韓国経済、韓中関係修復合意、米国で相次ぐ懸念の声

韓国経済、韓中関係修復合意、米国で相次ぐ懸念の声

記事要約:韓中関係の修復合意が米国でも報道されたようだが、どうやら懸念が相次いでいるという。韓国が事前に米国に相談なしであのような3約束をしたとすれば、もう、これはトランプ大統領の訪韓に大きな影響があるというか、もう、これは決定的な米韓同盟破棄への流れになりうる。

実際、文在寅大統領のことだから、11月7日にトランプ大統領の訪韓して米韓首脳会談が開かれたら、反対のことを言い出すかもしれないので、どこまで蝙蝠するかが楽しみであるのだが、さすがに最悪のタイミングで最悪の選択肢を取ると言われるだけのことはある。

>米紙ニューヨーク・タイムズは同日、韓中合意に関する記事で「公式的にはトランプ政権は(韓中の)雪解けを歓迎した。しかし、米政権のある高官は、この合意が問題を複雑にする可能性があることを認めた」と報じた。

アメリカとして寝耳に水であってもおかしくない。少なくとも、これによって日米間の連携は軍事的にもあり得ないと韓国が宣言したわけだから、米国にとって韓国を切るには十分な材料にもなる。問題は朝鮮半島有事があり、在韓米軍もいるので、すぐには切れないということ。

もちろん、日本が韓国と同盟することは竹島問題があるので、お断りである。論ずるまでもない。だから、3約束において同盟までは行かないまでも、3カ国の協定ぐらいまでは米国が考えていた可能性はある。それを中国が察して潰しにきたのかもしれない。

>グリーン氏はさらに「中国政府によると、韓国はTHAADの追加配備、韓米日3か国の軍事同盟、米国のミサイル防衛(MD)システムへの参加を否定した」として「韓国の発表文では(この部分が)あいまいになっているが、万が一これが事実なら、韓米日の協力を堅固にして中国を通して北朝鮮に圧力をかけようとしていたトランプ政権の努力を阻害するだろう」と指摘した。

しかし、ミサイル防衛の参加拒否。最終的にTHAAD配備を廃棄するという流れなんだろうか。そもそも、米国がTHAAD配備したのはミサイル防衛(MD)システムの中に組み込まれていたはず。でも、それが拒否されたわけだから、米国は戦略そのものを見直しに迫られることになる。

まさか、11月に入っていきなりここまで複雑化させるとか、韓国は外交の天才じゃないか。もちろん、悪い意味でだが。でも、MDに参加しないなら、韓国はどうやって自国を守るんだろうな。文在寅大統領は本当に先を考えているのか?これでは北朝鮮に撃ってください。無防備でお待ちしていますと述べているようなもんだぞ。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、韓中関係修復合意、米国で相次ぐ懸念の声

韓国と中国が終末高高度防衛ミサイル(THAAD)問題の関係修復に電撃合意したことについて、米国の複数のシンクタンクが1日(現地時間)、「合意は米国を非常に驚かせた」として、これがトランプ大統領の訪韓時に問題になる可能性があるとの見方を示した。米国メディアも合意の背景に関心を寄せている。

米紙ニューヨーク・タイムズは同日、韓中合意に関する記事で「公式的にはトランプ政権は(韓中の)雪解けを歓迎した。しかし、米政権のある高官は、この合意が問題を複雑にする可能性があることを認めた」と報じた。

また、米戦略国際問題研究所(CSIS)のマイケル・グリーン副所長は同日、ワシントンDCで行われたトランプ大統領のアジア歴訪に関するセミナーで「トランプ政権は米日だけでなく韓米日の安保協力を強化しようとしている。そのような状況で韓国政府が中国と共に発表した声明は、人々を非常に驚かせた」と述べた。

グリーン氏はさらに「中国政府によると、韓国はTHAADの追加配備、韓米日3か国の軍事同盟、米国のミサイル防衛(MD)システムへの参加を否定した」として「韓国の発表文では(この部分が)あいまいになっているが、万が一これが事実なら、韓米日の協力を堅固にして中国を通して北朝鮮に圧力をかけようとしていたトランプ政権の努力を阻害するだろう」と指摘した。

また「この部分は(トランプ大統領のアジア歴訪でわれわれが絶対に見守るべき部分だ)と主張した。また、米外交問題評議会(CFR)のスコット・スナイダー上級研究員も同日の電話説明会で「韓国の(THAAD関連の)約束のうち一部は(トランプ政権の)韓米日3か国間の安保協力への期待に相反する可能性がある」と指摘した。

スナイダー研究員は「韓国側が今後、中国との合意に関連して韓米関係でどのような振る舞いを見せるのかが注目される」と述べた。

(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171102-00003341-chosun-kr)

韓国経済、韓中関係修復合意、米国で相次ぐ懸念の声」への2件のフィードバック

  1. さすがチンピラ国家中国、役者が違うね、
    韓国はこの発表は、まだしたくなかった、中国がしてしまったので、急遽、せざるおえなくなったと見るべき、
    トランプが来るタイミングに、中国はこの発表で韓国を追い込む事により、米国陣営から韓国を見捨てさせ、赤陣営に嫌でも来るように仕向けた訳
    素人政治家の文はハメられた可能性大
    なんで韓国人はこんなに馬鹿なんだろ、キムチ脳か?

  2. 3不自体は、従来の韓国の方針とさほど変わっていない。
    米国のMDへの不参加は、李明博政権の時から表明していたような。朴槿恵政権は参加する意思がありませんでした。
    日米韓の同盟は、オバマ政権の構想で、朴槿恵政権が慰安婦問題等を理由に、日本が韓国の属国同然にならなければ、同意出来ないとしてきたもの。
    THAAD配備に関しては、文在寅大統領は選挙期南中ずっと反対してきたもので、大統領になってからむしろ方針を後退させている。

    中国は、従来の韓国の立場を明確化させることで、冊封体制への取り込みを世界中に印象づけようとしたのだと思います。
    韓国とすれば、経済の為に中国との関係改善は避けて通れないので、中国の歓心を買う為に、次々と譲歩したのでしょう。現政権の性格からすれば、譲歩することへの抵抗感はさほど無かったと思います。

    一方トランプ大統領に訪韓を促した人達からすれば、3不は対北朝鮮問題解決までは、建前として隠す必要がある、という判断だったのでしょう。

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