韓国経済、成長率は主要国トップ 前年比15%増=1~3月

韓国経済、成長率は主要国トップ 前年比15%増=1~3月

記事要約:世界経済が回復してきたのなら輸出依存、ウォン安を為替操作で維持する韓国にとっては追い風。前年比の1~3月より、15%も輸出が増加したそうだ。といっても、輸出が昨年までずっと減少していたので増えるのはそれほど珍しいことではない。

今年は貿易総額1兆ドルを超えるかが1つの焦点となる。2012年辺りは超えていたので景気が回復したというならこの大台に乗るはずなのだ。短いスパンで景気の悪い昨年と比べてどうとかでは実際、どれだけ回復してきたかの判断は難しい。

仮に輸出が回復してきたのなら、今度は雇用と実質賃金の増加が重要となる。今の韓国の雇用は過去最悪な状態。賃金も物価変動を加味すればほとんど上がっていない。最低賃金でビックマックセットが購入できるぐらいだ。特に若者の失業率が高いので、文在寅大統領が輸出回復を上手く使って雇用を促進させようなことをすればいいのだが、財閥解体しようするなら逆にだめだという。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、成長率は主要国トップ 前年比15%増=1~3月

ほとんどの国で輸出が好調だったが、特に韓国の増加率は10大輸出国・地域の中で最も高い14.9%を記録した。

韓国の1~3月期の輸出額は1323億ドル。輸出額の順位も昨年末の8位から6位に上昇した。1位は中国の4827億ドルで、前年同期比8.2%増加した。

2位は米国(3729億ドル)で7.3%増。日本は10.2%増の1674億ドルで4位だった。

10大輸出国以外ではオーストラリアやロシアなどの資源国が30%台の成長を記録したほか、アジアの新興国の伸びも目立った。

韓国は好調な輸出に後押しされ、1~3月期の実質国内総生産(GDP、速報値)の成長率が前期比で0.9%増と、前期の増加率(0.5%)を0.4ポイント上回った。

(http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2017/05/21/0500000000AJP20170521000300882.HTML)

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