韓国経済、〔朝鮮半島有事〕在韓米軍へのＴＨＡＡＤ配備先送り示唆＝反対の中国に配慮か－米当局者

記事要約：米中首脳会談でトランプ大統領と習近平国家主席はどんな密約をしたのか。為替操作国としての認定を外して､今度は在韓米軍へのＴＨＡＡＤ配備への先送り示唆か。確かに中国は北朝鮮への制裁を強めるようになってきたり、シリアへ非難決議の国連安保理を棄権するといった動きが見られるが、どうやら相当､アメリカが譲歩するような密約があるようだ。

おそらく北朝鮮有事で中国を味方にしようということだと思うが、アメリカは中国を取り込み、ロシアだけを敵に回すという方向転換してきたのか。習近平国家主席が米中首脳会談中でびびったことが原因だろうが、まだ中国はアメリカの脅威ではないという認識か。

実際､中国を取り込んで北朝鮮を抑えることができれば、ＴＨＡＡＤ配備にこだわる理由はないものな。中国が敵側に回る可能性を考慮してのＴＨＡＡＤ配備なのだから、仮に北朝鮮の脅威が取りのぞくことができれば後は中国に任せれば良いと。だとすれば、中国とロシアを離間させる工作を優先しているてことになる。

後は、次期大統領選有力候補の文在寅氏とかの踏み絵もあるかもしれないな。どっちの味方に付くのかを確かめるためにわざと遅らせる。まさに踏み絵じゃないか。

管理人、何か忘れてませんか？なんか取っても大事なことを何も語ってないんじゃないか。うん。言いたいことや突っ込みたいことはわかる。実際､韓国は朝鮮半島有事では当事国であるはずだが、何ら権限はない。何でも米中で決まっている。でも、それがリアルなんだ。

おそらく、トランプ大統領と習近平国家主席は北朝鮮をどうにかするという項目でＴＨＡＡＤ配備の先送り、為替操作国しての認定を取り消すなどといった密約をしたと思われる。まあ、中国が北朝鮮を抑えられるならわざわざ核戦争になるような危険を冒す必要はないからな。後は中国のお手並み拝見といったところか。

管理人だってどんな方法であれ、北朝鮮の脅威さえなくなれば良いと思っている。別に戦争が見たいわけじゃない。誰も死なないで脅威がなくなるなら本望だ。でも、それが難しいことも承知している。ただ、ＴＨＡＡＤ配備が先送りされたといっても、韓国への経済報復は解除されるんだろうか。おそらくされないだろうな。

韓国経済危機の軌跡（過去のメルマガ無料公開（1回～216回）

〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、〔朝鮮半島有事〕在韓米軍へのＴＨＡＡＤ配備先送り示唆＝反対の中国に配慮か－米当局者

【ソウル時事】米ホワイトハウス当局者は１６日、ペンス副大統領の同行記者団に対し、在韓米軍への最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル（ＴＨＡＡＤ）」配備について、「（韓国が）５月初めに大統領を選ぶまで流動的だ。次期大統領が判断すべきだ」と述べ、配備完了の先送りを示唆した。

ただ、副大統領報道官はその後、米当局者の話と関連し、「これまでＴＨＡＡＤ配備における政策変更はない」と説明した。

米軍は３月、ＴＨＡＡＤの一部装備を韓国内に運び入れ、配備を開始。韓国メディアは、早ければ４月中にも運用が開始されると報じていた。しかしＴＨＡＡＤには中国が強く反発。トランプ政権が北朝鮮による挑発抑止に向けて中国の役割に期待する中、ＴＨＡＡＤ配備に関して中国側に配慮した可能性もある。

ホワイトハウス当局者は、ＴＨＡＡＤ配備完了や運用時期に関する質問に対し、解決すべきことがいくつか残っていると指摘。「（配備完了は）数週間、数カ月間ずれるかもしれない」とも語った。

（http://www.jiji.com/jc/article?k=2017041600475&g=use）