【日本の防衛】国後、色丹、歯舞3島の北方領土がロシアから返還を期待できるとの見方

【日本の防衛】国後、色丹、歯舞3島の北方領土がロシアから返還を期待できるとの見方

記事要約:日本とロシアがペルーのリマで会談を行った。それによると日本の領土である北方領土を「共同経済活動」という案が出てきているようだ。でも、これは明らかにロシア側が自国の領土という立ち位置での交渉による提案であり、ロシアは原油ショックで経済的に衰えているとはいえ、さすがプーチン大統領といったところで外交が強かである。

今年、最後の目玉となるのがこの12月15日に開催される日露首脳会談だと思うが、さすがにこれは楽観視できない。記事にも触れているが少なくとも共同経済活動という形では日本がロシアの領土だと認める形になるので絶対に受けてはいけない。経済的な協力はあるにせよ、まずは返還してからの話である。なんで返還もしない北方領土に日本がロシアのために経済協力をする必要がある。だが、返還の前にやることが平和条約の締結もある。

さて、これともう一つニュースがあって、ロシアが国後、色丹、歯舞3島の返還を期待できるとの見方があるようだ。管理人は二島返還でも30%ぐらいだと思っているのにまさかの3島である。ただ、これも有力というほどの情報ではない。

北方領土問題については韓国の政治以上に先が読めない。でも、管理人は返ってくる可能性は低いと考えているので2島返還でも凄いと思う。4島返還はまずない。もし、3島が返還が現実的にあれば一生安倍総理を日本人が尊敬して応援すると誓えるぐらいだ。それだけの大偉業ということになる。しかし、こればっかりは何十年も経過していて進展しているかすらよくわからないし、相手の気分次第てこともある。しかし、それだけ領土というのは一度失うと取り戻すのが難しいということは日本人は知るべきだろう。

竹島もそうだが、不法に占拠された領土を取り戻すというのは何十年経過しても中々できるものではない。だからこそ、尖閣諸島はしっかり守らないといけないし、対馬や.それ以外の島々にも監視を置いて守っていくことが必要だ。

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【日本の防衛】国後、色丹、歯舞3島の北方領土がロシアから返還を期待できるとの見方

北方領土が返還された場合、何がどう変わるのか。漁業や観光、海上治安などの課題を検証する。

「『2島返還が現実的だ』『4島一括返還が前提だ』などの声があるが、私はどちらも違うと思う。帰属問題は交渉を継続するとして、近く、国後、色丹、歯舞の『3島の施政権』の返還が期待できるのではないか」

海洋問題研究家で、この11年で6度、北方領土を訪れた山田吉彦・東海大学教授はそう語る。山田氏による監修の下、「3島の施政権」が返還された場合の北方領土がどうなるかを検証した。

【択捉島(エトロフトウ)】面積3168平方キロメートル(沖縄本島の約2.6倍/人口約6000人
水産会社「ギドロストロイ」の企業城下町である択捉島を日ロ交流のための「経済特区」とし、経済分野を中心に日本との一体化を進めることになるか。国後島との間にある国後水道(エカテリーナ海峡)は水深約480メートルあり、ロシア潜水艦の航行路となっている。4島一括返還の場合、ロシア艦は国旗を掲揚しての浮上航行を求められるので、択捉島返還の可能性は低いとの見方が多い。

【国後島(クナシリトウ)】面積1490平方メートル(沖縄本島より大きい)/人口約7000人
ロシアによる開発は2011年に新ターミナルと新滑走路が完成したメンデエレフ空港や2012年に大型船が直接、接岸できる埠頭が完成した古釜布港など、公共工事による港湾、飛行場、道路舗装などにとどまっている。島の北半分は「自然保護区」で人の立ち入りが制限されてきた。手つかずの自然を活かし、世界自然遺産「知床」と合わせたエコツアーなどの展開が期待される。

【色丹島(シコタントウ)】面積251キロ平方メートル(徳之島とほぼ同じ)/人口約2800人
斜古丹(シャコタン)ワンにはロシア国境警備隊の基地がある。中心都市・斜古丹の人口1850人のうち1000人は国境警備隊。返還後も中流の可能性ありか。

【歯舞群島(ハボマイグントウ)】
ロシアに制限されてきた漁業の自由度が増す。北方領土海域の密漁取り締まりや救難などの海上警備で、日本の海上保安庁が主導権を握れるか。

「色丹島の斜古丹湾にはロシア国境警備隊の基地があり、ロシア潜水艦の航行路である国後水道を管轄している。施政権が日本に移ってもこの基地を排除するのは難しいのではないか。そして、3島に居住するロシア人の裁判権をどうするかなどは、『地位協定』により定めることになるだろう」(山田氏)

その場合、ロシア国境警備隊と日本の海上保安庁が協働して周辺海域の航行の安全を守り、密漁や海賊などに目を光らせることが考えられる。

3島の施政権を得れば、漁業や観光の面でも進展が期待できる。とくに国後島の北半分はロシアにより「自然保護区」に指定され、手つかずの自然が残る。

「国後島を世界遺産・知床半島と一体的に考えれば、海域も含めた環境保全や観光開発を図ることが可能になるのではないか。乱獲を未然に防ぎ、豊富な海洋資源を持続可能な方法で有効利用する道も開けるだろう。また、北方領土は考古学者にも貴重な研究の場として期待されており、学術研究の拠点をつくることで国際的な価値を高めることもできる」(山田氏)

(http://www.news-postseven.com/archives/20161121_464923.html)

【日本の防衛】国後、色丹、歯舞3島の北方領土がロシアから返還を期待できるとの見方」への2件のフィードバック

  1. これは、アメリカのトランプが大統領に当選する前までは、こういった希望や夢がみえましたが、昨日のテレビで安倍さんがプーチンと会談の部屋を出るところで一度握手したが、顔を見ず、そっけなく握手して、安倍さんが、「こいつだめだ」見たいに、先に出て行った。普通なら話をしながら歩くところだが、そういう雰囲気ではなかった。色丹歯舞もきびしいんじゃないか?今朝の新聞をみると、安倍さんは「きびしい。領土問題の話は出なかった」とのべていた。トランプが大統領になってプーチンは経済制裁が解除されて日本がいなくても大丈夫と思い始めたんじゃないか?まあ、最低歯舞色丹が帰ってくれば100点でしょう。もう夢をみるのはやめて、平和条約+歯舞色丹=経済援助 しといて、国後はアメリカの経済制裁が続いたときのカードでいいんじゃないか?択捉?そんなこと考えないことです。にしても日本のマスコミはこんな大事な北方領土問題放映せず、韓国のことばかり放映。これっておかしくないか?いいですか?全チャンネルお昼の番組は北方領土なしですよ?ここ日本ですよ?韓国のことをなんで放映する必要あるんだ?

  2. 「北方領土がロシアから返還」
    考えが甘すぎる、分かってんだろ、尖閣諸島、竹島、問題だらけじゃないか、
    今は尖閣の防衛に集中すべきだ、あっちこっち手をだせるほど日本に実力はない、まず日本を自力で守れるだけの実力をつけるのが先じゃないのか、
    ホイホイ領海内に侵入されて、
    それで返還などできるわけないじゃないか。。。

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