韓国経済、〔ムンジェノミクス〕韓国製造業が危機…今は崖っぷちに

韓国経済、〔ムンジェノミクス〕韓国製造業が危機…今は崖っぷちに

記事要約:なんと韓国の製造業が危機だそうだ。とりあえず、冒頭を読んで頂きたい。

>「造船が崩れ、鉄鋼は競争力を失い、自動車は列強の保護主義に苦しんでいる。生き残っている産業世代は第4次産業革命の時代的変化要求に業が根本的に変わる状況に傷心している」

一体誰の言葉なんだ。エンジニア出身の創業者、崔平奎(チェ・ビョンギュ)S&Tグループ会長(66)の言葉らしい。なるほど。確かに的を射ているな。今の韓国経済における製造業の危機を的確に捉えている。まあ、ここまでは大いに納得するんだが、その後が問題だ。

>1997年の通貨危機と2008年のグローバル金融危機の当時も危機を機会にして会社を成長させたが、今回は容易でないという心配が込められている。

物事を本質を何1つ理解してない。今回の製造業危機は1997年や2008年のグローバル金融危機のようなことが起きたわけではない。なぜなら、この製造業危機の本当の原因は中国の台頭だからだ。指摘した造船、鉄鋼、自動車の3つは全て中国企業がここ10年ほどで韓国企業のシェアを奪っていったものだ。

では、もう少し詳しく解説しようか。そもそも、どうして韓国の製造業は中国企業にここまで苦戦しているんだろうか。1つはウォン安政策が有効打にならなくなってしまったからだ。1997年。2008年のウォンのレートの推移を見ていればわかる通り、韓国は輸出依存国家なので通貨危機に陥ってもウォンのレート恩恵で輸出を伸ばして復活することはできた。

アジア通貨危機はIMFや日本の支援。リーマンショックからの金融危機は米韓通貨スワップ300億ドルがなければデフォルトしていたわけだが、その後、ウォン安で韓国の輸出は圧倒的に優位に立ち、グローバル金融危機からいち早く抜け出したとか、日本のマスコミが褒めていたぐらいだ。

しかし、グローバル金融危機が収まる頃から中国の台頭が目立ってきた。中国のやることは韓国の丸パクリだった。通貨安政策で大量生産で低価格販売、さらに強力な政府支援である。韓国と同じことをやれば、最後に勝つのは為替レート操作で価格競争力を維持できる中国である。

これが実は苦しんでいる理由なのだ。ウォン安でも思ったより、もう、韓国の製造業は利益が出なくなってしまった。しかも、中国は海外企業にM&Aを仕掛けてどんどん巨大となり、技術も向上させていった。気が付けば韓国企業なんて足下に及ばないほどに。だから、グローバル金融危機も起きてないのに韓国の製造業は崖っぷちなのだ。

最近、2chの論調を見ていると、文在寅大統領の最低賃金の大幅引き上げがどうとか、目先の情報に惑わされているコメントが多い。別に文在寅大統領の経済対策が普通レベルであっても、今の状況はそこまで改善されていたわけではないことに気付いていない。

何しろ、管理人の2020年韓国経済破綻の予言は朴槿恵大統領の頃から主張していて、文在寅大統領の経済対策の失敗など最初から範疇にない。数年後に大統領に誰が選ばれるかすら知らない時期に述べている。最低賃金引き上げがどうとかは末端に過ぎないのだ。

つまり、韓国はこのままではどうしようもないていうこと。これが10年前とはまったく違うのだ。

危機とかいっているが、管理人は1つずつ崩壊していると考えている。韓国は何で食べていくかの青写真が見えないからだ。半導体分野だけで韓国を支えることはできない。では、韓国は一体どうすればいいのか。ウォン安も不当廉売も中国がやるのでどんどん効果がなくなっている。

結論から述べると、売れる商品を造ればいい。つまり、ブランド価値と品質の向上である。ええ?それができたら苦労しない?そこはもう企業努力だろう。安い、壊れやすい、質が悪い製品を作っても中国には勝てない。なら、違うことをするしかない。

