韓国経済、鉄鋼製品に関税免除の翌日…米国が韓国産鉄鋼線材に41%反ダンピング関税

韓国経済、鉄鋼製品に関税免除の翌日…米国が韓国産鉄鋼線材に41%反ダンピング関税

記事要約:朝にこの記事を見つけて管理人は雨の日なのに大笑いしている。米国が韓国に通商圧力として鉄鋼製品に25%の関税を課そうとしたわけだが、韓国は米韓FTA再交渉において自動車枠で大幅譲歩でなんとか関税免除を取り付けた。しかも、鉄鋼の輸出枠が3割減。それでこれを無難な妥結とか中央日報が述べていたのを管理人は完全敗北と断言した。詳しい経緯は下を参照してもらいたい。

https://kankokukeizai.kill.jp/wordpress/2018/03/%e9%9f%93%e5%9b%bd%e7%b5%8c%e6%b8%88%e3%80%81%e3%80%94%e5%ae%8c%e5%85%a8%e6%95%97%e5%8c%97%e3%80%95%e9%9f%93%e7%b1%b3%e8%87%aa%e7%94%b1%e8%b2%bf%e6%98%93%e5%8d%94%e5%ae%9a%ef%bc%88%ef%bd%86%ef%bd%94/

だが、事実上は完全敗北よりもさらに上だった。鉄鋼製品に関税免除の翌日に、米国が韓国産鉄鋼線材に41%反ダンピング関税を課すことを決定したのだ。ええ?免除されたのではないの?このような声が聞こえてきそうだが、良く考えて欲しい。

米国が免除したのは鉄鋼関税であって、個別製品での関税免除ではない。しかも、その翌日ということにシャレが効いている。だから、麻生財務大臣は述べていたではないか。個別に2国間の交渉はしないと。それで、これのどこが無難な妥結なんだろうか。全体が免除されて助かったと思ったら、今度は個別製品に反ダンピング関税を課す。

>米政府は前日、韓国産の鉄鋼製品に関税25%を適用しないことを最終確定したが、その翌日にこうした措置が出てきたのだ。 高率の関税は免除したが、個別製品にまた関税爆弾を適用したのだ。

良かったな。韓国。いわゆる。これはテレビ朝日のパワハラ問題をギリギリセーフといったレベルだ。韓国的にはギリギリセーフなんだろう。しかし、左翼は便利な言葉を造ってくれるな。管理人はギリギリセーフと国民の敵の2つは気に入っているぞ。色々、応用効きそうだしな。そのうち広辞苑にこのような意味が載るんだな。

ギリギリセーフとは、本来、なんとか間に合った、範囲内という意味で使うことが多かったが、テレビ朝日のパワハラ問題によって、完全にアウトの時にも使うことができるようになったと。

>ロイター通信は「2016年の韓国の線材輸出量は4560万ドル(約50億円)と推算される」とし 「今回の決定で韓国のポスコなどが影響を受けるだろう」と伝えた。ポスコなど韓国鉄鋼企業は米当局を相手に再審を要請する見通しだ。

ポスコが影響受けると。再審を要請したところでスーパー301条がある限り、米国では覆ることはないだろうな。なに、41%だ。英国の147%よりましだろう。ギリギリセーフだ。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、鉄鋼製品に関税免除の翌日…米国が韓国産鉄鋼線材に41%反ダンピング関税

米国が韓国をはじめとする5カ国を相手に特定鉄鋼製品に反ダンピング関税を課すと明らかにし、通商圧力を継続している。 韓国の鉄鋼製品に対する高率の追加関税を免除すると発表した翌日だ。

1日(現地時間)のロイター通信などによると、米国際貿易委員会(USITC)は韓国と英国、イタリア、スペイン、トルコなどから輸入する炭素・合金鋼線材製品が米国の鉄鋼業界に実質的な被害を与えているとして 5年間に最大147.63%の関税を課す最終判定を出した。

米商務省の反ダンピング調査の結果をそのまま認めたのだ。線材はクギから自動車素材にまでさまざまな製品に使用される鉄鋼材。

英国に最も高い147.63%の関税を、韓国には2番目に高い41.1%の関税を賦課することにした。 スペインには11.08-32.64%、イタリアには12.41-18.89%、トルコには4.74-7.94%の反ダンピング関税が課される。

米政府は前日、韓国産の鉄鋼製品に関税25%を適用しないことを最終確定したが、その翌日にこうした措置が出てきたのだ。 高率の関税は免除したが、個別製品にまた関税爆弾を適用したのだ。

これに先立ち米商務省は米鉄鋼企業の請願を受け、韓国など10カ国が輸出した線材に対する反ダンピング調査に着手し、 3月にその結果を貿易委に通知した。韓国を含む5カ国の鉄鋼企業が政府から不法補助金を受けたり 米国内でダンピング販売をしているという内容だった。

ロイター通信は「2016年の韓国の線材輸出量は4560万ドル(約50億円)と推算される」とし 「今回の決定で韓国のポスコなどが影響を受けるだろう」と伝えた。ポスコなど韓国鉄鋼企業は米当局を相手に再審を要請する見通しだ。

(http://japanese.joins.com/article/057/241057.html)

韓国経済、鉄鋼製品に関税免除の翌日…米国が韓国産鉄鋼線材に41%反ダンピング関税」への2件のフィードバック

  1. このニュースを聞いて疑問がわいたw
    そもそも鉄鋼関税とはどこからが鉄鋼製品でどこが個別製品なのかとw

    漠然のイメージだと、鋼材・H鋼などの鉄骨部材や鉄鋼版・車の側の様な
    薄く加工した鉄鋼材。
    これに関してだと思っていたが、たしかに線材は違うなw
    所謂、ワイヤー類の事やねw
    それだって、タングステン鋼材線・ステンレス鋼材線など、材質の違いもあるだろうし。

    新日鉄とポスコが特許侵害で揉めた特殊鋼材もあるしなw
    米国が日本製の線材には関税掛けないのか?
    特許の特殊鋼材には特許料又は輸入が必要だろうし。

    米国も日本製は自国生産品以外は排除できない気がするなぁww

  2. はたして、ポスコが、本当に
    韓国企業と言えるかすらも、
    疑問ですがね。ポスコの株主、
    42.1%が外国人ですからねw

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