韓国経済、韓国への戦術核・原子力潜水艦配備にも言及=韓米国防相会談

韓国経済、韓国への戦術核・原子力潜水艦配備にも言及=韓米国防相会談

記事要約:韓国が戦術核や原子力潜水艦配備を検討しているという話題は以前にも出てきていたが、なんと韓米国防相会談で言及したようだ。米国が認めるはずもないのにな。ただ、言及内容は触り程度みたいだ。

>ただ、同高官は「具体的な話まではなかった」と説明。両国軍のトップが戦術核の再配備と関連し、どのような議論をしたかに関心が集まりそうだ。

具体的な話しはないので、米国はそこまで気にはしていないてことか。

>別の韓国政府関係者は「戦術核の配備を議論したわけではなく、韓国側がミサイル指針改定と拡大抑止力向上の必要性などを取り上げ、野党やメディアからそういう(戦術核の配備に関する)話が出ているという程度に言及しただけ」として、「米国側も韓国でそういう議論があることを認識して理解し、朝鮮半島の安全保障の必要性に同意した」と説明した。

北朝鮮が現時点で韓国の脅威なのは同意するが、既に北朝鮮がこれ以上、韓国の脅威にはならない。今でも核を撃つことだってできるし、ソウルを火の海にすることも可能。だから、韓国が戦術核や原子力潜水艦を持ったとしても、それは行きすぎた戦力強化にしか見えない。もっとも韓国の核実験もしない核兵器なんて飛ぶかすらわからないので怖くもないが。米国はそこまで技術提供するはずもないしな。

>文在寅(ムン・ジェイン)政権は戦術核の再配備に反対している。青瓦台(大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)は22日の国会答弁で、「戦術核の導入は朝鮮半島の非核化を推進する上でのわれわれの大義名分を失わせる」との姿勢を示した。

文在寅大統領の言い分はあっているな。もっとも、文在寅大統領は非核化ではなく、北朝鮮から核ミサイルを入手する方向で動いているわけだが。

>韓国政府高官によると、宋氏は北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)への対応を議論した際、原子力潜水艦の配備問題についても言及した。ただ、別の関係者は「北のSLBMの脅威にどう対応することが最も効果的かを議論する過程で出た原則的な話」として、「米国側はこうした脅威に対する状況認識を共有した」と伝えた。

韓国が原子力潜水艦をもって、SLBMにどうやって対抗するかは知らない。管理人は無駄だと思う。そもそも、原子力潜水艦を配備したところで、韓国にメリットがない。ただ、これは韓国が持つ場合ではあって、「在韓米軍」に戦術核配備だと事情が異なる。でも、これはないだろうな。米国は撤退したがっているし、わざわざ、そこまで朝鮮半島情勢を緊迫させる必要性もないしな。北朝鮮だけではなく、周辺諸国にも核配備は緊張を生んでしまう。

>また、宋氏は両国が米軍の戦略兵器の韓国展開を真剣に検討する必要があるとの考えを示した。韓国政府高官は「米国側は積極的に同意した」として、「(戦略兵器の)常時、循環(配備)のいずれも含まれる」とした。

さすがにそれはないだろう。北朝鮮のために戦術核配備は各国に軋轢を生む。そもそも、戦術核配備されたから、北朝鮮が撃ってこないってこともないんだよな。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、韓国への戦術核・原子力潜水艦配備にも言及=韓米国防相会談

【ワシントン聯合ニュース】韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官が米ワシントンで30日(現地時間)にマティス国防長官と会談し、韓国への戦術核の再配備や原子力潜水艦配備問題についても言及したことが分かった。韓国の政府高官が明らかにした。

ただ、同高官は「具体的な話まではなかった」と説明。両国軍のトップが戦術核の再配備と関連し、どのような議論をしたかに関心が集まりそうだ。

別の韓国政府関係者は「戦術核の配備を議論したわけではなく、韓国側がミサイル指針改定と拡大抑止力向上の必要性などを取り上げ、野党やメディアからそういう(戦術核の配備に関する)話が出ているという程度に言及しただけ」として、「米国側も韓国でそういう議論があることを認識して理解し、朝鮮半島の安全保障の必要性に同意した」と説明した。

文在寅(ムン・ジェイン)政権は戦術核の再配備に反対している。青瓦台(大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)は22日の国会答弁で、「戦術核の導入は朝鮮半島の非核化を推進する上でのわれわれの大義名分を失わせる」との姿勢を示した。

韓国政府高官によると、宋氏は北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)への対応を議論した際、原子力潜水艦の配備問題についても言及した。ただ、別の関係者は「北のSLBMの脅威にどう対応することが最も効果的かを議論する過程で出た原則的な話」として、「米国側はこうした脅威に対する状況認識を共有した」と伝えた。

また、宋氏は両国が米軍の戦略兵器の韓国展開を真剣に検討する必要があるとの考えを示した。韓国政府高官は「米国側は積極的に同意した」として、「(戦略兵器の)常時、循環(配備)のいずれも含まれる」とした。

一方、宋氏はホワイトハウスでマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)とも会談し、北朝鮮の核問題の平和的な解決を目指し、外交的・経済的な手段を優先的に考慮することで一致した。

(http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/08/31/0200000000AJP20170831000900882.HTML)

韓国経済、韓国への戦術核・原子力潜水艦配備にも言及=韓米国防相会談」への3件のフィードバック

  1. 北と、かの国って、よく考えると面白いよな~、かの国は・なんでも新しい物ばかり欲しがる、じゃー北は、ビックリする様な骨董品を補修しながら使ってる、それじゃミサイルは、努力しながらテストを繰り返し・・・、でーかの国は・?「ドドドドドー、パンパン、パン」 カックンと斜め方向へ、、この二つの国が協力して物を作ったら、どんな物が出来んだろか。。。

  2. 此の戦術核をもしアメリカがOKしたらもしもですよ、日本も必ず核の保有を議論しなければならない、なぜなら韓国は北では無く日本に向ける確率が高い基地外国家なので。

  3. > 此の戦術核をもしアメリカがOKしたら
    中国の方が慌てるでしょうね。韓国、日本、台湾と核ドミノが倒れる可能性が高まりますから。特に韓国は日本と違って核アレルギーが無い分、核武装の気運が高まるでしょう。

    ただ、これを認めると歯止めが効かなくなる恐れがあります、核爆弾の開発そのものは、決して難しくは無いので、核保有国の周辺国や周辺国家との紛争を抱える国が、「持ってしまえばこっちのもの」といわんばかりに、開発を始めるかも知れません。米国も簡単には決断できないでしょう。

    仮にそうなったら、とりあえず、米国から原潜を核ミサイル付きで購入或いはレンタルする必要があります。核開発は、実験場の確保が出来るかどうか、が問題になるでしょうから、なかなか動き出さないと思います。自前の核を持たなければ、という気運は韓国の核武装が現実味を帯びてから、になるかもしれません。

    今出来ることは、潜水艦や船舶に積める小型の原子炉の開発くらいでしょうか。といっても、現実には難しいのでしょうけど。

    出来れば無人化された原潜の開発を進めるべきだと思います。無人化しておけば、浮上する回数が減らせる分、隠密性が高まり、抑止に効果的だと思うので。

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