S&Tグループ会長は韓国経済の現状に気付いて嘆いても、経営者や創始者ならそうなる前に対策を講じておくべきなのだった。それが経営というものである。中国の台頭は急に始まったのではなかった。2008年からにしても、10年もあったんだよな。それなのに何1つできてない。

頭の良いサムスン電子はちゃんと戦えるように半導体でも育てていた。それだけのことである。もっとも、サムスン電子も次の第4次産業の投資に失敗すれば厳しくなるんだが。でも、それはどこだって同じだ。

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韓国経済、〔ムンジェノミクス〕韓国製造業が危機…今は崖っぷちに

「造船が崩れ、鉄鋼は競争力を失い、自動車は列強の保護主義に苦しんでいる。生き残っている産業世代は第4次産業革命の時代的変化要求に業が根本的に変わる状況に傷心している」

エンジニア出身の創業者、崔平奎(チェ・ビョンギュ)S&Tグループ会長(66)が13日、グループ創立39周年記念演説でこのように吐露した。1997年の通貨危機と2008年のグローバル金融危機の当時も危機を機会にして会社を成長させたが、今回は容易でないという心配が込められている。グループ主力の自動車部品と防衛事業が同時に不振となり、崔会長は1週間に3、4日間はS&T重工業(昌原)とS&Tモーティブ(釜山)工場に出勤し、危機を乗り越えるための対策に苦心している。

崔会長は記念演説で「鉄鋼と海外建設、プラントは競争力を失いつつあり、自動車部品産業は深刻な赤字と倒産の崖っぷちに立っている」と診断した。さらに大きな心配は製造業時代が終わりつつあるという点だ。崔会長は「機械工業中心の製造業が脚光を浴びた時期があった」とし「創業を尊重し、成長して尊敬を受けた時代だった」と振り返った。

内外の困難が増え、変化を要求する圧力が強まっているが、崔会長はここであきらめることはできないと述べた。生き残るためには時代的な流れに合わせる必要があると役職員に強調した。

崔会長は「20代の青年時代から油が染みついた作業服を着て毎日、機械と向き合いながら前に進んできた」とし「(変化に)これ以上遅れてはいけない」と語った。続いて「さらに存続するためには今から古い考え、古い方式、古い固定観念を完全に変える根源的な変化に力を集中しなければいけない」と力説した。

13日の崔平奎S&Tグループ会長のグループ創立39周年記念演説は悲壮感が感じられた。崔会長は「企業はいつかは滅びる」とし「どれくらい存続するのかが重要だ」と強調した。グループが困難に直面している点を勘案し、工場がある釜山(プサン)・昌原(チャンウォン)一帯の休養地に役職員と家族まで招待して開いていた創立記念式も今年はキャンセルした。記念行事は崔会長の記念演説に変わり、事務室と工場は閉鎖した。

造船・自動車産業の不振で7月の国内設備投資指数は10.4%減少し、18年ぶりに5カ月連続で下落した。先月も機械類の輸入額が減少し、8月の設備投資も不振が予想される。造船・自動車などの産業が競争力を失い、部品産業が根本から揺らいでいるというのが、崔会長の心配だ。

国内第1世代の精密機械工業創業者としての心境も表した。崔会長は「創業を尊重し、成長して尊敬を受けた時代があったし、機械工業が大韓民国の経済を支えて拍手も受けた。奇跡の韓国経済はそのように築かれた」とし「油断せず、ぜいたくもせず、ただ事業一筋に進んできたが、いつのまにか39年の歳月が流れた」と回顧した。創業39年を振り返りながら役職員と焼酎を交わしたいとか話した。

崔会長は内外の困難にもかかわらず役職員に「一歩後退しても絶対に倒れないでおこう。一生懸命に働いて堂々と挑戦しよう」と呼びかけた。韓国の技術と努力を疑う周囲の状況に失望して委縮すれば未来はないと強調した。崔会長は「成功の秘訣は勤勉にある」とし「S&T100年史に向かってよりいっそう力強く走ろう」と強調した。

