韓国経済、【ムンジェノミクス】韓国企業、19カ月連続で悲観的な景気見通し…「金融危機以来の最悪」

韓国経済、【ムンジェノミクス】韓国企業、19カ月連続で悲観的な景気見通し…「金融危機以来の最悪」

記事要約:そろそろ2019年の11月も終わりを迎え、12月に入ろうとしており、韓国経済の実情を示す統計データは色々と出てきているのだが、やはり、不況の底を感じさせられるものはないとみていい。ただ、半導体についての需要と価格は少し前向きなところは出ているが、あくまでも半導体だけといったところ。

しかも、半導体特需みたいなことになるにはほど遠いのであくまでも下がった価格が在庫一掃処分で元に戻っているというところか。その辺の事情については管理人より、詳しい読者様もたくさんおられるのでそのうち解説してくださると丸投げして次に進もう。

> 今年1年間、韓国国内企業の景気見通しは一度も楽観的ではなかった。企業が予想する今後の景気は2008年の世界金融危機以来、最も悲観的だ。

このように韓国国内企業の景気見通しは楽観的ではない。来年も急に業績が回復することもない。むしろ、来年が不況の本番かもしれないかな。

> 全国経済人連合会傘下の韓国経済研究院が600大企業(売上高基準)を対象に実施した企業景況判断指数(BSI)調査の結果、今年の年平均BSIは90.8だった。これは2008年の世界金融危機(88.7)以来の最低値。

いよいよ、企業景況判断指数が90.8と、2008年のリーマン・ショックの88.7に近づいてきた。韓国経済だけがリーマン・ショック級の大不況に見舞われていることになる。それなのに、ウォンもKOSPIも適正数値よりも圧倒的に高い。ウォンウォッチが楽しめないので、年金や外貨準備高で介入するのも、そろそろ止めて欲しいよな。次の月別BSIが中々、興味深い。

> 12月のBSIは内需(95.4)、輸出(94.6)、投資(93.4)、資金(95.4)、雇用(97.6)、採算性(92.2)、在庫(103.4、在庫は100を超えれば悲観的な回答の在庫過剰を意味する)などすべての部門で基準以下となった。

今の韓国国内企業は在庫一掃処分しても、まだ在庫が余っているということだ。雇用の97.6が輝いているな。もっとも、人数足りていることなんだが。日本と違って人材不足ではないんだよな。むしろ、減らして人件費カットしないとな。

> ただ、業種別には非製造業の内需分野で冬季の暖房需要増加と年末の製品販売増加が予想され、出版および記録物製作業(135.7)と電気・ガス業(122.2)などを中心に楽観的な見通しとなった

確かに今年の冬は寒そうだから暖房需要増加はありそうだ。一部の業種は楽観的な見通しと。季節的なイベントでの需要だが。

> 韓国経済研究院がこの日BSIとともに発表した11月の業績値は90.7だった。業績値は2015年4月(101.3)から55カ月連続で基準を下回っている。

BSIが改善すれば、少しは景気が上向いてきたサインとなるのだが、むしろ、下がり続けているのが現状。来年以降に改善される見通しも暗い。今のところ底は見えないと。これが最新の韓国経済の実情である。でも、文在寅大統領がこのBSIを見ればこう言うだろう。「判定勝ち」とな!

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韓国経済、【ムンジェノミクス】韓国企業、19カ月連続で悲観的な景気見通し…「金融危機以来の最悪」

#化学事業をするある大手企業は12月現在、年初に設定した業績目標を下回ることが確実視されている。同社の関係者は「原材料価格の上昇など外部要因に大きく影響を受ける事業の特性上、来年も業績が改善するとは考えにくい」とし「市場の状況が良くなるのを待つしかない」と話した。

今年1年間、韓国国内企業の景気見通しは一度も楽観的ではなかった。企業が予想する今後の景気は2008年の世界金融危機以来、最も悲観的だ。

全国経済人連合会傘下の韓国経済研究院が600大企業(売上高基準)を対象に実施した企業景況判断指数(BSI)調査の結果、今年の年平均BSIは90.8だった。これは2008年の世界金融危機(88.7)以来の最低値。

BSIは、100を超えれば今後景気が良くなると見る企業が悪くなると見る企業より多いことを意味し、100より低ければその反対を意味する。年平均値は2010年(108.2)以降、減少傾向が続いている。

