韓国経済、〔朝鮮半島有事〕北朝鮮使用エンジンは「ロシア向け」 ウクライナ発表…ロシアは反論

記事要約：昨日、北朝鮮のＩＣＢＭのエンジンがウクライナの工場で造られたのが闇市場で北朝鮮が入手したというニュースを紹介した。しかし、闇市場ではロシアが流したのか、ウクライナが流したのか、それとも中国かはよくわからない。そして、案の定、責任のなすりつけ合いである。ウクライナはロシア向けといい、ロシアは反論するという。記事を読んでわかることは省略するとして管理人が気になったのはここだ。

＞同氏はウクライナ側が把握している情報として、ロシアは現在ツィクロンロケットを7～20機所有しており、同国はRD250エンジンとその設計図を「誰にでも意のままに供給できる」と指摘。さらに、同エンジンの使用に必要なロケット燃料の製造技術を所有しているのは、ロシアと中国だけだとの見解を示した。

同エンジンの使用に必要な製造技術を有しているのはロシアと中国だけと。管理人はロシアだと思っていたが、中国の可能性もあるのか。これに対するロシアの反論はこれ。

＞これに対しロシアのドミトリー・ロゴジン（Dmitry Rogozin）副首相は、北朝鮮が同型のエンジンを模造するには、ウクライナの専門家の支援や、エンジンやその設計図の不正入手が不可欠だとの見方を示している。

ミサイルの技術的に難しいことはわからないが、ウクライナが北朝鮮に手を貸したからこその技術支援と不正入手が可能と。管理人は決定的なピースが足りないと思っていたのはこのウクライナの存在だったのか。

ロシアのいうことを鵜呑みにはできないが、つまり、ウクライナ、ロシア、中国の3つの国が共謀か、単独かは知らないが、北朝鮮を支援してミサイル技術を開発させて、核の小型化まで急ピッチに進めたと。ウクライナが出てきたらますます複雑怪奇だな。考えても、どういう背景なのかは全くつかめない。管理人はロシアも､ウクライナも、中国も信用していないので記事の信憑性もそうだが、どの可能性もありうるという時点で絞れない。

北朝鮮が高値で買うなら設計図やエンジンを売るような人間はいるだろう。それが、ロシアか、ウクライナか、または中国が関与しているかはかなり不透明である。今のままでは断定はできないな。けれども、この問題は非常に重要だと思うので､何らかのニュースを見つけたらまた紹介する予定である。後、それが原因かは知らないがウクライナに大規模なサイバーテロが展開されている。例のランサムウェアである。これは北朝鮮からなのか・・・。ウクライナにエンジンを買って、サイバーテロをウクライナに行う？いや、自演の可能性もあるな…。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、〔朝鮮半島有事〕北朝鮮使用エンジンは「ロシア向け」 ウクライナ発表…ロシアは反論

【8月16日 AFP】ウクライナ国立宇宙機関（SSAU）は15日、北朝鮮のミサイル開発で使用されたとみられるエンジンについて、ウクライナの工場で製造されたものだったと認めた上で、その目的はロシアに供給する宇宙ロケットへの搭載のみだったと発表した。

英シンクタンク「国際戦略研究所（IISS）」は14日に発表した報告書で、北朝鮮がこのところ長距離ミサイルの開発で急速な進歩を遂げた理由は、旧ソ連構成国のウクライナの工場で製造された「RD250（RD-250）」ロケットエンジンを改良して使用したことにあるとみられると指摘していた。

同研究所によると、これらのエンジンはロシアまたはウクライナの兵器庫の従業員が不正に密売し、犯罪組織によって北朝鮮に密輸された可能性があり、その時期は1991年のソ連崩壊と現在のウクライナ危機の間だったとみられる。

SSAUのユーリー・ラドチェンコ（Yuriy Radchenko）会長代行は記者会見で、RD250エンジンは2001年までウクライナのユジマシ（Yuzhmash）で製造され、ロシアに供給されたロケット「ツィクロン2（Cyclone-2）」と「ツィクロン3（Cyclone-3）」に搭載されていたと説明。

問題のエンジンとロケットはいずれも「ロシア向けにユジマシで製造された」もので、ロケットの総数は233機に上り、宇宙への打ち上げに使用されたという。

同氏はウクライナ側が把握している情報として、ロシアは現在ツィクロンロケットを7～20機所有しており、同国はRD250エンジンとその設計図を「誰にでも意のままに供給できる」と指摘。さらに、同エンジンの使用に必要なロケット燃料の製造技術を所有しているのは、ロシアと中国だけだとの見解を示した。

これに対しロシアのドミトリー・ロゴジン（Dmitry Rogozin）副首相は、北朝鮮が同型のエンジンを模造するには、ウクライナの専門家の支援や、エンジンやその設計図の不正入手が不可欠だとの見方を示している。(c)AFP

（http://www.afpbb.com/articles/-/3139304）