韓国経済、〔選択は蝙蝠外交〕韓国は米国側に立つのか、北朝鮮側に立つのか

韓国経済、〔選択は蝙蝠外交〕韓国は米国側に立つのか、北朝鮮側に立つのか

記事要約:朝鮮日報がまともなコラムを書いているのだが、どうせ韓国政府が選択するのは蝙蝠外交なので、米国側にも、北朝鮮側にも立とうとしてどちらからも嫌われる。そもそも、蝙蝠は嫌われると何度述べても理解しない。

>およそ70年間同盟として続いてきた韓国と米国の関係は、近ごろ極めて深刻な亀裂を見せ始めている。北朝鮮の非核化と韓国の北朝鮮支援を巡る政策協調上の問題という形で現れたものだが、単に見解や立場の差故というにとどまらない。韓国では北朝鮮に融和的な政権が生まれ、米国では「アメリカ・ファースト主義者」が大統領になったのに伴って、既に予見されていたことだった。韓国左派政権と米国右派政権の間の必然的衝突であって、新冷戦の産物でもある。

確かに保守派だった朴槿恵前大統領をロウソクデモで下ろして、選ばれたのが文在寅大統領。赤化する動きは予想通りである。でも、まだ米韓同盟は破裂してないんだよな。さっさと終わらせればいいものを。韓国は既に米国を裏切る行為をしまくっているからな。瀬取に北朝鮮産石炭輸入、南北連絡事務所がどうとかで軽油なども密輸していた。米国の同盟国である韓国が北朝鮮支援することは明確な裏切り行為である。そのうち韓国そのものが制裁対象にされるんじゃないか。

>韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、南北関係の発展があらゆる韓半島(朝鮮半島)問題の要諦であって、南北協力が全てに優先するという哲学を持っている。文大統領は、8月15日の祝辞で「南北関係の発展は米朝関係進展の付随的効果ではない」と語った。ここで言う「全て」には、米朝関係はもちろん、ひいては韓米関係も含まれ得る。

問題はこのコラムを読んだ韓国人がその「全て」をやらとどこまで現実的に認識しているかである。管理人は南北合同チーム結成辺りから北朝鮮を優先していたことはわかっていたので、今更、どうだといわれても当然の流れであるのだが、韓国は自分たちが赤化していくことを受けいているのか。それとも知らないのか。まあ、おそらく後者だろうな。

>そういう例が、既に幾つかの分野で感知された。北朝鮮産の石炭が韓国に持ち込まれた問題を取り巻く釈然としないプロセス、南北連絡事務所設置を巡り米国のけん制を頑強に拒否してきた点、南北間の鉄道・道路連結および境界地域での経済特区設置に向けた意欲、何よりも3回目の南北首脳会談を開いて南北経済協力を推し進めていこうとするのは、誰が何と言おうと南北関係に全てつぎ込むという文大統領の意志を反映している。

しかし、それをやったところで統一は愚か、単に北朝鮮に利用されているだけ。それで韓国の文在寅大統領は満足かもしれないが、韓国の庶民にどうなのか。支持率もさがってきているし、これ以上の融和政策は逆効果かもしれないぞと一応は忠告しておく。

>米国は、韓国政府のこうした独自行動に水面下でブレーキをかけている。北朝鮮の非核化が全てに優先し、北朝鮮制裁が最も中心的な案なのに、韓国は南北関係優先を掲げて北朝鮮制裁網を台無しにしているというわけだ。トランプ大統領がポンペオ国務長官の訪朝をやめさせたのも、表面的には中国の非協力を挙げたが、裏では文政権の「どうしようもなく北朝鮮寄り」なところに警告したもの、と見なければならない。英国フィナンシャル・タイムズ紙は、韓国の南北経済協力計画には「米国を怒らせる危険性がある」と報じた。

危険性があるというよりは既に怒っているんだよな。韓国語で警告するぐらいだからな。しかも、米国と韓国が伝えてる内容に明確な差まであるしな。

>さらに「危険」なのは、米国のブレーキが左派・中道寄りな一部の韓国の人々の間に「韓国が北朝鮮をちょっと助けてやるのに米国がいちいち干渉してブレーキをかけるのは、やり過ぎではないのか?」という反応を引き起こしている点だ。そういう反応を逆用して「反米感情」を誘発する反米勢力がいる。韓国政府がこれに便乗している側面もある。現在、韓国国民の間では、昨年北朝鮮が核実験を行ってミサイルを発射した時に感じた不安感や戦争への危機意識はかなり薄まっている。「まさか北朝鮮が韓国に向けて核を撃つなどとは」という漠然とした同朋意識(?)も働いている。

