韓国経済、〔朝鮮半島有事〕文大統領は今どこに?「コリア・パッシングが現実化」の指摘に、韓国ネットからも不満の声

韓国経済、〔朝鮮半島有事〕文大統領は今どこに?「コリア・パッシングが現実化」の指摘に、韓国ネットからも不満の声

記事要約:韓国の文在寅大統領の最新支持率は74%ほどあったとおもうが、米国と日本が電話で首脳会談をしているときに、文在寅大統領は夏休みで対応をしないということに韓国ネットから不満の声が出ており、その中のコメントで「コリア・パッシング」というのがある。パッシングの本来の意味を辞書で引くと次のようになる。

パッシング:1 狭い道などで自動車同士が出合ったときや、右折しようとする対向車に対して、先に行くように、ヘッドライトを点滅させて合図をすること。2 自動車が、同車線上の前車に追い越しの意志を伝えるためなどの目的で、ヘッドライトを点滅すること。パッシングライト。

しかし、外交ではこれらの意味では通じない。どのようなニュアンスでコリア・パッシングといわれたか。おそらく「素通り」の意味だと思われる。日米が韓国を素通りして、北朝鮮への対応を決めているのを「コリア・パッシング」と呼んでいると解釈した。後、夏休みの間、どうして電話1本がでないのかもそれほど大きな不満にはなっていない。

ただ、こういうのは後で問題になる可能性があると既に読者様が指摘しているが、確かにセウォル号沈没事故の空白の7時間はその時に問題ではなかった。日本ではただの朝鮮日報の噂の記事を引用した産経新聞元ソウル支局長が韓国でいきなり逮捕されたことで、空白の7時間が逆に注目される皮肉な結果となったわけだが、夏休みの間、どうして電話1本もでないのかという批判はあるだろう。

>金議員は「大統領にも休暇は必要だが、このような緊迫した状況で友邦国との電話一本すらできないことをどう受け止めればよいのか」と批判した。

文在寅大統領が電話にでなかったのは完全な逃げではないのか。休暇のうちに次の一手を考えているかもしれないが、状況は1週間もあれば劇的に変わる恐れがある。そもそも、文在寅大統領は一体何がしたいのか、既に管理人には朴槿恵前大統領以上によくわからない。

北朝鮮と会話、THAAD追加配備は環境調査で年内は無理とかいいながら、北朝鮮が再びICBMの実験を行ったら臨時配備するという。そもそも、北朝鮮がミサイル飛ばすことぐらい想定出来ただろ。なんせ朝鮮戦争の休戦の日に近かったから。つまり、対応がちぐはぐ過ぎて日米が困っている。

>この報道に、韓国のネットユーザーからは「恥ずかしい。文大統領は今どこに?」「コリア・パッシングの意味を知らない大統領。ミサイル発射の直後ものんきな大統領。また大統領選びを間違えた」「大統領は韓国の位置を知らないの?コリア・パッシングは当然の結果」「大統領になったばかりなのにもう休暇があるの?」「一般企業の社員は忙しい時には休み返上で働くのに」など文大統領に対する不満の声が多く寄せられている。

韓国ネットの意見はもっともだが、本質的な問題は韓国大統領が休暇中だから仕事しないではない。大事な対応を後回しにする危機意識の欠如である。北朝鮮がいつミサイル発射してくるかは誰にもわからない。対話を呼びかけても反応ないけどいつまで待つ。北朝鮮への文在寅大統領への思いは全て空回り。

そもそもTHAADの臨時配備にどのような意味があったかは管理人はさっぱりわからない。北朝鮮ミサイルが仮にICBMだとしても、地理的に近い韓国に飛ばすことはまずない。韓国にとってICBMは脅威ではないのだ。もっとも、攻撃の射程圏内に入ってるから「今更」という意味だが。

最初は北の核ミサイルが欲しくて対話を呼びかけて時間稼ぎだとおもえば、今回のTHAADの臨時配備でその線は消えた。一体、文在寅大統領は何がしたいんだろう。

>一方で「北朝鮮は注目されたいだけ。大統領は振り回されずにしっかり休んでほしい」との指摘や、「朴槿恵(パク・クネ前大統領)がひど過ぎたせいか、文大統領が何をしても寛容な目で見られる」との意見もあった。

この意見がいつロウソクデモに変わるのかは知らないが、大統領の外交方針が全く見えてこないのは国民として不安ではないのか。高い支持率があっても、ただの政治的なパフォーマンスとばらまきだけではいつか化けの皮がはがれる。そうなったとき、誰が韓国を守るのか。今の韓国人は自分たちが選んだ大統領に「韓国の未来」を預けていることを忘れているかもしれない。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、〔朝鮮半島有事〕文大統領は今どこに?「コリア・パッシングが現実化」の指摘に、韓国ネットからも不満の声

2017年8月1日、韓国・YTNによると、韓国国会の国防委員長である金栄宇(キム・ヨンウ)「正しい政党」議員が「朝鮮半島の安保問題において韓国を除外する『コリア・パッシング』が現実化している」と指摘した。

金議員は同日の院内対策会議で「28日の北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、トランプ大統領と安倍晋三首相は52分間におよぶ電話会談を行ったが、文在寅(ムン・ジェイン)大統領とは会談しなかった」と説明し、上記のように述べた。

北朝鮮によるミサイル発射を受け、文大統領は29日に大統領府で緊急会議を開いたが、その翌日からは当初の予定どおり6泊7日の日程で夏季休暇に入った。

金議員は「大統領にも休暇は必要だが、このような緊迫した状況で友邦国との電話一本すらできないことをどう受け止めればよいのか」と批判した。

また、高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備をめぐっては「米国が韓国国民を守るために配備すると言っているのに、環境問題のために環境影響評価を実施しなければならないと主張すれば米韓同盟を正常に維持することはできない」と主張した。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「恥ずかしい。文大統領は今どこに?」「コリア・パッシングの意味を知らない大統領。ミサイル発射の直後ものんきな大統領。また大統領選びを間違えた」「大統領は韓国の位置を知らないの?コリア・パッシングは当然の結果」「大統領になったばかりなのにもう休暇があるの?」「一般企業の社員は忙しい時には休み返上で働くのに」など文大統領に対する不満の声が多く寄せられている。

一方で「北朝鮮は注目されたいだけ。大統領は振り回されずにしっかり休んでほしい」との指摘や、「朴槿恵(パク・クネ前大統領)がひど過ぎたせいか、文大統領が何をしても寛容な目で見られる」との意見もあった。(翻訳・編集/堂本)

(http://www.recordchina.co.jp/b186204-s0-c10.html)

韓国経済、〔朝鮮半島有事〕文大統領は今どこに?「コリア・パッシングが現実化」の指摘に、韓国ネットからも不満の声」への1件のフィードバック

  1. > 北朝鮮ミサイルが仮にICBMだとしても、地理的に近い韓国に飛ばすことはまずない。韓国にとってICBMは脅威ではないのだ。

    まさにこの認識でしょう。自国の脅威ではないので即事対応は不要であると。

    > そもそもTHAADの臨時配備にどのような意味があったかは管理人はさっぱりわからない。

    米国に対するリップサービスの類いでしょう。本気なら、勝手に検閲をやっている連中を強制排除し、THAAD運用に必要な高圧線の整備にとりかかるはず。
    中国に対し、「臨時配備と言っても実質的に運用できる体制にはありません」と弁明出来る余地を残していますから。

    事態が好転してくれるかも知れないことを期待して何もしない、というのが基本方針で、悪化した場合、○○が悪いからこうなった、と責任転嫁する。これが文大統領の外交方針のようですね。

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