韓国経済、1月9日の韓国市場は1202と前日より12ウォン下げてスタート。サムスン電子は185万9千ウォンと最高値を更新中

今日は2017年1月9日。日本は祝日で成人の日。なので日本市場はお休みである。さて、日韓慰安婦合意が破られたことでの対抗措置がこの数日、日本人を震撼させているわけだが、韓国市場の影響はどうなのか。

実際、そのニュースに埋もれてしまい、サムスン電子の株価がさらに最高値を更新しているのを経済サイトとしては取り上げないといけない。では、見ていこう。

■サムスン電子

サムスン電子の株価は185万4千ウォンと最高値を更新中。こりゃ、今年、200万ウォンも行くんじゃないかと思える勢いだ。さて、サムスン電子が好調についての記事が二つある。一つはサムスン電子の営業利益が9兆2000億ウォンとなったニュース。これは日本の対抗措置ニュースの間に挟んでおいた。

もう一つはサムスン電子は有機ＥＬより高画質な量子ドット方式の液晶テレビ「Q9」を発表したこと。これは後で見ていく。管理人は今年、有機ＥＬとＶＲ、ＡＲに注目しているわけだが、有機ＥＬよりも高画質な液晶テレビとは何か。

■ウォン

ウォンのほうは昨日から12ウォンほど下げている。1202ウォンというのは先週も到達していたのが先週の金曜日に急上昇していた。それが元通りになったことでこれが対抗措置の影響かは判断つかない。まあ、でも管理人が予想したとおり、暴落はしていない。

■ＫＯＳＰＩ

ＫＯＳＰＩについては実質、減少である。サムスン電子が＋4％もあげているのに－になるなんて普通におかしい。つまり、サムスン電子の4％でも支えきれないほどの暴落である。

サムスン電子の株価は昨年、51％ほど急上昇し、ＫＯＳＰＩの時価総額で20％を超えた。つまり、サムスン電子が4％も上昇すればＫＯＳＰＩは上がるはずなのだ。それを下げているということは他の企業株かはかなりの水準で投げ売りされていることになる。でも、サムスン電子が好調なら隠れてしまうという。

日本の底力！