韓国経済、「米金利据え置きの動き…韓国も引き下げ考慮すべき」現代経済研究院報告書

韓国経済、「米金利据え置きの動き…韓国も引き下げ考慮すべき」現代経済研究院報告書

記事要約:米国の金利引き上げが中断して、年内にも金利引き上げがゼロの見通しとなり、韓国経済に好材料だとは述べた。これはキャピタルフライトの回避に役立つためである。だから、無理して金利を上げる必要はなくなった。では、米国が金利を上げないなら、韓国は金利引き下げを考慮すべきというのが今回の記事である。

実際、韓国経済は半導体に陰りが見え始めて、輸出も4ヶ月連続で減少。しかも、まだ底は見えずに、このまま不況が長期化する怖れもある。そういう意味では今、金利を下げた方が良い。管理人は年内の金利引き上げはないという報道を信用するかはともかく、不況に苛まれている韓国企業にとって引き下げがベターだと考えるからだ。

> 現代経済研究院は24日に発表した「3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果と示唆点」と題する報告書で、「FRBが当分金利を据え置くと明らかにし韓国の金利引き上げ圧力が緩和された。輸出と内需ともに不振が続く可能性が高くなるだけに韓国銀行は先制的に基準金利も考慮しなければならない」と明らかにした。国際通貨基金(IMF)も12日に「韓国銀行は緩和的な通貨政策を明確に維持し景気を浮揚しなければならない」と勧告した。 

せっかく、米国が基準をそのまま据え置くと述べているのだ。今、引き下げないでいつ下げるというのか。しかも、仮に米国が金利を上げようとすれば、韓国がまた金利を上げれば良いだけの話だ。もっとも、それだって金利を上げるか、あげないかはニュースに出てくる。韓国銀行が慌てて対応する必要もない。

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韓国経済、「米金利据え置きの動き…韓国も引き下げ考慮すべき」現代経済研究院報告書

米連邦準備制度理事会(FRB)が緊縮政策を終わらせる可能性を示唆した中で韓国銀行も景気振興次元から基準金利引き下げを検討すべきという主張が提起された。 

  現代経済研究院は24日に発表した「3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果と示唆点」と題する報告書で、「FRBが当分金利を据え置くと明らかにし韓国の金利引き上げ圧力が緩和された。輸出と内需ともに不振が続く可能性が高くなるだけに韓国銀行は先制的に基準金利も考慮しなければならない」と明らかにした。国際通貨基金(IMF)も12日に「韓国銀行は緩和的な通貨政策を明確に維持し景気を浮揚しなければならない」と勧告した。 

  FRBは20日にFOMCを開き、基準金利を年2.25~2.50%で維持した。委員の金利見通しを示したドットチャートを通じ今年の残り期間の金利据え置きも示唆した。ドットチャートによる2019年の金利引き上げ回数予想は昨年12月には2回だったが今月のFOMCでは0回に減った。さらに通貨緊縮政策である保有資産縮小プログラムも9月末に終了すると明らかにした。 

  研究院はFRBの通貨政策が「緩和」に傾いた主要背景として米国の景気鈍化への懸念を挙げた。研究院はただ、「米国の一部経済指標不振は一時的な可能性が大きく、FRBが年内に1度金利を引き上げる余地は開かれている」と話した。 

(https://japanese.joins.com/article/638/251638.html?servcode=300&sectcode=300)

韓国経済、「米金利据え置きの動き…韓国も引き下げ考慮すべき」現代経済研究院報告書」への2件のフィードバック

  1. 金利下げなくても、大丈夫アルヨ
    まだまだ、最低賃金上がるアル⤴️
    いざとなったら、徳政令カードを使うコトヨ
    さらに、南北統一して大朝鮮国にすれば、今までの
    全ての借金チャラになる!

  2. 焼け石に水か?火に油か?
    韓国は金融緩和と財政出動で、需要を起こすしかない状態ですが、財閥虐めと自営業者にとどめを刺す政策を続ける以上は、財政出動した需要が輸入と浪費にくわれて、財政赤字の拡大と貿易黒字の縮小、資本流出となるであろう。
    日本としては、敵の弱体化はラッキーですね。経済圏の拡大、規制緩和、研究開発の支援で…着実に差を広げていきましょう。

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