韓国経済、〔韓国軍事〕立ち止まったK2戦車…「パワーパック論議」に2次量産事業、再び先送り

韓国経済、〔韓国軍事〕立ち止まったK2戦車…「パワーパック論議」に2次量産事業、再び先送り

記事要約:管理人はK2戦車の話題はわりと記事にしてきたが、パワーパックを国産化しようとしたら、立ち止まったとかいう以前に「進んだ」記憶がないんだよな。パワーパックというのは動力装置のこと。要するに戦車を動かすのでなくてはならないもの。

現在の状況だとパワーパックが国産化できてないので修理するにも、部品を調達して、しかも、技術者まで連れてこないといけない。それかK2戦車を輸送して向こうで修理してもらうことになる。実用レベルにはほど遠いということだ。だが、パワーパックを造るにはそれ相応の難易度が高い技術が要求される。

実際、韓国のK2戦車の開発が1995年なので、もう22年とか経過しているがまだ完成していない。だから、管理人は立ち止まる以前に進んでいないと述べたのだ。そもそも、K2戦車は日本の90式戦車を凌駕するために開発をスタートさせた。今、日本は10式戦車を完成させたのだったかな。明らかに20年以上の技術差があるわけだ。少し、日本の戦車開発を見ていこう。管理人の素人の軍事知識なので間違っていたら突っ込んで頂きたい。

■日本の戦車開発

因みに、日本の自衛隊による戦車開発は61式が1955年に開発されて、次ぎに74式が1964年に開発スタートしている。この頃の日本は戦車開発で先進国の主力戦車に及んでいなかったのをこの74式で追いつこうというものだった。そして、74式の次が90式である。74式が完成して配備される頃、1977年に開発をスタートさせた。当時は冷戦時代ということを考えれば日本の戦車開発はわりと対ソ連辺りで重要視されていたわけだ。

この90式で世界の第3世代の戦車と比べても遜色もない、トップクラスの性能を誇るようになった。そして、韓国はこの90式を凌駕しようと開発したのがK2戦車なわけだ。でも、今の日本の主力戦車は10式と呼ばれて、この開発や装備が2010年頃に完了している。

K2戦車は90式に凌駕する性能。だが、既に日本は10式採用なので、K2戦車をそのまま使用しても性能では1世代前ということになる。それなのに22年かけても成功していないのだ。つまり、K2戦車が来年に奇跡的に完成しても、日本に追いつくどころか、1世代の差があるわけだ。これが韓国が誇り世界最強のK2戦車である。多分、一生、追いつけないだろうな。

前にも述べたが軍事兵器の開発は世代ごとに大きく性能がアップするので旧式と新式では勝負にならないわけだ。そもそも韓国は原潜造っている場合ではないんだよな。むしろ、対北朝鮮なら戦車の開発こそ、急務なのだが、米軍はわりとその手の地上戦に有利に運ぶ技術は韓国には提供していないという。

>これにより、すでに6回も延期されたK2戦車の2次量産事業は、再び後日を約束せざるを得なくなった。今回の委員会でも争点は、K2戦車に装着される国産パワーパック(エンジン+トランスミッション)の性能問題だった。

性能の問題以前にまともな国産化もできない。技術力のなさである。

>K2戦車の1次量産事業は、ドイツ産パワーパックを装着して、2014年から運用している。問題は、2次量産事業から国産パワーパックを装着することにしたが、昨年の1月から6回実行された変速機の耐久性試験の過程で、変速機のボルトにひびが入って圧力が低下する現象などが現れて、支障が生じた。

ドイツ産のパワーパックならK2戦車は動くが、次の量産で国産化したパワーパックを装着したらまともに動かないと。色々と検討されているが、中々、最後の結論は愚かである。

>防衛事業庁は技術実証に成功した場合、国産エンジンと外国産変速機を組み合わせたパワーパックを搭載するK2戦車の量産案を、来年初めの委員会に上程するという構想だ。

つまり、ドイツ製のパワーパックと国産化したパワーパックを組み合わせて使うという。どう見てもダメぽい量産案が出てきたわけだ。いい加減、国産化は諦めた方が良いんじゃないか?

立ち止まったK2戦車… 「パワーパック論議」に2次量産事業また保留

「国内メーカー逆差別」vs「過度の愛国マーケティング」

防衛事業庁、国産エンジン+外国産変速機の結合に苦心

朝鮮半島の未来、地上戦場を担当する国産K2戦車の2次量産事業が、再び先送りされた。

ソン・ヨンム国防長官の主宰で17日に開かれた、第106回防衛事業推進委員会では、K2戦車の2次量産事業についての議論が行われたが、結論を下せなかった。

これにより、すでに6回も延期されたK2戦車の2次量産事業は、再び後日を約束せざるを得なくなった。

今回の委員会でも争点は、K2戦車に装着される国産パワーパック(エンジン+トランスミッション)の性能問題だった。

K2戦車の1次量産事業は、ドイツ産パワーパックを装着して、2014年から運用している。

問題は、2次量産事業から国産パワーパックを装着することにしたが、昨年の1月から6回実行された変速機の耐久性試験の過程で、変速機のボルトにひびが入って圧力が低下する現象などが現れて、支障が生じた。

K2戦車のパワーパックを開発している国内防衛産業は、軍当局の耐久性基準が外国産の変速機よりも難しい、公平性に問題があると主張している。

一方、防衛事業庁をはじめとする軍当局は、変速機の耐久性基準は企業も合意したものであり、今になって変更はできないという立場だ。

K2戦車のパワーパック問題は、先月、国会国防委員会の国政監査の時も、まな板に上がった。

一方では、ドイツ製変速機も性能は不良率が低くはないが、実戦投入証明書一つで優遇を受ける反面、国内防衛産業には過酷なレベルの基準を適用する逆差別だ、という声が出た。

反面、もう一方では、防衛産業と軍当局が合意した条件を、防衛産業企業が守れなかったとして、過度の「愛国マーケティング」という反論も提起された。

今回の委員会でも、パワーパック変速機の耐久性基準を緩和する方策を検討する必要があると主張し、これに反対する主張が対抗したと分かった。

防衛事業庁は、2次量産分に搭載される国産変速機が、最終的に性能不足であることが判明した場合に備えて、エンジンは国産とするが、変速機は外国産を使う案も第3の代案として検討中である。

これに関連し、国産エンジンと外国産変速機を組み合わせたパワーパックが、機能を発揮することを検証する技術実証も、来月中に行われることが分かった。

防衛事業庁は技術実証に成功した場合、国産エンジンと外国産変速機を組み合わせたパワーパックを搭載するK2戦車の量産案を、来年初めの委員会に上程するという構想だ。

軍関係者は、「K2戦車の2次量産事業は、すでに相当な期間遅延され、これ以上先送りすることができない状況」、「早急に事業を推進して、戦力の空白が生じないようにする」と話した。

ソース:ヘラルド経済 2017-11-18 14:37(韓国語)

ソースは韓国語なので5chより記事掲載

(http://biz.heraldcorp.com/view.php?ud=20171118000055)

韓国経済、〔韓国軍事〕立ち止まったK2戦車…「パワーパック論議」に2次量産事業、再び先送り」への2件のフィードバック

  1.  ワールドオブタンクスに韓国ツリー実装して欲しいなぁ。
    数初撃つだけで砲身が大破したり、被弾したわけでもないのにモジュール損傷とか、面白ギミック満載で。

  2. K2が開発に成功していたとしても、90式に勝てるとは思えないけど。。

    中国の99式との比較動画があるのでみて欲しいですね。3分で90式の凄さがわかる

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