韓国経済、 「中国は韓国がTHAAD設置を撤回すると確信している」~報復する中国の5つの本心

韓国経済、 「中国は韓国がTHAAD設置を撤回すると確信している」~報復する中国の5つの本心

記事要約:中国は韓国がTHAAD配備を中止にすると確信しているという記事。しかも、経済報復する中国には5つの理由があるらしい。では、整理しておくか。

■報復する中国の5つの本心

1.中国は米国を恐れ日本も殴り倒すにはとても強い奴だ。反面、韓国はいくら殴っても反撃する武器がない。韓国だけ殴り倒して東南アジアをはじめ、全世界のどんな国家も中国に生半可に飛びかかったらひどい目にあうというモデルケースにしようとする。←ただの躾

2.韓国の大統領選挙局面ではひとまずトーンダウンすることにした。大統領選挙期間に強く押せば、韓国政治に影響し、場合によってはTHAAD撤回に友好的な政権ができるのを邪魔するかもしれないからだ。党公式メディアの人民日報・環球時報、他は韓国の大統領選挙、ロッテ、パク・クネ問題などについて当分、口を閉じろとの指示がおりた。  ←すでにムン・ジェイン氏がTHAAD配備の中止を宣言している。

3.ムン・ジェインが執権した場合、THAAD撤回が既定事実と信じている。中国エリートらはその確率を90%以上と見ており、政権交替時、どうなってもTHAAD撤回確率が50%をはるかに越えると楽観している事実に韓国学者らは驚いた。←管理人もそう思う。

4.重要なのはTHAAD報復は短期に終わることなく1年以上続くという立場の確認だ。必ず終わらせようという心づもりだ。←いいや、撤回しない限りは生涯続くだろう。準断交という言葉が出た以上はむしろ、1年以上なんて生ぬるい。

5.米国に対する不信だ。中国はTHAADは結局、北朝鮮の核から始まったので米国・北朝鮮の対話で解かなければならないと主張する。ところが米国の立場では北核阻止に反対する利益を与えることがない。これが結局、米中間のTHAAD妥協を難しくさせる要因だ。 ←??意味がわからない。

レックス・ティラーソン国務長官の中国訪問が何かの希望の妥協点を見つけるかも知れない。北朝鮮の核を防御する手段にすぎず、中国になんら攻撃能力を持つわけではなく、射程距離も500キロにしかならないのに中国が頑として反対し、韓国や米国の説明さえ拒否するのにはなんらかの内部事情があるのだろうか?

いや、中国が嫌なのはTHAAD配備で設置されるXバンドレーダーだろう。自分たちの空の動きが監視されたらミサイルを発射しにくいからな。だから、ロシアだって反対しているだろうに。しかし、ムン・ジェイン氏が次の大統領になればTHAAD配備は撤回される可能性が高いのは正解だと思う。

もっとも、米国はそれをさせないように今のうちに韓国を躾けるようだが。ティラーソン米国務長官の韓国政府への晩餐会出席要請を拒絶とかわかりやすいよな。もし、THAAD配備を撤回したらどうなるか。例え米韓同盟が失われようが、韓国がこの先、生き残るためには中国の犬になるしかないんだよな。むしろ、オバマ前政権が甘やかしすぎて韓国を図に乗らせた責任を米国は取るべきだな。

後、日本が中国のレアアース輸入禁止などに対抗できたのは日本の技術力のおかげであるが、それよりも、日本は輸出だけで食べている国ではない。中国からの貿易が丸々なくなったとしてもそれを別のところに変える道はいくらでもあった。しかも、今は中国から撤退を始めているわけだ。でも、韓国、自国の安全保障のことを他国に依存しすぎではないのか。何でもかんでも誰かを当てにしていたらそのうち痛いしっぺ返しを食らうことに・・・もう、なっているか。

中国と米国がどのような話し合いをするかは知らないが、そこに韓国が参加していない時点で韓国の意志とは関係なく、THAAD配備に対して意見交換が行われているということだ。それを米国がなんとかしてくれるとか、淡い期待を抱くとか・・・いや、当事者だろうに。大国と蝙蝠外交をして勝手に四面楚歌しているような国と誰がまともに交渉するのか。するわけないだろうに。

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韓国経済、 「中国は韓国がTHAAD設置を撤回すると確信している」~報復する中国の5つの本心

[キム・セヒョンコラム]中国当局は政府がTHAAD報復したことはないという。そう言いながら韓国行き団体観光を急に切ったのが3月15日だ。韓中政府間は絶壁だが数十年間交流してきた研究所の博士たちは水面下で対話する。ソン・ヨンギルなど共に民主党議員は手ぶらで帰ったが、一部の研究所の学者たちは中国の下心を探って帰ってきた。

北京に飛んで社会科学院、外交学院、国際友好連絡会、国際関係研究員などを訪問した。韓国とすれば国家情報院、外交部、国防部などの傘下機関や中国政府の核心ブレーンだ。彼らと心の中の話を交わし、中国の韓国に対するTHAAD報復の正体を計ることができた。その正体は4種類の論理だった。

第一に、中国は米国を恐れ日本も殴り倒すにはとても強い奴だ。反面、韓国はいくら殴っても反撃する武器がない。韓国だけ殴り倒して東南アジアをはじめ、全世界のどんな国家も中国に生半可に飛びかかったらひどい目にあうというモデルケースにしようとする。従ってTHAAD報復は絶対、途中で止めない。

