韓国経済、米中貿易交渉、「第一段階」合意を発表

韓国経済、米中貿易交渉、「第一段階」合意を発表

記事要約:夜中に目が覚めて、昨日に出そうとしたニュースを忘れていたのでお知らせする。とりあえず、韓国経済の最大の懸念である米中貿易交渉「第一段階」の合意が発表されたようだ。

これで、来週の韓国市場はかなり盛り上がるのか。それとも、織り込み済みだったのか。市場は楽観ムードなので織り込みか。まあ、それはともかく、このニュースは世界経済からすれば大歓迎のニュースだろう。

後は双方の事後処理で正式な署名ということになる。さすがにここまで来て引っくり返すことはないとおもうが、知的財産権の侵害はどうなったのか。そういうのは一応、是正するそうだ。また追加、追加関税の引き下げはあるようだ。

>アメリカ通商代表部によりますと、今回の合意でトランプ政権は発動済みの中国製品への追加関税について、2500億ドル分は、いまの25%を維持する一方、9月に発動した1200億ドル分については、いまの15%から7.5%に引き下げます。さらに、15日に予定していた追加関税の発動も見送るということです 。

9月に発動した1200億ドル分が半分になって、15日の追加関税も見送ると。それでアメリカの見返りは。

> また、アメリカの政府高官は、中国が今後、2年間でアメリカの農産品を年400億ドルから500億ドル購入するほか、知的財産権の保護や技術の強制移転の是正などに取り組むとしています。

これは凄いと思うが、かなり嘘らしいな。2年間でアメリカの農産品をそんなに買うのか。500億ドルとか書いてあるからな。5兆円ぐらいか。どんだけ農産品を買うんだ。そして、知的財産権の保護、技術の強制移転の是正か。うん。にわかには信じられない内容だ。

それに、これ中国はメリットあるのか。どう見てもアメリカの言い分の勝利ではないか。中国にこれは何のメリットがあるんだろうな。

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韓国経済、米中貿易交渉、「第一段階」合意を発表

アメリカと中国の両政府は13日、協議が続いていた貿易交渉で「第一段階」の合意に達したと発表しました。

 「これは中国とのとても大きな取引だ。製造業や農業において、とても多くの規則や規制を網羅している」(アメリカ トランプ大統領)

 アメリカ通商代表部によりますと、今回の合意でトランプ政権は発動済みの中国製品への追加関税について、2500億ドル分は、いまの25%を維持する一方、9月に発動した1200億ドル分については、いまの15%から7.5%に引き下げます。さらに、15日に予定していた追加関税の発動も見送るということです。

 また、アメリカの政府高官は、中国が今後、2年間でアメリカの農産品を年400億ドルから500億ドル購入するほか、知的財産権の保護や技術の強制移転の是正などに取り組むとしています。

 米中は来年1月にも合意文書に署名する見通しですが、トランプ氏は「来年の大統領選挙の後まで待つつもりだったが、すぐに『第二段階』の交渉を始める」と述べ、さらなる交渉に意欲を示しました。

 「アメリカが中国製品に追加した関税を段階的に取り消すという約束を守ることで合意した」(中国 王受文 商務次官)

 一方、中国の王受文商務次官は日本時間の14日午前0時に開かれた会見で、合意内容は知的財産権、農産品など9つの項目に及ぶとしたうえで、アメリカ側が段階的に追加関税を撤廃することで合意したことを明らかにしました。また、「合意を実行することは知的財産権の保護を強化し、外国企業を含む各企業の中国での合法的権益の保護につながる」と強調しました。

 さらに、合意文書について、双方が必要な手続きを進めてから、正式な署名の時間や場所を協議するとしています。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3855773.html

韓国経済、米中貿易交渉、「第一段階」合意を発表」への4件のフィードバック

  1. これ、日本の経済にはどういう影響が出ると思います? 僕としては思い上がったちんころが、したい放題(特に日本のパクリと契約違反)をいつまでもできないと分かれば良いと思うだけです

  2. 中国としては食料問題が大きいのでしょう。
    春節に豚肉が手に入らないなんて状態になれば、冗談ではなく人民の不満が爆発しかねません。
    それにトランプ大統領は、中国が大豆を輸入しているブラジルやアルゼンチンにも関税で圧力を掛けるなど中国にとっては嫌な動きを見せてもいましたから。
    ただ2年間で4兆円〜5兆円の農産品輸入、知的財産権の保護や技術の強制移転の是正など、どこまで中国が真剣に取り組むかはかなり怪しく、時間稼ぎの可能性も高いですし、いずれ関係は悪化、米中対決は避けられないと思います。
    それから話は変わりますが、この合意は日本経済にとっては当然プラスに働くでしょう。中国との経済協力に関しては、財界からの圧力が凄まじいと噂を耳にしたこともありますから。
    ただスパイ活動、サイバーテロ、日本の土地売買など法の不整備で日本が取り締まれないウラの部分については、今まで通り中国のやりたい放題だと思っておいた方がいいかもしれません。
    日本の政治家のレベルを考えれば、日本が中国に利用されることはあっても、利用することなどないとしか思えず、このまま関係を深めれば、先々米中の間で板挟みになるのが目に見えています。

  3. >凄いと思うが、かなり嘘らしいな。2年間でアメリカの農産品をそんなに買うのか。500億ドルとか書いてあるからな。50兆円ぐらいか。どんだけ農産品を買うんだ。そして、知的財産権の保護、技術の強制移転の是正か。うん。にわかには信じられない

    実際中国が守るかどうか怪しい。又、文書もできてなく詳細はわかっていないし語られてもいない。
    500億ドルだから5兆円(5兆4〜5000万円位?)か。2017年が中国は240億ドル購入という実績らしいが今はそんな需要はないという意見もある。
    そもそも以前も合意された農産品の大量購入を中国は履行していないという事で、対中関税第四弾を9月1日に発動したわけだが(第四弾のうち、リスト1の分が1200億ドルに対象に15%課税を9/1発動済みで、今回関税を半分7.5%に変更するというもの。リスト2の分が1600億ドル対象で今回12/15発動を中断したもの)。
    今回も知的財産などの件は勿論、大豆か何かの農産物購入の方も怪しいので履行するかどうかも注目されるだろう。第三弾迄の2500億ドル分の関税25%はそのままだし。

  4. 今まで中国側が強気に交渉できたのは、比較的に好調な経済やアメリカの同盟国の幾つかを懐柔できると楽観していたからです。日本に近付いたのも、その為です。しかし、現実は強硬路線の習体制には警戒感も大きく日本は半身、英仏は国内重視です。従中的な独・韓などは金融資本が弱くさほど役に立ちません。
    そもそも、米中貿易戦争は、膨大な対米黒字や貿易相手として米国が絶対に必要な中国に勝ち目が薄い戦いですから、世界的な豚肉不足や香港・ウイグル問題、日米貿易協定の1月からの発効等で中国共産党が折れて妥協することになった可能性があります。
    しかし、中国側のメリットは、有りませんね。中国国務院がアメリカと進めていた知的財産保護案を、土壇場で中国共産党が引っくり返した結果(アメリカ側主張)なので、1年掛かりましたが表面上は元の鞘に収まるかも知れませんね。
    さて、日本(企業)としては良い話ですが、また、引っくり返されるかも知れませんので、注意深く、かつ、素早く対応して欲しいものです。
    ウイグル人権法は、中国共産党にとって許容できないものだと思いますし、ウイグルの人権侵害は人類にとって容認できない問題だと思っていますから、現在の形の中国というものが、変われなければ、すぐに米中対立が再燃し貿易戦争が激化します。

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