韓国経済、【韓国造船危機】韓国造船3社の受注が過去最悪、年間目標の10.6% 今年まだ32億ドル

韓国経済、【韓国造船危機】韓国造船3社の受注が過去最悪、年間目標の10.6% 今年まだ32億ドル

記事要約:韓国造船3社、いわゆるビッグ3といわれる現代重工業、サムスン重工業、大宇造船海洋の3社だが、その最新の受注状況が入ってきた。何と32億ドルらしい。今年ってもう9月なので後、3ヶ月しかないんだよな。年間目標の10.6%とかあるが、どう見ても絶望的なんだよな。

3社合わせて年間目標の10%だから、このまま行けば2割にも満たないわけだ。もはや、世界経済が不況とかの話じゃないだろうに。韓国企業が完全に避けられているんだよな。とりあえず、個別に見ていこうか。

まず、現代重工業は187億ドルが目標で22億ドル。大宇造船海洋は目標達成率が16%で10億ドル。これは62億ドルぐらいが目標なんだろうか。構造調整中とはいえ低い目標だが、それすら達成できないと、最後にサムスン重工業だが、目標は53億ドルだが、今になっても受注ゼロという。なるほど確かに合計すれば32億ドルだな。

>造船大手3社の受注実績が低調なのは、海洋プラントの発注が急に途絶えたからだ。海底油田の石油掘削・生産に必要な海洋プラントは通常、受注金額が1プラント当たり5億ドル(約511億円)以上になるが、今年に入り大手3社が受注した海洋プラントはゼロだ。

何故、急に途絶えたなのか。原油価格下落という事態は確かにあるが、それだけでは説明付かないよな。もっとも原油が余ってるなら海底油田を掘る必要さえないか。海底の油田が余るぐらい原油供給量が続くならこの先も絶望的というわけか。まあ、原油が急に必要になれば海洋プラント受注も増えるだろう。その時が来るかは微妙だがな。米国のシェーンオイル開発もあるしな。最新の原油価格を見ておくか。

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これだもんな。2014年と2016年では全然価格が違う。辛うじてそこの30ドルは維持したがそれで上がって43ドルだからな。海洋プラント受注なんてまずないんじゃないか?掘ってもまず利益でないだろう。これじゃあ。

なんだろうな。これも韓国政府の支援によるダンピングによるシェア獲得。いわゆる焼き畑商法の終焉というところか。この焼き畑商法が使えるのはあくまでも景気が良いときだけだしな。受注がないからと赤字受注で引き受けた結果がこの造船3社のご覧の有様だからな。どれだけ安くで引き受けようが受注がないならどうしようもない。

また、中東に依存していたことが逆に躓く理由にもなったか。2014年辺りは海洋プラントで世界覇権を目指すとか韓国メディアがいっていたわけだが、今となっては哀れとしかいいようがないな。何景気なんて波なのだからそのうち回復する。最も回復したときに造船3社が存在するかは知らないが。

しかし、造船3社がこれ。海運は韓国最大手の韓進海運が破綻。どう見ても韓国の海関連は全て絶望的だろう。もう、これは韓国企業は海に関わるな宣言されているようなものだ。

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韓国経済、【韓国造船危機】韓国造船3社の受注が過去最悪、年間目標の10.6% 今年まだ32億ドル

韓国の造船大手3社の受注が過去最悪レベルで低迷し、今年の受注目標の達成が事実上不可能になった。年末まであと3か月余りの段階で、3社の受注実績は年間目標の10%程度にとどまっている。

韓国の造船大手3社、現代重工業・大宇造船海洋・サムスン重工業は年初から8月までの受注実績が合計32億ドル(約3800億円)にとどまった。3社の年間受注目標は302億ドル(約3兆1000億円)だが、今月に入っても目立った受注がなく、目標達成率はわずか10.6%という状況だ。

造船大手3社の受注実績が低調なのは、海洋プラントの発注が急に途絶えたからだ。海底油田の石油掘削・生産に必要な海洋プラントは通常、受注金額が1プラント当たり5億ドル(約511億円)以上になるが、今年に入り大手3社が受注した海洋プラントはゼロだ。

現代重工業(現代三湖重工業・現代尾浦造船を含む)は今年、造船・海洋部門の受注目標を187億ドル(1兆9100億円)と定めたが、受注実績は商船18隻、金額ベースでは22億ドル(約2250億円)にとどまっている。

大宇造船海洋は目標達成率が16%で大手3社の中では最も高いが、受注金額は10億ドル(約1020億円)にすぎない。

大宇造船海洋の関係者は「年間受注額が35億ドル(約3600億円)を下回れば、さらなる人員削減など緊急の対策を講じなければならない」として「緊急対策の発動だけは避けたいため、ぎりぎりまで受注に総力を挙げる方針」と話した。

サムスン重工業は今年の受注目標が53億ドル(約5400億円)だが、現在までの受注実績はゼロだ。昨年10月末にタンカー2隻を受注して以降、11月近くも全く受注がない状態だ。

同社のパク・テヨン社長は先月、有償増資のための臨時株主総会で「発注元と単独で交渉しているプロジェクトがあるため、受注目標の達成は十分に可能」と公言していたが、
造船業界では「海洋プラントの一部を受注したとしても目標達成は不可能だろう」との見方が支配的だ。

金起弘(キム・ギホン)記者

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/19/2016091900826.html)

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