韓国経済、〔朝鮮半島有事〕北朝鮮非難声明、ロシアが阻止＝中国は同意
記事要約：最近、朝鮮半島有事を眺めてわかってきたことは、米国が北朝鮮との対話に無駄に過ごした２０年というのが実は終わってもいなかった「冷戦」だったということ。冷戦の終結とか歴史で勉強したわけだが、実際、そんなものは言葉だけに過ぎないのが朝鮮半島の２０年間だった。そして、いつの時代もアメリカの敵はロシアであること。
最近、そこに中国が追加されようとしたが、それをトランプ大統領は米中首脳会談中に習近平国家主席にシリア空爆という力を見せつけることで未然に防いだ。つまり、朝鮮半島有事を理解するには米国、中国、北朝鮮、韓国に加えてロシアの動きも追加しないとダメという。日本では北方領土問題や原油危機で韓国にＧＤＰを抜かされたぐらいしか認識はないと思うのだが、ロシアの現代史についても管理人は少しずつ勉強しないといけないだろうな。
テロ国家である北朝鮮の非難声明をロシアが阻止したということは、ロシアは民主主義の敵ということになる。実際､ロシアが裏でシリア政府を支援していたり､北朝鮮に核兵器開発技術を提供したりしていたわけだ。ロシアと中国がいてこそ、北朝鮮は核やミサイル、生物兵器を量産して他のテロ国家やテロ組織に売りさばくという。
２０年、アメリカが無駄にしてきた時間は冷戦において何ら成果も得られなかった。つまり、ロシアが外交や裏工作で一枚上手だったということに他ならない。これを見て管理人はいかに平和なんてものが「幻想」だということを再認識させられた。この世は弱肉強食の世界である。それは自然界の掟ではない。人間社会でもそうなのだ。
日本はアメリカに牙を抜かれた動物みたいになっているが、そろそろ、我々も爪を研いで有事に備える時代がやってきているということ。平和であり続けたいなら、維持する力が絶対に必要だ。北朝鮮ミサイルや５度の核実験はそれを日本人に理解させるには十分な効果があったと思いたい。
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韓国経済、〔朝鮮半島有事〕北朝鮮非難声明、ロシアが阻止＝中国は同意
【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会は１９日、北朝鮮による１６日（現地時間）の弾道ミサイル発射を強く非難し、 さらなる核実験を実施しないよう求める報道機関向け声明を調整したが、ロシアが阻止した。
安保理外交筋が明らかにした。
報道機関向け声明の発表には理事国全１５カ国の同意が必要で、今回、北朝鮮の最大の後ろ盾である中国は内容を容認した。ＡＦＰ通信によると、ロシアは対話による解決の必要性を盛り込むことを求めていた。
配信 （2017/04/20-06:40）
時事ドットコム ニュースサイトを読む
（http://www.jiji.com/jc/article?k=2017042000176&g=prk）
管理人さんは「左翼の洗脳教育を受けてきた」ことを自認しながら「いつの時代もアメリカの敵はロシアである」とか述べておられるのが不思議です。おそらく、マスメディアによる偏向報道や世論操作も承知の上で「東西冷戦」を疑うこともしない。北朝鮮について知っていることも疑わないのかな。すごく不思議です。
歴史教育の難しさは、学問であるはずの歴史を既定のものとして子供に教えてしまうことにあるのでしょうね。日本は、批判能力のない子供（１８歳未満）には学問を授けない建前をとっているのに歴史学だけはいかんともし難いということなのか。
老婆心ながら、「Googleで学習」は悪癖ですよ。
コメントありがとうございます。
言いたいことはわかるんですけど、何か調べていくとだいたい裏にロシアの暗躍が当たるんですよね。それはプロパガンダなのか、情報の欺しなのかは難しいところなのですが、実際、ロシアが北朝鮮有事において民主主義の敵になってしまったのは見ての通りです。今、北朝鮮に対話とか述べたって時間を費やして核弾頭を量産されるだけですからね。東西冷戦を疑うもなにも、冷戦があって朝鮮半島やドイツが２つに分裂したのは事実ですからね。
北朝鮮について知っていることを疑う。確かにそれはありかもしれないですが、北朝鮮の機関誌が毎週、述べていることは本当ですよね？それが嘘かどうかは我々では調べることはできませんし､少なくとも脅迫されている。そういう国を野放しにするのは危険だという認識は間違いないと思いますよ。特に非核化は絶対ですよ。