世の中、朝鮮人ほど信頼に置けない民族はいない。韓国に向けて核を撃つなんてあり得ない。でも、ソウルを火の海にすることなんて核を使わずしても、すぐできるぞ。戦争は別に核兵器だけで勝敗が付くわけではあるまい。

>韓米間のこうした水面下の衝突は、どこにつながるのだろうか。文大統領の南北関係至上主義、北朝鮮支援優先主義、北朝鮮に対する低姿勢な外交・国防が続いたら、そして韓国政府内における親北派の勢いが続いたら、これは米国との隔たりにつながるだろう。仲たがいを図る北朝鮮の手も侮れない。金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長は米国主導の北朝鮮制裁を「強盗のような制裁封鎖」と呼び、北朝鮮メディアは「外部勢力の顔色をうかがって旧態依然とした『制裁圧迫』遊びにふけるのなら、北南関係の真の改善は期待できない」と猛烈に非難している。

むしろ、北朝鮮が何十年も使って韓国にそのようなスパイを送り込んできた結果である。我々が思う以上に韓国の新北派は多いのだ。それが既にあらゆる場所に溶け込んでおり、韓国人は知らずの内にその意に流されている。文在寅大統領がどうして選ばれたのか。答えは簡単だ。そういう勢力が応援してきたからだ。主な組織は統一教会、労働組合、挺身隊などがいるわけだ。

管理人は既に半分は北朝鮮シンパに韓国は牛耳られていると見ている。保守派の大統領二人を牢獄送りにしたのも、韓国の保守勢力潰しだからな。後は朝鮮日報さえ陥落させてしまえば、もう、韓国の保守は消えていく。しかも、それも時間の問題だ。こういうコラムもそのうち読めなくなる。

韓国経済危機の軌跡(過去のメルマガ無料公開(1回~282回)

人気ブログランキング の応援(1日1回クリック)をお願いする。

〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、〔選択は蝙蝠外交〕韓国は米国側に立つのか、北朝鮮側に立つのか

およそ70年間同盟として続いてきた韓国と米国の関係は、近ごろ極めて深刻な亀裂を見せ始めている。北朝鮮の非核化と韓国の北朝鮮支援を巡る政策協調上の問題という形で現れたものだが、単に見解や立場の差故というにとどまらない。韓国では北朝鮮に融和的な政権が生まれ、米国では「アメリカ・ファースト主義者」が大統領になったのに伴って、既に予見されていたことだった。韓国左派政権と米国右派政権の間の必然的衝突であって、新冷戦の産物でもある。

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、南北関係の発展があらゆる韓半島(朝鮮半島)問題の要諦であって、南北協力が全てに優先するという哲学を持っている。文大統領は、8月15日の祝辞で「南北関係の発展は米朝関係進展の付随的効果ではない」と語った。ここで言う「全て」には、米朝関係はもちろん、ひいては韓米関係も含まれ得る。

そういう例が、既に幾つかの分野で感知された。北朝鮮産の石炭が韓国に持ち込まれた問題を取り巻く釈然としないプロセス、南北連絡事務所設置を巡り米国のけん制を頑強に拒否してきた点、南北間の鉄道・道路連結および境界地域での経済特区設置に向けた意欲、何よりも3回目の南北首脳会談を開いて南北経済協力を推し進めていこうとするのは、誰が何と言おうと南北関係に全てつぎ込むという文大統領の意志を反映している。

米国は、韓国政府のこうした独自行動に水面下でブレーキをかけている。北朝鮮の非核化が全てに優先し、北朝鮮制裁が最も中心的な案なのに、韓国は南北関係優先を掲げて北朝鮮制裁網を台無しにしているというわけだ。トランプ大統領がポンペオ国務長官の訪朝をやめさせたのも、表面的には中国の非協力を挙げたが、裏では文政権の「どうしようもなく北朝鮮寄り」なところに警告したもの、と見なければならない。英国フィナンシャル・タイムズ紙は、韓国の南北経済協力計画には「米国を怒らせる危険性がある」と報じた。

さらに「危険」なのは、米国のブレーキが左派・中道寄りな一部の韓国の人々の間に「韓国が北朝鮮をちょっと助けてやるのに米国がいちいち干渉してブレーキをかけるのは、やり過ぎではないのか?」という反応を引き起こしている点だ。そういう反応を逆用して「反米感情」を誘発する反米勢力がいる。韓国政府がこれに便乗している側面もある。現在、韓国国民の間では、昨年北朝鮮が核実験を行ってミサイルを発射した時に感じた不安感や戦争への危機意識はかなり薄まっている。「まさか北朝鮮が韓国に向けて核を撃つなどとは」という漠然とした同朋意識(?)も働いている。