12月の月別BSIは90だった。月別BSIは2018年5月から19カ月連続で100を下回っている。回答企業は企業心理が冷え込んでいる原因に、米国と中国の貿易紛争、世界経済の減速による輸出不振を挙げた。輸出不振は結局、内需も冷え込ませ、これは設備投資、消費の減少につながる。

12月のBSIは内需(95.4)、輸出(94.6)、投資(93.4)、資金(95.4)、雇用(97.6)、採算性(92.2)、在庫(103.4、在庫は100を超えれば悲観的な回答の在庫過剰を意味する)などすべての部門で基準以下となった。

ただ、業種別には非製造業の内需分野で冬季の暖房需要増加と年末の製品販売増加が予想され、出版および記録物製作業(135.7)と電気・ガス業(122.2)などを中心に楽観的な見通しとなった。

韓国経済研究院がこの日BSIとともに発表した11月の業績値は90.7だった。業績値は2015年4月(101.3)から55カ月連続で基準を下回っている。

韓国経済研究院のチュ・グァンホ雇用戦略室長は「今年に続いて来年も国際的な貿易紛争と世界経済の減速で企業の困難が予想される」とし「規制改革や投資誘引策の準備など政策的な支援が必要だ」と述べた。

https://japanese.joins.com/JArticle/260012?servcode=300

韓国経済、【ムンジェノミクス】韓国企業、19カ月連続で悲観的な景気見通し…「金融危機以来の最悪」」への7件のフィードバック

  1. 電気、ガス業が楽観的見通しって、すなわち光熱費が家計を圧迫するということでは?
    だからオンドルの使用を控えたい連中が無料のヒートテックを求めて、長蛇の列に並んだとかw
    そもそもインフラ企業は大丈夫なんて言ってる時点でどこかズレてないか?
    人が生活するために最低限必要なものがライフラインであり、それを取り扱う企業の経営が危ないとなれば不況とか不景気というレベルではなく、もはや社会情勢不安のレベルだろう。(まぁ実際、電力会社は大赤字らしいが)
    とにかくポジティブな数字が欲しかったのかもしれないが、やはり韓国は全てにおいて認識がズレてると言わざるを得ない。

    1. 自由人さん韓国ではオンドルに使用される燃料に未だに練炭が使用されています 特に一戸建てに多いようです
      やはり安価で使用しやすいようです 厳冬期になると高齢者 貧困家庭にボランティア団体が練炭を配る活動を
      しています。しかし欠点は一酸化炭素中毒事故がしばしば起こり死亡者も多いようです そしてPM2.5の原因物質
      を大量に排出する要因にもなっています  

      1. 退職者様、私が韓国に在住していた知人に聞いた話では、マンション等はガスが多いみたいですね。
        しかも冬は光熱費が、かなり負担になるそうです。
        それにしても練炭ですか、個人的にはどうしても自殺をイメージしてしまうワードですね。
        やはり韓国でも練炭自殺する人はいるのでしょうか。
        それにしても中国や朝鮮半島での大気汚染はひどいですね。
        黄砂は仕方ないにしても、 PM2.5等が偏西風で日本に飛んでくるのは、本当に勘弁してほしいです。

  2. 経済の天才文在寅大統領がいれば大丈夫。
    経済の方向性は間違ってない。
    外貨準備も最高額だし、もしもの時も借りられる国はいくらでもある。
    根拠はわからんが将来上向きになる。持ち直す。

    はやく韓国政府の「問題ない」コメントを聞きたいなぁー。
    日米のお仕置きの前に死ぬなよ。

  3. 韓国人ども、この程度で嘆いているのか?
    まだ底なし沼の入り口で水浴びしてるだけだぞ。足が泥に取られてからが本番だ、楽しみにしとけ

  4. 韓国の 景気の底は 見えません!
    半導体はサムスンが20%off程度で安売り攻勢を掛けて在庫の削減に努めたようですし、9ー12もアメリカの関税強化前の駆け込み需要の可能性もありますので、あまり楽観視できないですね。
    電気・ガス需要も文政権の値上凍結政策もあり絶不調の韓国電力が息を吹き返した程度かと思います。内需・輸出・投資・雇用・資金・採算性・在庫と全て悪化してますが(涙)大丈夫でしょうか!
    やはり旧正月頃に経済破綻でしょうか、ワクワク感がたまりません!

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