韓国経済、〔米中貿易戦争〕中国 、米の高関税措置への報復準備 大豆や自動車など106品目
記事要約:米国と中国との間に始まった米中貿易戦争。中国は以前の3100億円から追加の品目を増やして大豆や自動車など106品目に25%関税をかける準備をしているそうだ。その金額は500億ドルらしい。アメリカの規模が600億ドルだったので、ようやく規模だけ見れば追いついたように見える。でも、それ本当にやるかどうかはまだわからない。
管理人は日経平均が下がりそうなことをするのは止めて欲しいわけだが、双方の言い分もあるだろう。中国がその報復措置を行って何を失うかに興味がある。大豆の価格が高くなって困るのは中国庶民な気もするが、それが中国政府の支配体制に大きな風穴を開けるかもしれないしな。何、結局、庶民が最後に求めるのは食料だ。食料難などになれば中国は一気に崩壊する。
貿易というのは互いの国の物を交換するのが基本だ。この500億ドルの経済報復措置によって一体、どうなるかは世界経済のダイナミックな動きとしては面白い。先物が軒並み下がってそうな気もするが。
でも、アメリカはきついんじゃないかと思うかも知れない。だが、よく考えて欲しい。他国にあれだけ農産物を輸出できる=自国で食料生産可能ということだ。つまり、アメリカは内需でも中国に負けることはない。長期化すれば困るのは中国の方だろうな。
中国だって国土広いじゃないか。内需で農産物を生産すればいい。だが、それは大気汚染が深刻化しているのでできないのだ。ここに来て工場へシフトかしてしまったツケを払わされる。後先も考えずに汚染しまくった結果。中国内では汚染された地域が拡大し続けている。特に水不足は深刻だろうな。
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韓国経済、〔米中貿易戦争〕中国 、米の高関税措置への報復準備 大豆や自動車など106品目
アメリカのトランプ政権が中国による知的財産の侵害などを理由に、通商法301条に基づいて高い関税を課す制裁措置の原案を公表したことを受けて、中国政府はアメリカから輸入する大豆や自動車など106品目に、25%の関税を追加で課す報復措置を準備していることを明らかにしました。
これは中国商務省が発表しました。それによりますと、報復措置として関税を課す対象は、アメリカから輸入する大豆や自動車、それに航空機など106品目にわたり、それぞれに25%の関税を追加で課すことにしています。
対象品目の去年のアメリカからの輸入額は、およそ500億ドルと、アメリカの制裁措置に匹敵する規模となっています。
中国はこの報復措置をいつ発動するかについては、アメリカ側の対応を見極めたうえで判断するとしています。
4月4日 17時17分
NHK NEWS WEB
(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180404/k10011390761000.html?utm_int=all_contents_just-in_001)
お互いに拳を振り上げ合う展開が続きそうですね。
もっとも、中国の繰り出せる対抗手段がどの程度あるかは不明ですが。
かつての冷戦構造のように、中国中心のブロック vs 米国中心のブロック、と分かれて張り合うことになるかもしれません。中国も、米国との軋轢が高まることは承知の上で、今後の外交戦略を立てるでしょうし。
ロシアは政治体制的には、中国に付く気がします。韓国も今回は中国側に付くでしょう。そうなったら、朝鮮総連や民団に堂々と圧力を掛けることが出来そうなので、日本にとっては歓迎すべき事かも知れません。
21時30分現在、先物、強烈な値動きをしてますね。
つい一昨日はアマゾンへの規制強化で相当落とされましたが、またもう一段来るなぁと。
長期化して中国の首が絞まる想定で恐ろしいのは、それこそ彼らの言う「日本の二の舞になるか」とは若干年代がずれるかもしれませんが、
ヤケのやんぱちで対外的に膨らもうとするパターンで、台湾侵攻、尖閣占領ですね。
……今ちょうどロシアが擦り寄ってきたところだし、
ウルトラCで北方四島交渉から平和条約締結、なんて電撃的にやって、インドと合わせて中国を圧迫する、なんて出来ないかなぁ……。
などという冗談はともかく、米国はもとより、案外ここで重要なのがインドとの関係強化なのではないかなぁと。