韓米間のこうした水面下の衝突は、どこにつながるのだろうか。文大統領の南北関係至上主義、北朝鮮支援優先主義、北朝鮮に対する低姿勢な外交・国防が続いたら、そして韓国政府内における親北派の勢いが続いたら、これは米国との隔たりにつながるだろう。仲たがいを図る北朝鮮の手も侮れない。金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長は米国主導の北朝鮮制裁を「強盗のような制裁封鎖」と呼び、北朝鮮メディアは「外部勢力の顔色をうかがって旧態依然とした『制裁圧迫』遊びにふけるのなら、北南関係の真の改善は期待できない」と猛烈に非難している。

中国とロシアは、シンガポール米朝首脳会談の後、北朝鮮側に立って既に久しい。北朝鮮の9・9節に合わせて中国の習近平国家主席が訪北したら、それは米国との覇権競争で北朝鮮を味方につけることを確認するものだ。ロシアとしても、その覇権争いで米国をけん制する側に立つことは明らかだ。

トランプ大統領はいずれ、韓国が米国側に立つのか、北朝鮮側に立つのかを文政権に単刀直入に聞くだろう。トランプ大統領は「ギブ・アンド・テーク」の戦士だ。彼はまた「組分け」の名手でもある。11月の中間選挙を巡っても、彼は和解・統合・融和の戦術より、こちら側かあちら側かで勝負している。彼が11月の選挙で勝って再選の土台を調えたら、韓米関係はトランプ大統領の「商売人的な」計算により、縫合されるか、遂に亀裂へと至るかが決まるだろう。

最終的に、アジアは米国対中国・ロシアで争われる新冷戦時代に突入し、韓半島はその冷戦構図の中心的な「雷管」と位置付けられる運命にある。地政学的条件や国力から見て、韓国が覇権の主導権を握る立場にないとすると、どちら側に立つのかが生死を分けることにもなりかねない。国際政治とはまさに組分けゲームであって、安全保障はその報いだ。そのゲームに中間はない。こうした厳しい冷戦の要所で、文在寅大統領は果たしてどちらの陣営の旗の下に立つのだろうか。

金大中(キム・デジュン)顧問

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/09/07/2018090701851_3.html)

韓国経済、〔選択は蝙蝠外交〕韓国は米国側に立つのか、北朝鮮側に立つのか」への2件のフィードバック

  1. シンシアリーさんによると、この前の韓国の訪朝団の結果報告のために、日中には特使を送りましたが、米国には電話で済ませたとのこと。金正恩委員長から、トランプ大統領に伝えて欲しい、といわれたメッセージも、ボルトン補佐官に伝えたそうです。日程の問題、と文政権は弁明してますが、明らかに米国を煙たがっていますね。前政権の露骨な離米外交が復活しているのかもしれません。

    しかし、いいのか。正恩王の指示を守らなくても。

  2. 統一教会は、冷戦時代までは、
    反共産主義カルトとして、
    アメリカのCIAと蜜月でしたが、
    ソ連崩壊後あたりから、CIAに
    蜜月しながら、北朝鮮にすり寄る
    というコウモリ外交を始めてますね。
    左翼系の陰謀論者がオツム足りない
    というよりも、統一教会の動きが
    コウモリ過ぎるのと、アメリカ財界にも
    左翼がいる事実が、話をこじらせて
    いるように思えます。有名どころで
    言えば、オクシデンタル石油の
    創業家のハマー家がアメリカ共産党
    でしたから。オクシデンタル石油に
    育てられたのが、アル▪ゴアの一族で、
    ゴアの仲間のユダヤ人銀行家どもが、
    スイスの鉱物王のマーク▪リッチと
    一緒にソ連崩壊後のロシアに乗り込み、
    オリガルヒとビジネスしてましたから。
    アメリカという国は、国家よりも
    巨大財閥と宗教界が力を持っている
    国で、そこは、韓国と似ている部分
    ですが、国単位で見ると、ロシアや
    中国や北朝鮮と対立してるアメリカも、
    財閥という単位で見ると、ロシアや
    中国や北朝鮮とビジネスしていたり
    していて、そこに、資本主義国である
    アメリカの二面性があるのです。

    アメリカは、国単位で見ることと、
    財閥単位で見ることの両方が必要な
    国です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です