韓国経済、THAAD、代案を探す~韓国が周辺の強大国から退路なき選択を強要されないように

韓国経済、THAAD、代案を探す~韓国が周辺の強大国から退路なき選択を強要されないように

記事要約:相変わらず,韓国人は何もわかっていない。すでに韓国はルビコン川を渡ったのだ。それが中国の軍事パレードに朴槿恵大統領の参加だったことは言うまでもない。そうしてすでに中国側に付いたからアメリカが激怒した。そして、退路なき選択を強要されてTHAAD配備と日韓慰安婦合意となった。日本は10億円を支払う代わりに、オバマ大統領の広島訪問で手を打った。これが一連の流れだ。

だから、韓国は二度ルビコン川を渡っている。管理人もまさか往復するとは思ってなかったのだが、このままだとTHAAD配備中止で3度目のルビコン川を渡りそうだな。でも、そうやって川を渡れば渡るほど退路なき選択がどんどん強化されているんだよな。蝙蝠外交でどちらも怒らせるということはどちらにも嫌われていくわけだから。今は中国が怖いからTHAAD配備中止しよう。アメリカならわかってくれるとか本気で考えている韓国人が多くて、ああ、この民族は自分たちで滅ぶ道しか選べないと確信させられり。いい加減気づけよ。そんな代案なんてあり得ないということに。

しかし、韓国メディア見ていればよくわかる。政治をマスコミの言うとおりにしていたら,国が滅びるてことが。

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韓国経済、THAAD、代案を探す~韓国が周辺の強大国から退路なき選択を強要されないように

囲碁は手順だ。いくら良い手でも順序がひっくり返れば悪い手となる。外交も碁盤と同じだ。遠い未来にまで韓国の行く道を縛りかねないTHAAD(高高度ミサイル防衛)の配備は良い手でもない上に手順まで間違った。

米国はミサイル防衛(MD)体系を大気圏の外、大気圏進入後の高高度、低高度という3区間に分けて迎撃体系を開発している。THAADは2番目である高高 度区間を防衛するMDの核心装置だ。韓半島(朝鮮半島)の地形でTHAADの効力の有無は別にしても核とミサイルを開発する北朝鮮に対応してMD加入の欲 求を持つかもししれない。しかし敵に回してはいけない相手を敵に回してしまう重大な欠陥を持っている。

中国は1990年代末から北東アジアのMDが中国を狙ったものだとしながら韓国の加入に対して反対する意志を公式に伝えてきた。韓国の加入の大義名分を防 ぐためにも6カ国会談の進展にエネルギーを注ぐと言いながら韓国を説得しようとした。ところが中国はいまだ北朝鮮が誤った道に進むことを防げず、 THAAD配備の声は大きくなった。

その責任の所在は2番目として、中国の失敗がそのまま私たちの苦境に帰着する。THAADという盾は相手の槍の先をさらに鋭くするものであり、北東アジアの軍備競争は加速するだろう。歴史はその最初の犠牲者が韓半島だということを教えてきた。
(中略)

今、韓国は守るべき同盟と友邦にすべき隣国の間で生き残りのジレンマに置かれている。私たちはこの狭い土地のどこにTHAADを配備するかではなく、配備 の必要性そのものをなくすことに焦点を合わせなければならない。金正恩(キム・ジョンウン)政権以降、韓国は北朝鮮の核保有をあまりにも当然視している。 ところで北朝鮮に最も大きい影響力を行使できる中国を含めて誰もが北朝鮮を核保有国として受け入れず核廃棄を要求している。それで今年1月、北朝鮮の4次 核実験後に出てきた国連安保理決議2270号も北朝鮮の核の廃棄に合意した6カ国会談の2005年9・19共同声明の履行を促した。中国が最も強力に主張 したのだ。

北朝鮮の核の野望を抑制するために中国と手を握らなければならない。2月17日に中国外相は韓半島の非核化と平和体制の樹立を並行推進しようと提案した。 この法案は2005年9・19共同声明で合意したものであり、中国だけの考えではない。保守と進歩をこえたかつての韓国政府の考えであったし、米国も 2008年末に6カ国会談が座礁する前までは推進しようとしていた構想だ。

さらに遅くなる前に、非核化と平和体制をまとめて1つの列車のように線路の上にのせよう。米国と軍事的対決を望まない中国も、いつになく積極的だろう。こ うした努力にもかかわらずもし北朝鮮が核とミサイルを開発し続けるならば韓国と米国は行動半径を大きく拡大しうる。北朝鮮ミサイルから同盟国である米国の 領土を守るためにもTHAADを配備するという明らかな論理も可能だ。中国も反対しにくい名分を先に蓄積することが手順だ。

ある者はTHAAD配備を既定事実化しようとしている。2008年8月にポーランドと米国はロシアの潜在的威嚇を念頭に置いて両国外相間でMD配備協定に 正式署名した。しかしポーランド議会がロシアとの関係悪化を主な理由に批准同意を拒否する中で配備できなかった。その後2014年にロシアがクリミア半島 を併合して東欧の緊張が高まると2016年5月、初めてMD基地の建設に着手した。

THAADを実際に配備すれば核とミサイル開発のための北朝鮮の行動半径は広くなり、北朝鮮を抑制する韓国の手段は狭まる。中国がTHAADを撤収させる ために北朝鮮に圧迫を加えるという期待は現実性がない。米国が北朝鮮の核威嚇のもとでは先に協議に入ることができないということのように、中国も韓国に配 備されたTHAADの圧迫のもとで動くことはない。

THAAD配備は北東アジアの安保環境をかなり悪化させるだろう。韓半島と北東アジアの安保のために外交と軍事の適切な組み合わせが必要だ。韓国がその間 で軍事で外交を代えてしまうには状況が重症だ。周辺の強大国から退路なき選択を強要されないように韓半島情勢を管理することが韓国外交の核心だ。 THAAD配備は容易だが、危険な道に進むことだ。戻ってこられないリスクを抱えている橋から渡るのはやめよう。

宋旻淳(ソン・ミンスン)北朝鮮大学院大学総長・元外交部長官

ソース:中央日報日本語版【時論】THAAD、代案を探す=韓国

(http://japanese.joins.com/article/627/218627.html)

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