韓国経済、〔朝鮮半島有事〕高まる中印対立、インド軍が国境地域に兵士4万5000人増派―仏メディア

韓国経済、〔朝鮮半島有事〕高まる中印対立、インド軍が国境地域に兵士4万5000人増派―仏メディア

記事要約:朝鮮半島有事が緊張感を増している。こうなると各国の敵対情勢というのが非常に重要となってくるわけだが、その中で管理人が関連国として考えているのは、米国、北朝鮮、日本、韓国、中国、ロシアといったところである。その中で北朝鮮に協力しているのが中国とロシアなわけだが、この2カ国の敵がどこに存在するかといったことで、朝鮮半島有事における出せる戦力というものが大きく異なってくる。

少なくとも、現在の中国では朝鮮半島有事が起きて、アメリカに報復とか述べているが、インドとの対立が既に決定的である以上はインド方面の守りを軽視するわけには行かない。ローマ帝国が広大な領土を持っていたために滅びたことは有名だが、実際、広大な領土を維持するというのは回りが敵だらけだと難しい。それが中国とロシアの事情である。中国はインドや南シナ海問題における周辺国。ロシアは欧州との対立がある。

これらを踏まえて朝鮮半島有事というものが実際に動くわけだ。補給の問題があるので一番有利なのは中国なわけだが、その地の利を活かすことはインドとの対立があるために厳しい。米国が同盟国の日本で補給ができるわけだが、アジアの艦隊だけで十分なのかと考えると、やはり、遠いということで、中国に物量で推されたら最初は苦戦することになる。そこまで中国が北朝鮮のために動くかは別として、朝鮮半島付近が戦場になるのは見ての通りだ。

朝から軍事的な話題だが、何を述べたいかというと、各国の思惑は一致していない。北朝鮮ミサイル技術開発。核の小型化などがここまで速いのは中国とロシアの協力があってこそ。では、その狙いは何なのか。アメリカに北朝鮮をぶつけることで、ロシアと中国にどのような利益が存在するのか。

でも、最近、管理人が思うには戦争を吹っかけて、不凍港が欲しいロシアが裏で北朝鮮と結託しているのではないかと。もっと単純に考えれば、禁輸などで追い詰められた北朝鮮に資源を買わせて儲けようという発想もあったかもしれない。北朝鮮がここまで強気に米国を敵視した発言はどこから来るのか。裏にロシアが絡んでいるならわりと納得できるところがあるんだよな。

いくら核兵器を所持したとしても、米国相手に戦っても勝てるわけがない。しかし、ロシアと中国がいれば別だ。問題はおそらく裏切るということだ。北朝鮮が米国と戦争になれば、2カ国は助ける振りして領土を取りに行くだろう。そういうシナリオになっているのではないかというのが最近の管理人の見解である。まあ、正解かはどうかはわからないが、読者様も気になるなら、どんな展開や背景を考えているかを教えて欲しい。皆で考察すればわりと真相に近づくこともできるのではないかと。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、〔朝鮮半島有事〕高まる中印対立、インド軍が国境地域に兵士4万5000人増派―仏メディア

2017年8月12日、RFI中国語版サイトは記事「インドが兵士4万5000人を増派、中印境界地帯は臨戦態勢に」を掲載した。

今年6月から始まった中印対立がさらに緊張の度合いを強めている。インドのシッキム州に隣接するドクラム高地に中国が軍用道路の建設を開始したことからインド側も反発姿勢を強めた。

インドPTI通信によると、インド軍高官は、中国と隣接するアルナーチャル・プラデーシュ州とシッキム州に計4万5000人の兵士を増派したと明らかにした。国境防衛のため、臨戦態勢にあるという。

インド英字紙インディア・トゥデイによると、中印両軍の幹部は11日、ナトゥ・ラ峠で会談を行った。

中国側はドクラム高地からのインド軍即時撤退を求めたが、インド側は中印両軍の同時撤退を主張。合意は得られなかった。

(http://www.recordchina.co.jp/b187376-s0-c10.html)

韓国経済、〔朝鮮半島有事〕高まる中印対立、インド軍が国境地域に兵士4万5000人増派―仏メディア」への3件のフィードバック

  1. 「どんな展開や背景を考えているか」⇐ これなんだけど、最初からグアムへのミサイル発射は無いと見てる、北は航空機を作ってない、だからジャイロスコープも作れないと思うんだ、そうすると輸出国はミサイルが自国や友好国に撃たれたら大変だから管理する、ま~「キー」が存在すると思うんだ、とするとミサイルがグアムに飛んで来たら、当然 米はその輸出国が許可を出した事になるから?・・大変よー、ま~日本は な~~~んにも できないから!憂さ晴らしで飛んでくるよなー 想像だけどな? 。。。

    1. コメントありがとうございます。

      なるほど。ミサイル発射はないと。ICBMのエンジンはウクライナ製というのがニュースで見かけたのですが、ミサイル技術を持っているのは同盟国だけではない。中国、ロシアもいるので、ジャイロスコープが造れるまたは、入手していると思いますよ。想像ではありますが。少なくとも今の北朝鮮は20世紀のアポロ計画直前のミサイル技術を持っているかと。

  2. 露西亜:中国のシベリア方面での影響力拡大と清朝から奪ったウラジオストックの奪還運動の盛り上がりを警戒し、北朝鮮情勢を利用して極東地域における存在感を高めようとしている。
    中国:北朝鮮がミャンマー化するのを防ぐことが最大目標。
    という観点から、両国とも北爆を奇貨とする外交を考えていると思います。北爆開始後は中立の立場を装いつつ介入の機会を窺うことになるでしょう。
    露西亜:北朝鮮の領土を一部奪い取り不凍港を獲得。
    中国:北朝鮮の冊封体制への組み入れ→属国化により、米国に北の核武装放棄を保証する代わりに、米韓同盟を破棄させ、韓国の属国化を狙う。
    という方針を立てているのではないでしょうか。

    私は、北のソウル攻撃に関しては、半々かな、と思ってます。
    北爆となれば韓国は真っ先に中立を宣言し、自国内の米軍施設の北爆利用を認めないでしょうし、ソウルを火の海にすることが、米国の北爆に対する牽制となるとは思えませんので、ソウル攻撃があるとすれば、金正恩の憂さ晴らしという意味合いが強いと思います。

    問題は、中国に押し寄せるかもしれない難民の存在です。韓国は建前上難民引き受けを拒否できないでしょうから、中国に向かった難民を中国が韓国に押しつけるでしょう。その時、日本に対して難民対策費用の全額負担を韓国が求めてくる可能性大です。上手に断れると良いのですが。

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