韓国経済、THAADを配備すれば、韓国の“脅威”となる行動を中国は取ることになる―中国専門家

韓国経済、THAADを配備すれば、韓国の“脅威”となる行動を中国は取ることになる―中国専門家

記事要約:韓国のTHAAD配備をやめさせようと中国の脅迫が日々エスカレートしている。でも、実際のところはまだ韓国経済のそれほど大きな影響は与えていない。商業用ビザの規制、K-POPコンサートが中止になったり、中国人の観光団体が一度に数百人ぐらいがキャンセルしたぐらいだ。管理人はまずは観光とエンタメ関係から徐々に韓国へ報復していく予定だとみているわけだが、今のところ、あくまでも中国側がいつでも変更できる種類にしか規制強化をしていない。

つまり、いきなり中韓FTAが無視されたり、中韓通貨スワップが廃止といった二国間が結んだ条約が次の日に消えるというわけではなさそうだ。南シナ海で中国は国際仲介裁判所に負けたことが韓国のTHAAD配備への経済報復にわりと影響しているようだ。これが韓国にとって良いことなのか,悪いことなのかは見方で変わってくる。少なくとも、中国は韓国をまだ自国の属国扱いに戻せると踏んでいる。

だから、決定的な経済制裁までしないという楽観論が韓国メディアにもあったが、それに近いバランスみたいものも出てきた。しかし、管理人は経済制裁だけで果たして本当に終わるのかには疑問がある。この先、韓国が軍事演習などをするときに中国が邪魔してくる可能性は十二分に考えられる。結局はTHAAD配備をさせないために揺さぶり続けるだろう。もっとも、韓国にTHAAD配備におけるレーダーの探知性能の変更とか、アメリカに要求できるものではないが。なぜなら、アメリカの狙いが中国やロシアの牽制であるのは言うまでもないからだ。

>中国側のTHAADの対応策として考えられるのは、ミサイル発射実験の方角を調整することだ。THAADに捉えられずミサイルを発射するには、これまで韓国に配慮し避けてきた東シナ海を着弾点にする可能性が高い。実際に中国のミサイルが東シナ海に着弾するようなら、韓国は脅威を抱くだろう。

ええ?これが脅威?管理人はよくわからないがミサイル発射実験の方角を調整して東シナ海に落とそうが、落としまいがミサイル実験であることに変わりない。どの方角でやって落とす場所が違うだけで脅威になるのか?そもそも、中国がそれを行って韓国の領海内にミサイルを落とそうとするとでも?さすがにそれは在韓米軍から反撃されるレベルなので今の中国だと出来ないだろうな。むしろ、THAAD以外にもミサイル防衛が強化されるおそれがある。

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韓国経済、THAADを配備すれば、韓国の“脅威”となる行動を中国は取ることになる―中国専門家

2016年8月6日、韓国が高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備を決定したことに中国は強く反発しており、清華大学教授でカーネギー国際平和財団の研究員を務める李彬(リー・ビン)氏は、「有効的な解決案が見つからなければ、中韓関係に悪影響となる」と指摘している。環球時報が伝えた。

THAAD配備決定以前、韓国は中国の反発を懸念しTHAADの配備に消極的で、中国もミサイル発射実験の際には韓国が脅威を感じないように着弾の方角に細心の注意を払っていた。こうした両国の態度が中韓関係の急速な発展を可能としたが、THAADの配備決定で中韓の安定的な関係は崩れた。

THAADの配備に関して米韓政府は中国を対象としていないと表明しているが、THAADの「TPY?2 」レーダーは強力なため、中国の核弾頭の重要なデータが収集されると中国は懸念している。
仮にTHAADのレーダーが北朝鮮から発射されたミサイルを捉えることができるなら、中国東北部から発射されたミサイルを観察することも可能なのだ。

中国側のTHAADの対応策として考えられるのは、ミサイル発射実験の方角を調整することだ。THAADに捉えられずミサイルを発射するには、これまで韓国に配慮し避けてきた東シナ海を着弾点にする可能性が高い。
実際に中国のミサイルが東シナ海に着弾するようなら、韓国は脅威を抱くだろう。

韓国はTHAADの配備は朝鮮半島の有事に備えたものとしているが、北朝鮮を対象としているなら、北朝鮮を超える広範囲を探知できる「TPY?2 」ではなく「TPY?2 」より性能が低いものに差し替えるのも一つの手段だ。
中国はTHAADの強力なレーダーを最も懸念しており、レーダーの差し替えを含め中韓は話し合うべきだ。(翻訳・編集/内山)

(http://www.recordchina.co.jp/a132563.html)

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