気ままにシヴィライゼーション6攻略その7:「科学力、文化力、ゴールド」について

「一日の終わりには、その日のことに区切りをつけよう。できる限りのことをしたはず。失敗と不条理はでこっそり置いておこう。できるだけ早く忘れることだ。明日は明日の風が吹く。穏やかに、たわ言は捨て、高すぎる精神で新しい一日を始めるべきだ。」ラルフ・ワルド・エマーソン

気ままにシヴィライゼーション6攻略の7回目の記事。前回は資源の重要性について解説したが、その資源が一体どう重要かを理解するには文化力、科学力、ゴールドなどいくつかの基本的な数値を理解することが必要だった。今回はそれらを見ていく。

■前回まで

気ままにシヴィライゼーション6攻略その1「シヴィライゼーション6とは」

気ままにシヴィライゼーション6攻略その2:シヴィライゼーション6のテーマ曲「Sogno di Volare (“The Dream of Flight”)」の歌詞に込められたレオナルド・ダ・ビンチの思い

 気ままにシヴライゼーション6攻略その3:シヴィライゼーション6の「購入方法とダウンロード」
気ままにシヴィライゼーション6攻略その4・・・「ゲームモード」について
気ままにシヴィライゼーション6攻略その5・・・・「ゲームオプション」について
気ままにシヴィライゼーション6攻略その6・・・・ゲーム開始で「最初にやるべきことはマップの地形と資源の確認」

■基本的な数値

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基本的な数値はマップ画面でいつでも確認できるようになっている。左から科学力、文化力、信仰力、ゴールド、使節団の影響力となっている。また、詳しいデータを見たい場合は「報告を見る」で詳細が表示される。
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このようにいつでも確認できる。レポートについては後に詳しく解説するのでとりあえず、今はそういうのが報告で見られる程度で抑えて欲しい。では、これらの数値が何を意味するのか。それには4つの勝利条件が深く関わってくる。

■科学による勝利
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これも世界ランキングという右上にあるボタンを押せばすぐゲーム中に確認できる。科学による勝利は人工衛星を打ち上げる。人類を月に降り立たせる。火星にコロニーを建設することが条件で。これら3つを最初に達成したプレイヤーの勝利となる。だが、最初は紀元前4000年からスタートするので当然、そのような未来テクノロジーが存在するはずがない。つまり、多くの場合は科学的勝利を達成するのは現代以降となる。

実際、管理人も科学的な勝利を目指していたら気がつくと文化的な勝利をして勝っていた。それだけ科学的な勝利は達成困難だということ。でも、それは当時システムを理解していなかっただけに過ぎない。ただ、科学的な勝利というのはあくまでゴールであって、科学力が実際にどのような役割果たすかを説明する。

■科学は技術をもたらす

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科学力は文明に新しい技術を習得するのに用いる。その科学力は蓄積されていく。つまり、科学力が高ければ高いほど「新しい技術の獲得速度」が上昇する。これは大事なことだ。では、技術ツリーについても見ておく。

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これは都市一つ立てた後の技術ツリーだ。画像から科学力が見れないのでレポートを出しておく。レポートを見れば現在の科学力は「2.8」だとわかるだろう。そして、技術ツリーの探鉱に注目して頂きたい14ターンとある。そして、探鉱に合わせると科学力は「37」と書いてある。37÷2.8=13.2142857である。つまり、切り上げて14。

だから探鉱の技術開発には現段階の科学力では14ターンかかるのだ。これ多くのプレイヤーはとりあえず、技術ツリーを見て何ターンかかるかぐらいしか気にしてないと思うのだがそういう仕様だったりする。

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技術ツリーの最後の未来技術は1088ターンとか書いてあるが、そんなにかかっていたらゲームはとっくに終わっている。これは必要科学力は3075である。では、3075÷2.8=1098となる。10ターンぐらいどれもずれているが時代によって数ターン異なるようだ。多少のズレはあるが科学力というものが+1上がるだけでも全然違うということが理解してもらえただろうか。だから、科学力を+2あげるジックラトといった施設も馬鹿にできない。

