韓国経済、主力業種でも韓国を追い抜き始めた中国

韓国経済、主力業種でも韓国を追い抜き始めた中国

記事要約:多くの日本人はいずれこうなると予想していたわけだが、現実は我々が想定していたより速く訪れたようだ。既に韓国と中国との技術差はほとんどなく、半導体やディスプレイなどの主力業種でも追い抜きはじめたようだ。そりゃ、組み立て工場なのだから。日本製の機械を中国が買えば、後は資産規模が大きい方が大量生産、低価格の薄利多売商法で勝つ。サムスンがもやっている御馴染みの戦略をそのままそっくり真似されて、中国は韓国に取って代わっていく。残念ながら韓国には何一つ技術がないので後は落ちるだけである。

しかし、思っていたよりずっと速いな。DRAM分野が追いつかれるという話を読者様と1年前にした記憶があるのだか、あの時も既に指摘した通り、韓国のDRAM技術者をスカウトして技術をどんどん吸収していった。もう、すぐ後ろまで来ているようだ。サムスンはまだDRAM分野では世界シェアを持っているわけだが、これが崩されるのも時間の問題かもしれない。

もっとも、世の中には8合目という言葉がある。実は頂点に上り詰めても長くは続かない。それはイギリスや米国を見ていればわかる。技術革新をひたすら出来る企業など存在しないからだ。サムスンもトップ独占からだんだんと落ちてきて8合目辺りにいるわけだ。これは中国企業にも当てはまる。どちらが抜いたところで製造業での永遠の発展は見込めない。次にインドといった東南アジアに生産工場が移り変わっていくだけ。結局,人件費が物言うんだよな。

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韓国経済、主力業種でも韓国を追い抜き始めた中国

「巨大な中国政府に立ち向かっているような気分だ」

韓国のある大企業関係者の言葉だ。韓国企業を中国勢が追い上げる構図は10年前にもあった。だが、最近は中国の政府と企業が一丸となって大規模投資と技術革新に取り組んでおり、実際に主力業種で韓国を追い抜いた分野もある。

韓国政府系シンクタンクの産業研究院(KIET)は、主力産業における韓中の競争力比較を踏まえ「半導体市場の75%を占めるシステムLSI(高密度集積回路)分野で、中国の技術レベルが韓国を10%ほど上回った」と明らかにした。

システムLSIだけではない。韓国が世界1位を誇る半導体メモリー分野でも中国に激しく追い上げられている。
中国半導体メーカーの武漢新芯集成電路(XMC)は3月、米国企業と共同で約28兆ウォン(約2兆4000億円)を投じて湖北省武漢市に3D(3次元)NAND型フラッシュメモリー工場を着工した。

韓国のサムスン電子が2013年に世界で初めて量産を開始したこの半導体製品は、記憶容量を画期的に高めたサムスンの次世代主力製品だ。中国企業は一般半導体メモリーという中間段階を飛ばし、一気に3D製品に移行するつもりなのだ。

また、中国液晶パネル最大手の京東方科技集団(BOE)は18年までに20兆ウォン(約1兆7000億円)を投じ、安徽省に「第10.5世代」パネル工場を建設する。韓国の主力は第8世代で、まだ第10世代の生産計画はない。
「世代」はどれだけ大きいパネルを生産できるかを表す指標だ。韓国のサムスンディスプレーは1-3月期、テレビ向け液晶パネルでBOEに2位の座を明け渡した。

中国企業が恐ろしいスピードで韓国企業を追い抜きつつある。韓国経済研究院は5日に公表した韓中の企業競争力分析報告書で、企業の競争力を測る八つの指標のうち収益性、成長性など五つで中国企業が韓国企業を上回ったと明らかにした。

■収益性や成長性、資本規模で中国より劣位に

韓国経済研究院の研究は07年と14年を基準年とし、両国の上場企業(金融企業を除く)を対象に実施。成果指標(収益性、成長性、資産規模)、研究開発(R&D)指標(R&Dの比重、特許出願数)、国際化指標(海外売上高の比重、海外合併・買収〈M&A〉金額)、生産性指標(労働生産性)を評価基準とした。

報告書によると、14年の時点で、中国の上場企業は八つの細部指標のうち収益性、成長性、資産規模、特許出願数、海外M&A金額の五つで韓国企業を上回っていた。中国企業の平均資産規模は、07年は韓国の55%水準だったが、14年には15億704万ドル(約1520億円)と韓国の14億6328万ドル(約1480億円)を追い抜いた。また、中国企業の14年の売上高増加率は韓国の2倍で、営業利益率も中国の方が高かった。

鉄鋼の品質・技術競争力は韓国製の95-98%レベルまで追いついている。加えて、最近では構造調整に取り組み、産業競争力を一段と引き上げている。先の決定に従い世界5位の宝山鋼鉄と11位の武漢鋼鉄が合併すれば、一気に世界2位の巨大企業となり、韓国鉄鋼最大手のポスコは4位から5位に後退する。

また、中国の石油化学製品は韓国製と品質は同レベルながら価格競争力は50%高いと評価された。産業研究院のチョ・チョル主力産業研究室長は「主力産業のうち、5年後も中国との競争で優位を保てる品目は一部の高級製品や素材・部品しかない」と警鐘を鳴らしている。

中国は大胆な海外M&Aにより、新たな技術と市場を一気に手に入れている。米通信社ブルームバーグによると、中国の1-3月期の海外M&A金額は1130億ドル(約11兆4000億円)で、昨年通年のM&A実績に迫った。

■巨額の資本で勢力広げる中国サービス産業

莫大な資本力を武器に世界の金融市場を掌握しつつある中国の金融企業は、韓国市場にも入り込んでいる。中国保険大手の安邦保険は昨年9月に東洋生命を買収したのに続き、今年4月には独アリアンツの韓国保険事業を35億ウォン(約3億円)で買収した。

最近ではING生命の買収にも乗り出しており、買収に成功すれば安邦保険が総資産68兆ウォン(約5兆9000億円)となり韓国生命保険業界の「ビッグ4」体制を打ち崩すとの見方さえ出ている。中国のゲーム・エンターテインメント業界も韓国企業を買収したり、投資を増やしたりしている。

韓国・国民大のキム・サンウォル教授は「中国政府は国有企業に対し巨額の財政支援と構造改革を同時に行い、強い企業1社を育ててグローバル市場で競わせようとしている」と説明。

その上で「韓国政府も大企業だからと規制ばかりするのではなく、M&AやR&Dを積極的に後押しすべきだ」と指摘した。

金承範(キム・スンボム)記者

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/07/08/2016070802073.html)

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大石

以前ICは産業の米と言われてハイテクの象徴であった。今や製造装置をならべて材料を投入すれば作れるローテク製品である。日本のICメーカーはメモリ中心であり、メモリは価格変動が大きく収益性も低いので、多くの企業は自ら撤退したと記憶している。今後は中韓のローテク戦争を高見の見物といけば良い。IC製造装置は相変わらず日本の独壇場だし、ローテク戦争が激しくなればなる程日本企業が儲かる。