韓国経済、〔米韓ＦＴＡ〕韓国にＦＴＡ見直しを正式要求
記事要約：トランプ大統領と文在寅大統領の米韓首脳会談で米韓ＦＴＡの見直しを正式に要求して合意したと米国側が発表したわけだが、それについては韓国側は否定していた。どう見ても韓国側が嘘を付いているような国内向けの報道だったと思われるが、さらにその外堀を埋めるように、7月12日、米通商代表部（ＵＳＴＲ）は米韓自由貿易協定（ＦＴＡ）の再交渉を韓国に対して正式に要求したと発表した。
韓国は米韓ＦＴＡの見直しは来年とか、再来年とか考えていたようだが､アメリカはもう年内に着手しようと動いている。近くワシントンで両政府の代表による合同委員会の特別会合を開くよう提案しているようだ。
＞ＵＳＴＲのライトハイザー代表は声明で、「米韓ＦＴＡ発効後、モノの取引による対韓貿易赤字は２倍になった」とし、米韓ＦＴＡが当初の狙い通りの効果を生んでいないことを強調。再交渉では韓国内の貿易障壁を取り除くための修正を目指すとしている。
ＴＨＡＡＤ配備を確約させられて、米韓ＦＴＡの再交渉もアメリカ側はもう再交渉に向けて動き出した。どう見てもトランプ大統領の言いなりになっているわけだが、韓国人はこれでも文在寅大統領を信頼しているわけだ。
ただ、トランプ大統領はパリへと向かっている最中なのだが、例のロシアゲート事件でトランプ大統領の息子、ＣＮＮではトランプジュニアと呼ばれているが、それがロシアの弁護士と大統領選挙期間中に接触していたことが明らかとなった。さらにトランプ大統領の娘婿のクシュナー氏がロシア関係者に会っているという報道もあり、非常に追い詰められている。
トランプ大統領は知らなかったかもしれないが、ロシアとの共謀が疑われているので、トランプ大統領の進退に影響する可能性がある。でも、いくらヒラリー氏のスキャンダルを握っているといわれても外国人勢力だとわかっていて接触するのはダメだろう。ジュニアはこれらのメールを公開して、重要な情報を得たわけではないようだが、ロシアゲート事件はますますトランプ大統領に不利に働いている。トランプ政権の今後の行方はどうなるのか。
でも、トランプ大統領が失脚しても、米韓ＦＴＡの再交渉や韓国のＴＨＡＡＤ配備は多分出てくると思う。アメリカは大統領が代わっても､アメリカファーストであることは間違いないからな。
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韓国経済、〔米韓ＦＴＡ〕韓国にＦＴＡ見直しを正式要求
【ワシントン＝小雲規生】米通商代表部（ＵＳＴＲ）は１２日、２０１２年に発効した米韓自由貿易協定（ＦＴＡ）の再交渉を韓国に対して正式に要求したと発表した。米国の対韓貿易赤字の削減が狙いで、近くワシントンで両政府の代表による合同委員会の特別会合を開くよう提案している。
ＵＳＴＲのライトハイザー代表は声明で、「米韓ＦＴＡ発効後、モノの取引による対韓貿易赤字は２倍になった」とし、米韓ＦＴＡが当初の狙い通りの効果を生んでいないことを強調。再交渉では韓国内の貿易障壁を取り除くための修正を目指すとしている。
トランプ大統領は６月末の米韓首脳会談後の共同記者発表で、米韓ＦＴＡの再交渉に入ったと表明。一方、韓国側は「韓米双方が再交渉で合意したことはない」としていた。
トランプ政権は８月中旬にはメキシコ、カナダと結ぶ北米自由貿易協定（ＮＡＦＴＡ）の再交渉にも着手する見通し。韓国にもＦＴＡ見直しを正式に求めたことで、通商問題での強硬姿勢が改めて鮮明になっている。
（http://www.sankei.com/economy/news/170713/ecn1707130016-n1.html）
実際、副大統領のの方が、議会と上手に連携できる、と見る向きも米国では多いという話も聞きます。
トランプのコアなファンは別にすると、熱烈な支持は、長くは続かないかも知れません。
コメントありがとうございます。
管理人はアメリカニュースはＣＮＮ見ているだけなんで、アメリカ人がどこまでトランプ大統領を支持しているかいまいちわかりにくい。ただ、トランプジュニア氏のロシア弁護士との接触は問題ないはずもなく、そこをどう米国人がみるかですね。勝つためなら外国勢力と手を結ぶでは民進党と同じですからね。