大事なのは科学力をあげることで「技術開発」は速くなるということ。つまり、未来技術だって科学力が3100あれば実質1ターンで終わるのだ。これに気付かないと科学的勝利なんて無理だと思うことになる。

管理人はこれに気付いて交易路で金を稼いでいた全商人を引き上げさせて科学力を上げるようにした。これだけ科学力が一気に向上して勝利条件達成に加速させることが可能だった。これが基本システムを理解することの大切さである。

■文化は社会制度をもらたす

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科学力は技術ツリーの新しい技術を習得するに大事なものだった。では、文化力とは何か。もう、なんとなくわかってきたと思う。そう、文化力は社会制度ツリーを発展させるために必要な数値である。

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さて、現在の文化力は3.5である。そして、最初の社会制度ツリーの法典は9ターン。必要な文化力は30。つまり、30÷3.5=8.57142857となり、切り上げで9ターンとなる。このように文化力をあげることで社会制度ツリーの政策や政府を解除できる。つまり、文明の発展には科学力も文化力もどちらもかかせないものとなる。

■文化による勝利

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さて、文化による勝利だがこれはよくわからない。とりあえず、文化力と観光力を高めて行けば自然と達成できる。一応、相手の全ての文明より、国内観光客が上回れば勝利となる。文化による勝利には世界遺産を建設や史跡、偉人などが描く絵画や歴史的な書物などを美術館に展示することで観光力や文化力などが上昇する。文化の勝利を高めたい場合、これらの歴史的価値があるものを集めていくといい。

■ゴールド

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ゴールドとは都市のタイルを購入したり、施設を購入したり、軍事ユニットを購入したり、偉人を購入したり、他の文明国に交渉の時に使えるもの。また、基本的に施設や軍事ユニットを維持するのにゴールドが必要になる。ゴールドが不足すると、設備が-1される。しかも、どんどん軍事ユニットが消えていくので注意が必要だ。また、ゴールドで購入した軍事ユニットは1ターンで生産がおわり、次のターンで動かすことが可能。だから他国の文明が都市に突然攻めてきても、軍事ユニットを購入して窮地を凌ぐといったこともできる。そのため、無駄使いしないようにしたい。

後は信仰ポイントだがこれについては後で解説する。そもそも、今作で信仰ポイントは特殊なものとなっているので実はチュートリアルでさえ説明がない。

さて、シヴィライゼーション6の科学力と文化力について解説したわけだが、システムを理解すれば次のターンに何をして、ここで科学力や文化力をあげれば、次の開発は1ターン速くなるとか、だんだんと予想ができてくる。そして、予想を立てながら次の開発はこれが必要だから先に文化力あげて、この政策を解放しようといった選択肢がどんどん増えていく。理解すればするほど1ターンに時間がかかるようになる。そして、やればやるほど楽しくなってくる。

しかも、さらに開発ターンを半減させるひらめきや天啓といった要素もあって、これらの発生条件なども考慮してくるとこのターンまでにこれをして、次のターンはああしようとか。だんだんと計画性が産まれてくる。

もちろん、計画が全て上手くいくとは限らない。相手の文明国や蛮族が攻めてきたりすれば、政策変更を余儀なくされることだってある。でも、そういうのは遊んでいるとだんだんとわかってくる。そして、臨機応変に立ち向かえるようになっているだろう。そこまで行けばもう難易度の「王子」なんて楽勝である。まあ、他にも覚える基本システムは一杯あるのだが、できるだけ丁寧に解説するのでどんどん学んでいってほしい。

さて、次回は生産力、食糧、設備といった重要な基本数値について解説していく予定だ。

■その他、シヴィライゼーション6攻略

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