日本の場合、稀土類輸出禁止を3カ月間やって中国は損害を受けたという結論を得た。日本は政治、経済、外交力が強大で誤った扱いをしたらひどい目にあうということだ。(日本の中国との交易比は20%だったが1カ月に1%ずつ低下し、17%まで落ちるのを見て中国が降参したという解釈もある。韓国は中国+香港に対する交易依存度が25+6=31%だ)

第二に、韓国の大統領選挙局面ではひとまずトーンダウンすることにした。大統領選挙期間に強く押せば、韓国政治に影響し、場合によってはTHAAD撤回に友好的な政権ができるのを邪魔するかもしれないからだ。党公式メディアの人民日報・環球時報、他は韓国の大統領選挙、ロッテ、パク・クネ問題などについて当分、口を閉じろとの指示がおりた。

第三に、ムン・ジェインが執権した場合、THAAD撤回が既定事実と信じている。中国エリートらはその確率を90%以上と見ており、政権交替時、どうなってもTHAAD撤回確率が50%をはるかに越えると楽観している事実に韓国学者らは驚いた。この様な信頼にはムン・ジェインの発言やソン・ヨンギルなど民主党議員らの訪中外交が植え付けた誤った認識が位置する、ということだ。

第四に、重要なのはTHAAD報復は短期に終わることなく1年以上続くという立場の確認だ。必ず終わらせようという心づもりだ。

第五に、米国に対する不信だ。中国はTHAADは結局、北朝鮮の核から始まったので米国・北朝鮮の対話で解かなければならないと主張する。ところが米国の立場では北核阻止に反対する利益を与えることがない。これが結局、米中間のTHAAD妥協を難しくさせる要因だ。

レックス・ティラーソン国務長官の中国訪問が何かの希望の妥協点を見つけるかも知れない。北朝鮮の核を防御する手段にすぎず、中国になんら攻撃能力を持つわけではなく、射程距離も500キロにしかならないのに中国が頑として反対し、韓国や米国の説明さえ拒否するのにはなんらかの内部事情があるのだろうか?何かあると思うが中国側は説明してくれない。
(後略)

[キム・セヒョン顧問]

ソースは韓国語なので2chより記事掲載

(http://premium.mk.co.kr/)現在のリンクは切れてる。

韓国経済、 「中国は韓国がTHAAD設置を撤回すると確信している」~報復する中国の5つの本心」への5件のフィードバック

  1. 米軍との同盟も、中国との交易による利益も失いたくない、という韓国人の本心が透けて見える記事ですね。
    THAAD問題で米中が妥協するには、米国財政が破綻して世界中の米軍が撤退を始めるか、中国経済が破綻して、中共が米国や日本の支援を必要とする状況にならなければ、無理だと思います。
    韓国はもう、安保を選んで経済破滅を受け入れるか、経済を選んで米韓同盟を捨てるか、2択でしょう。だらだらと時間稼ぎをして、どちらも失う可能性もあるかもしれません。
    管理人さんの仰るとおり、韓国は、中国を選んだ方が、中韓同盟で安保が得られる可能性がある分、マシだと思います。

  2. 私の周りでは、韓国に全く興味のない人ばかりで、むしろ、韓国人に本当に友好的で親近感にあふれた人達ばかりです。日本人ってなんてお目出たいんだろうと思ってしまいます。韓国が日本に何をしてるか、全く知らないようです。管理人さんが言うように、それほど、知っている日本人っていないんじゃないかと思っています

    1. デイビット 教えてくれ! 何をそんなに怒っているんだ!?

      ウリにもちゃんと教えてくれ。

  3. 次期政権がTHAAD設置を撤回すれば、中国は一時的には経済制裁を緩和してくれるかも知れない。しかし中国も以前からは経済が下降しており、最終的には自国優先となるだろう。産業界も韓国への技術依存度は相当減少している。反面、アメリカがどう出るか、候補者の配慮が全く見えない。トランプ大統領が米国軍人の安全確保のため在韓米軍を撤収させる可能性は大きい。そうなれば、韓国は自前で北からの脅威と戦わなければならない。まさか中国が守ってくれると思っているのだろうか?いやいや中国軍が守るのは韓国領海で密漁する中国漁船だろう。太陽政策で軍事力防衛の縮小が補えると本気で考えているのだろうか?それこそ北の思うツボである。38度線が南下しても、あなた方が排除するアメリカも日本ももういない。

  4.  アメリカ側について経済的に干されるか、中国側について安保も経済も支配されて属国となるか、いまこそ最悪のタイミングで~(以下略)。
    管理人さんの言うように、もし米韓同盟を破棄し中国の犬となった場合、さすがにいきなり国家解体はせずに、韓国という国の形は残すでしょうが、将来的には南北そろって中華人民共和国・朝鮮自治区にされて、李氏朝鮮時代に逆戻りになるのではないかと思われ。
    中国様に尻尾を振って生きる事こそが、朝鮮人にとって本来あるべき姿だというなら、日本人があれこれ口出しすべき事じゃないかもしれないけれど、経済的に困窮しても国家の独立を維持した方が民族としてのプライドは保たれるのでは?
    韓国は国家主権を失うかもしれない可能性を許容するのでしょうか?
    かつての白人至上主義の植民地支配が横行していた世界で、アジアやアフリカの国々が独立を勝ち取るのにどれだけの犠牲を払ったか理解しているのでしょうか?
    というか、そこまで考えている韓国人がどれだけいるのか甚だ疑問です。
    そりゃ福沢諭吉先生も匙を投げて脱亜論唱えたくもなりますわ。

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