トランプ氏と率直に話し合い、信頼構築できると確信=安倍首相

トランプ氏と率直に話し合い、信頼構築できると確信=安倍首相

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(http://jp.reuters.com/article/trump-abe-meeting-idJPKBN13D02D)

記事要約:日本の安倍総理大臣とトランプ次期大統領の会談がトランプタワーで行われた。これは正式な首脳会談ではなく、安倍総理はAPECに参加する給油待ち時間の開いている時間に尋ねたようだ。それで安倍総理が色々と述べているわけだが、信頼構築はできると確信したそうだ。

ただ、トランプ氏のリップサービスの可能性もあるし、TPPがどうなるかもまだわからない。でも、このトランプ氏のツィートが気になる。

Just got a call from my friend Bill Ford, Chairman of Ford, who advised me that he will be keeping the Lincoln plant in Kentucky – no Mexico

訳すと、親しいビル・フォード氏から連絡を受けた。ケンタッキーにあるリンカーン工場を保持することを薦めてくれた。メキシコはない。

これが本当なら、NAFTA(アメリカ・カナダ・メキシコの間で結んだ自由貿易協定)または、北米自由貿易協定も廃止する動きに思える。本当にトランプ氏は米国に製造工場を戻そうとしていることになる。本当にメキシコを壁を造る準備を進めてるようだ。これは面白いと思う。TPPに米国が参加しようが、しないがそれはトランプ氏の判断だ。むしろ、管理人は抜けて欲しい。

トランプ氏の偏向報道が酷いのでツィートの情報の方が第一ソースとなっているのがわりと愉快ではあるな。しかし、オバマ大統領以外で、トランプ氏に会ったのは安倍総理だけということになるんじゃないだろうか。まあ、他にも会っているかもしれないが、就任前に会っておくのは良いと思う。何しろ次の本当の日米首脳会談で自己紹介しなくても良いため、時間を首脳会談全てに充てることができる。

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トランプ氏と率直に話し合い、信頼構築できると確信=安倍首相

[ニューヨーク 17日 ロイター] – 安倍晋三首相は17日、ニューヨークで次期米大統領に選出されたトランプ氏と会談した後に会見し、「2人でじっくりと胸襟を開いて、率直な話ができた」と述べた。

首相はトランプ氏との会談について「ともに信頼関係を築いていくことができる、そう確信の持てる会談だった」と評価。中身について具体的な言及は避けたが「私は私の基本的な考え方について話をした。様々な課題について話をした」と語った。

また、「2人で都合のいいときに再び会って、さらに広い範囲について、より深く話をしようということで一致した」とし、時期をみて再会談することを明らかした。

(http://jp.reuters.com/article/trump-abe-meeting-idJPKBN13D02D)

 

 

トランプ氏と率直に話し合い、信頼構築できると確信=安倍首相」への5件のフィードバック

  1. まぁ、トランプはTPPは抜けるでしょうなw
    その代わり個別FTAを求めてる来るだろから、日本は相当な要求を受けるだろう。
    極端な話、日本工業製品には関税高めに設定し、段階を踏んで下げるとか、
    牛・農産物は日本に関税0%を要求するだろうねw

    ただ、米国民が全て喜ぶとも思えない、何せ日本製品が円安+関税で高くなるので
    買えない不満が出ると思われるw
    米国製白物家電?米国製自動車?輸入に頼り過ぎて自国生産だと高くて買われないという日本製と同じジレンマに?ww
    米国はもう新しい工業製品を高品質低コスト化で輸出するしか自国雇用に
    対応出来ないと思うだよねぇ。

    その為にはまず韓国は間違いなく餌食になるだろうさww
    今までの貿易不均衡のつけがここであらわになるねw

    1. コメントありがとうございます。

      管理人は抜けてくれる方が日本の国益は守られると思うので良いと思いますが、個別のFTAはあり得そうですね。でも、FTAで一方的な有利なトレードはできないかと。それならTPPやる方がいいで日本は終わりますからね。日本側、米国側、それぞれ妥協する点で話し合うことになるんじゃないですかね。でも、そうなったら日本企業もグローバル化をやめて国内回帰すればいいかと。どのみちグローバル化の限界は見えてますしね。もう、アジアで開拓するところも少なくなってますし。

      1. コメントレスありがとうございますw

        個人的には、最後のフロンティアはアフリカ大陸で有り、その前に
        東南&中東アジアの経済的覇権が大きいと思っております。
        今現在人口数第2位は印度ですので、その市場獲得が命題でありますなw

        米国が抜けたら、越・ミャン・泰まで巻き込んで、【シン・大亜経済共栄圏】を
        提唱すればよろしw

        PS
        本日一日の安倍外交報道をみていたら、相当優秀なブレーンが安倍ちゃんにいるねw
        アホな民進党党首はバカ発言をしていたが、孫子の兵法に
        「兵は神速を尊ぶ」とあり、いち早く敵の勢力より戦況優位な位置を確保するとある。
        そして、「彼の人を知り己を知れば百戦百勝危うからず」ともある。
        この事から、トランプの人格&思想を知り、特アに牽制した事になる。

        「敵を欺くにはまず味方から」
        に気づく事なく、特アにアホ情報を朝日・毎日が流すんでしょうなぁww

  2. トランプ氏は大変わかりやすい人に見えます。 先の短い金持ちの老人が人生最後の賭け(大統領選)に勝利しました。(恐らく泥仕合になれば勝機があると思ったのでしょう。) 先の短い老人が次に考えることは息子や娘、孫など家族の幸せを願うのは自然に思われます。 ならば当然、彼の目指す方向は家族の幸せですから政策もその方向を向くでしょう。 彼は現在、政治家では無く、ビジネスマンですが政治家としての政策とビジネスマンとしての考えが矛盾する状況が発生した場合、彼は、どうするのか? 現在は政治家ではなくビジネスマンですので、米軍の駐留費問題は日米双方に良い方向に転がるかもしれません。 日本の駐留費は70%と報道さていますので、30%の米軍削減されれば日本は100%の駐留費になり、大統領の面目も立ちます。
     現実には30%も削減は必要ないでしょう。 米軍も無駄削減の対応を考えてもらえば削減も圧縮できます。 これはアメリカの利益になりますのでビジネスマンのトランプ氏と交渉の余地があると思います。 

  3. トランプが、トヨタに、自動車工場は、
    メキシコではなくアメリカに作れと言ったらしい。
    そうでなければ、高い関税をかけるらしい。

    自分がトヨタなら、アメリカに工場作るから、
    税金無くせ、または何らかの補助をよこせ、というかもしれない。

    まあ以前書き込んだ私の「コンクリートから人へ」の予想はその通りになりそうです。
    (検索で見つからなかったのでここに書き込みます)

    アメリカ国内でコンクリートを作って、アメリカ”人”労働者へ富を分配する、
    ということになります。

    影響は、いろいろ考えられますが、もしアメリカがそれで復活するなら、

    日本としては、「日本ファースト」で、とりあえず中国や韓国から撤退して、
    日本強靭化とオリンピックで内需拡大を目指すという事でしょう。

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