祝!ノーベル医学・生理学賞 東工大 大隅良典栄誉教授

祝!ノーベル医学・生理学賞 東工大 大隅良典栄誉教授

記事要約:今週から2016年のノーベル賞受賞者の発表が予定されていたわけだが、まさか、いきなり日本人がノーベル医学・生理学賞に選ばれるとは夢にも思ってなかった。東工大の大隅良典栄誉教授が受賞とのこと。おめでとうございます。

管理人は医学のほうはさっぱりなので初めて聞く名前なのだが、記事によると細胞が不要になったたんぱく質などを分解する、「オートファジー」と呼ばれる仕組みを解明した研究が受賞理由となったようだ。

>この仕組みは、細胞に核のあるすべての生物が持つもので、細胞の中で正しく機能しなくなったたんぱく質などを、異常を起こす前に取り除く役割や、栄養が足りないときにたんぱく質を分解して新しいたんぱく質やエネルギーを作り出す役割を果たしています。

>パーキンソン病などの神経の病気の一部ではオートファジーの遺伝子が、正常に機能していないことが分かっていて、予防法や治療法の開発につながるのではないかと期待されています。

パーキンソン病の予防法や治療法の開発に期待されていると。いきなり出だしが日本人とは凄い。これは今年はまだまだノーベル賞あるんじゃないか。期待してしまう。

韓国経済危機の軌跡(過去のメルマガ無料公開(1回~178回)

人気ブログランキング の応援(1日1回クリック)をお願いする

祝!ノーベル医学・生理学賞 東工大 大隅良典栄誉教授

ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞者に、細胞が不要になったたんぱく質などを分解する、「オートファジー」と呼ばれる仕組みを解明した東京工業大学栄誉教授の大隅良典さん(71歳)が選ばれました。日本人のノーベル賞受賞は3年連続、アメリカ国籍を取得した人を含めて25人目で、医学・生理学賞の受賞は去年の大村智さんに続き4人目です。

大隅さんは、福岡市の出身で71歳。昭和42年に東京大学教養学部を卒業したあとアメリカのロックフェラー大学に留学し、愛知県岡崎市にある基礎生物学研究所の教授などを経て、現在は、東京工業大学の栄誉教授を務めています。大隅さんが取り組んだ研究は、細胞が不要なたんぱく質などを分解する「オートファジー」と呼ばれる仕組みの解明です。

この仕組みは、細胞に核のあるすべての生物が持つもので、細胞の中で正しく機能しなくなったたんぱく質などを、異常を起こす前に取り除く役割や、栄養が足りないときにたんぱく質を分解して新しいたんぱく質やエネルギーを作り出す役割を果たしています。

大隅さんは、酵母の細胞を使って、「オートファジー」の仕組みの解明に取り組み、平成5年にこの仕組みを制御している遺伝子を世界で初めて発見しました。

その後も同様の遺伝子を次々と発見してそれぞれが果たしている機能を分析するなど、「オートファジー」の仕組みの全体像を解き明かしてきました。

パーキンソン病などの神経の病気の一部ではオートファジーの遺伝子が、正常に機能していないことが分かっていて、予防法や治療法の開発につながるのではないかと期待されています。

大隅さんは、こうした業績が認められて平成18年には日本学士院賞をまた平成24年には京都賞を受賞したほか去年、カナダの世界的な医学賞、「ガードナー国際賞」を受賞しました。

日本人のノーベル賞受賞は3年連続、アメリカ国籍を取得した人を含めて25人目で、医学・生理学賞の受賞は去年の大村智さんに続き4人目です。

NHK 10月3日 18時35分

(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161003/k10010716211000.html)

祝!ノーベル医学・生理学賞 東工大 大隅良典栄誉教授」への1件のフィードバック

  1. 大隅博士のノーベル賞受賞を祝します。長年の研究が実を結び成果となったことは悦ばしい限りです。しかし、多くの研究者は研究途上で失敗と理論上の隘路等に落ちて、苦難に遭遇します。日本は、このような苦難もある意味評価し、記録し、整理しています。すばらしいのは実はそっちのほうではないのでしょうか?成功の陰にはその何百倍の失敗など肥しがあると思われます。失敗は成功の母です。このことを理解できない国や人々にはなかなか栄誉がめぐっては来ないのでしょうね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です