韓国経済、韓国、ことし世界10大輸出国の中で輸出増加率1位に…日本の約2倍

韓国経済、韓国、ことし世界10大輸出国の中で輸出増加率1位に…日本の約2倍

記事要約:韓国が今年、世界10大輸出国の中で輸出増加率1位となったようだ。日本の約2倍ということはそもそも、2016年を振り返れば増加率高いのは当たり前である。なぜなら、原油安で輸出が激減していた年代であったからだ。

それから、原油価格が上昇したことで韓国の輸出も製品単価が上がり、今年の1月~3月の成長率は1.1%という高い数値となったわけだ。しかし、原油価格は米国やカナダなどのシェールオイルの開発によって、原油価格が暴落した。原油価格を見ておくのは韓国経済だけではなく、日本経済、世界の経済を知る上でも重要なのでチャートを確認しておいてほしい。

先ほど述べたとおり、2016年はなんと35ドルまで下がったのだ。これがシェールオイル開発、OPECの原油の大量採掘などが原因だったわけだ。だから、2016年は中東などの輸出、とくに造船の受注が振るわず、韓国経済は手痛い打撃を食らった。

つまり、2016年はどん底だったわけだ。そして、今は50ドルまで上がっているので2016年よりは輸出額が増えるのは当然ということになる。そこに追加でサムスン電子のDRAM、有機EL需要が爆発的に増えた。その結果、韓国の輸出増加率は1位となった。

日本の約2倍と書いてあるが、さがったものを回復しただけ、特定の分野に需要が高まったことによるもので、そこまで凄いわけでもない。昨年と比べて改善してないほうがおかしいわけだ。

>このような輸出増加幅は昨年の石油価格の下落にともなう輸出低下、過去最大の半導体実績によるものと分析される。

管理人が解説するまでもなく、記事にもそう書いてある。でも、これはそれほど予想外でも何でもない。毎日、韓国経済記事を読んでいれば半導体需要でサムスン電子の売上と株価が凄いってのは必ず目にするからな。

問題はこれがいつまで続くかなんだよな。世の中、同じ事をすればパイが大きい方が勝つという法則がある。確かにサムスン電子は巨大な世界的な企業であるのだが、規模の大きさでは米国はおろか、中国市場を牛耳っている中国企業に勝てるかといえば、今は勝っているという印象だろうか。しかし、既に半導体製造工場は続々と中国に建てられている。造船や液晶テレビ、鉄鋼のような価格破壊が破壊が起きる可能性がある。

サムスン電子が数年はリードできても、5年となればもう怪しい。だからこそ、韓国は東芝のメモリー子会社が欲しいのだ。売却先がどこになるかは日米韓連合とかになりそうだが、韓国に技術流出したら東芝は多くの日本人から恨まれるだろうな。そうなってはほしくないが、赤字原発がある以上は難しい。

しかし、電力供給は増えるばかりなので原発事業そのものがダメということもないとおもうんだよな。先日、米国で猛威を振るったハリケーンと洪水。500万人が停電したとかCNNで流れていた。それから去った後、その電力供給を復旧するには数週間かかるという。世の中、電気社会といわれるほど電気は重要なものである。自然エネルギーの開発が上手くいけばいいが、そう原子力を超えるような電力を供給させるのは難しいだろう。

話がずれたが、半導体での韓国勢の独占はそのうち崩れる。そうなったときに、次にサムスン電子は何で利益をあげていくのかというのがある。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、韓国、ことし世界10大輸出国の中で輸出増加率1位に…日本の約2倍

韓国のことし輸出増加率が輸出額上位10カ国中1位となった。

19日、世界貿易機関(WTO)によると、韓国はことし1月から7月まで累積輸出量が昨年同期より16.3%増えた。全世界平均8.8%より2倍程度、増加幅が大きかった。

このような輸出増加幅は昨年の石油価格の下落にともなう輸出低下、過去最大の半導体実績によるものと分析される。

WTOは、韓国の場合、グローバル製造業の景気回復と主力品目の価格上昇、輸出物量の増加、主力品目の高付加価値化などで輸出増加傾向が続くものと予想した。

一方、日本のことし1月から7月までの累積輸出量は昨年同期に比べて8.2%増えたことにとどまった。これは中国(8.3%)、香港(8.5%)と類似した水準だ。

(http://japanese.joins.com/article/584/233584.html?servcode=300&sectcode=300)

 

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