の見通しも暗いことだ。受注減少の主因である原油安と世界的な景気低迷には改善の兆しが見えない。

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/05/02/2016050200585.html)

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