崔会長はエンジニア出身の一代目オーナー経営者だ。慶煕大機械工学科を卒業し、27歳だった1979年に職員7人でサムヨン機械工業(現S&TC)を立ち上げた。全財産が59平方メートルのマンションだけだった崔会長は父や姉など家族の家まで担保にして創業資金を準備した。

崔会長はS&TCを2001年に証券取引所(現韓国取引所)上場企業のうち営業利益率1位の企業に育てた。当時、売上高973億ウォン、営業利益294億ウォンで、営業利益率は30.2%だった。2003年に統一重工業(現S&T重工業)、2006年に大宇精密(現S&Tモーティブ)などをM&A(企業の合併・買収)し、S&Tを20余りの系列会社を率いる資産2兆ウォン(約2000億円)、売上高1兆5000億ウォン規模の中堅グループに成長させた。すべて経営不振の企業だったが、崔会長が引き受けてから「優良黒字企業」に変わった。

(https://japanese.joins.com/article/147/245147.html?servcode=300)

韓国経済、〔ムンジェノミクス〕韓国製造業が危機…今は崖っぷちに」への6件のフィードバック

  1.  私はいつもここで書いているのですが、南朝鮮人の性格「はやく はやく だいたい」この言葉に表れているように、南朝鮮産業は外国の基礎技術をどんどん導入して、基礎研究をやってこなかったツケがここにきて表面化しただけです。
     日本の基礎研究・基礎技術は50年以上かけて技術大国日本と言われるまでになるには、莫大な資金・時間・労力をかけて粘り強く研究してきた成果です。一長一短でできるものではありません。
     南朝鮮の産業のコアになる部品、それを製造する機械は殆どが日本製 南朝鮮人たちの大多数はそれを知りません。そして報道も目をそらしている状態です。真実を知れば自分たちの産業は薄紙1枚の上に成り立っていることを自覚するでしょう。知り得ても もう遅いですけど・・・^¥^

  2. 他の国々と違う技術や分野を探すと言っても、結局は日本だったり他国のパクリだろう。半導体なんかは技術どころか製造する為の機械を日本から買って作ってるだけだし。素人でも出来る。韓国発祥の技術なんて何が有るのか? 誰か教えて下されば幸いです。

  3.  そうそう 3000トン級潜水艦進水 韓国海軍への引き渡し4年後 あれーー
    これを見ても分かるように、手探り状態で建造したと思われますよ。最初の1200トン級潜水艦はドイツからの技術導入で建造 現在3隻は技術的な欠陥でドッグに野ざらし状態・・・それにも拘わらず3000トン級を建造 本当のバカ!
     南朝鮮には特殊張力鋼の製造、これを成型する技術、溶接技術がないのにどうやって建造したのでしょうか 私の推測ですが潜航深度は200m~300mぐらいだと思います。日本の海上自衛隊潜水艦は推定で絶対安全潜航深度600~700m そして海上自衛隊が所持する89式魚雷(耐圧魚雷・世界で日本だけが所持))の最大潜航深度が900M これを考えると最悪 900mまでは可能と言うことです。
     南朝鮮は経済排他水域が少ししかないのに、大型潜水艦の持つ意味が殆ど無いと思われます。日本の海上自衛隊は60年以上かけて各国の戦闘艦の音文・各海域の塩分濃度・海底地形 様々なデーターを所持していますが韓国海軍は皆無と思われます。
     この60年以上の技術格差は埋めることは出来ないでしょう。恐らく大きな技術的な事故を誘発して失敗すると思いますよ!死者が出る前に辞めた方が・・
     南朝鮮政府に言っておきます。南朝鮮潜水艦が沈んでも海上自衛隊潜水艦救難艦の要請はしないで下さいね。お願いしておきます。^¥^

  4. >韓国発祥の技術なんて何が有るのか? 誰か教えて下されば幸いです。

    ウンコで酒を作る技術がありまふ。

    1. 確かに。でも韓国人以外に需要が無いですなぁ。とりあえずこれでノーベル賞狙ってみたらいいと思います。ノーベル何賞なんかな?

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