韓国経済、地震の規模は似ているが…日本では死者が10人、中国では6万9000人となった理由

韓国経済、地震の規模は似ているが…日本では死者が10人、中国では6万9000人となった理由

記事要約:韓国での地震対策が書いてある記事だが、韓国の建物はほとんど手抜き工事である。地震がなくても橋は崩壊するし、デパートは崩落するし、道路は陥没する。マンホールにヘリも墜落するし、火災の被害だって酷い。日本の防災対策は地震が発生したら5秒以内に警告するシステムがあって、韓国は10秒内で警告するシステムが開発中らしい。

でも、いくら韓国人が地震検知に優れたシステムを開発しても、地震に対する避難訓練をしているはずもなく、地震が来たからとパニックになって結局、変わらないのだろう。地震に対する備えというのは実は民度というものが大きく関係している。耐震対策や安全基準などは当たり前の話であって、日本人はさらにそこから地震というものに常に頭の中で意識するぐらい頻繁に起きているので警官心が強い。そして、災害は本当に忘れた頃にやってくる。

災害が発生したら落ち着いて行動することが求められる。セウォル号沈没事故は船長と船員が先に脱出して生徒300人を置き去りにした。脱出した船長はお金を乾かすのに必死だった。韓国社会における民度の低さが災害に対する被害を最大公約数を導き出す。それはこの先の事故で必ずそうなると断言していいほど。災害の教訓を韓国人にいかすのはただの被害者を、特権階級にまで昇華させることや火事場泥棒だけ。もちろん、皮肉である。

韓国経済危機の軌跡(過去のメルマガ無料公開(1回~158回)

人気ブログランキング の応援(1日1回クリック)をお願いする

韓国経済、地震の規模は似ているが…日本では死者が10人、中国では6万9000人となった理由

2008年5月に中国四川省でマグニチュード8の地震が発生し、6万9180人が死亡、 37万4431人が負傷、1万7406人が行方不明となった。そして1カ月後の2008年6月、今度は岩手県でマグニチュード7.2の地震が発生した。し かし日本では死者10人、負傷者231人、行方不明12人だった。科学者はこうした被害の差は単に地震の規模の差から生じた結果ではないと口をそろえる。

イ・チョルホ韓国地震工学会長(ソウル大教授)は22日、国家科学技術研究会の主催でソウル太平路(テピョンノ)韓国プレスセンターで開かれた国民安全技 術フォーラムで、「地震で得た経験を法規に速やかに反映し、実効的な耐震設計を適用した場合とそうでない場合の差を表した代表的な事例」と述べた。

地震が発生するたびに大きな被害が生じる中国とメキシコ、トルコも厳格な耐震設計基準を保有している。しかし地震の危険が高い先進国 は地震の経験に基づき耐震設計基準を改正し、地震の危険が低い国に比べて死傷者および被害規模が少なくなるケースが多い。サムスン火災のイ・ホジュン研究 員は「地震の活動が少ない国も耐震設計だけはブラックスワン(あまり発生しないが一度発生すれば莫大な影響を与える現象)に耐えることができる基準を適用 する必要がある」と述べた。

韓国は地震の危険に対して安全なのか。地震を心配する必要がないのだろうか。過去100年間、大きな被害をもたらすマグニチュード 6.5以上の地震は一度も発生していない。しかし基準を2000年間に拡大すれば状況は変わる。歴史学者と地震学者が当時の記録に基づき、地震の規模を推 算した結果、779年3月に新羅の慶州で震度8-9の地震が発生し、100人以上が死亡した。

1681年の朝鮮粛宗7年にも江原道襄陽(ヤンヤン)沖で震 度7-8と推定される地震とともに津波まで発生した。韓国地質資源研究院のイ・ヒイル研究員は「耐震設計基準を決める時、最も大きな地震がどのような周期 で発生するのか知るためには、朝鮮王朝実録など歴史書物に出ている地震を綿密に分析する必要がある」と強調した。

何よりも早期警報の必要性が提起された。韓国では耐震設計基準が1988年に初めて適用された。それも強制性のない勧告条項だ。地震 が発生すれば弱いP波(縦波)が先に到達し、強いS波(横波)が後についてくる。専門家らはこのS波が到着する前にどれほど早く警報を出すかによって被害 を減らせると考えている。S波が到着する5秒前に警報を出せば学校や職場で机の下に避難する時間を、10秒なら火災のような二次被害が発生しないようガス と主要産業施設の稼働を止める時間を稼ぐことができる。

日本は地震発生後5秒以内に政府の対応指針を出す警報システムを備えている。現在開発中の地震早期 警報システムが完結すれば、韓国も10秒以内の対応システムを備えることになる。

※本記事の原文著作権は「韓国経済新聞社」にあり、中央日報日本語版で翻訳しサービスします

(http://japanese.joins.com/article/480/217480.html?servcode=A00&sectcode=A00&cloc=jp|main|ranking)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です