韓国経済、失われた20年?鼻で笑う日本 「韓国がバブル崩壊状況に直面すれば20年どころか10年も持ちこたえられない」

韓国経済、失われた20年?鼻で笑う日本 「韓国がバブル崩壊状況に直面すれば20年どころか10年も持ちこたえられない」

記事要約:今回の中央日報の記事は中々、日本経済のことを調べていることがわかるわけだが、日本と韓国なんて経済構造が全く異なるのだから比べるだけで無駄であって、失われた20年なんて韓国にはやってこない。失われた20年については昨日、触れたので今回は韓国と日本が違う点について記事では限定しない視点から言及しよう。

まず、一番大きいのは韓国は貿易依存国家であること。日本経済を知らない日本人は日本も貿易で食べているんじゃないかと思うかもしれないが、日本は内需国家である。それは記事にも書いてあるとおりだ。問題は失われた20年で大事なのは物価の変動である。物価の変動によって大きな枠組みとして景気対策が変更されるのでこの20年の日本と韓国の物価変動を確認しておこう。

■日本のGDPデフレーター(1980~2016)

http://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=WEO&d=NGDP_D&c1=JP&s=&e=

出典:世界経済のネタ帳より

GDPデフレーターとは名目GDPから実質GDPを算出するために使う物価指数のこと。基準値は100である。また朝から難しいことを述べているなと思うかもしれないが、見方は簡単だ。基準値が100なので覚えることは100を超えればインフレ気味。100以下になればデフレ気味と考えればいい。

つまり、今の日本はデフレ気味だということである。ただ、安倍政権の述べていたデフレからの脱却というのが2013年から始まっているのが見て取れるだろう。GDPデフレーターはCPI(消費者物価指数)とは違う視点で物価上昇を確認することができる。

ああ、インフレは物価の上昇。デフレは物価の下落のことをいう。経済にとって好ましいのは緩やかなインフレだということも付け加えておく。まだまだデフレからの脱却は出来ていない。日銀がゼロ金利政策をして2016年はほとんど物価が上昇してないのもわかるだろう。

■韓国のGDPデフレーター(1980~2016)

(リンクと出典は上記と同じ)

これが韓国のGDPデフレーター。この時点で日本と韓国を比べるのがナンセンスだと述べたことがわかるだろう。実際、韓国の場合は1996年にはGDPデフレーターは65だった。それが2016年は110ぐらいだろうか。つまり、韓国はインフレ気味なのだ。2007年ぐらいはデフレだったのが2010年辺りから物価上昇が続き基準値の100を超えた。今もインフレであって、その水準は日本よりも高くなっている。だから、ビッグマック指数などの食品物価指数も高いことになる。肉・野菜の価格も高騰している理由も物価上昇が続いているためだ。

失われた20年で考えても日本と韓国が全く逆の道をたどっていることに注目していただきたい。日本は20年前はインフレだったが、韓国はデフレだった。20年後の現在は日本はデフレであるが、韓国はインフレである。実際、管理人は韓国の物価上昇はこれから止まると踏んでいる。

既にその傾向はグラフから読み取れるわけだが、2015年と2016年の物価上昇がほとんど見られていない。逆にここからデフレが進行するだろう。つまり、韓国はデフレに陥ることになる。なぜ、韓国がデフレに陥るかは簡単だ。韓国の1300兆ウォンを超える家計負債が影響していくと睨んでいるためだ。つまり、負債が増加しすぎて消費そのものを減らさないといけなくなるわけだ。商品が売れなければ、当然、商品の値段は下がるので物価は下落する。だから、デフレというわけだ。後は賃金上昇や失業率の問題もある。

以上。今回は日本と韓国のGDPデフレーターを見てきた。これを見てをわかるとおり、失われた20年が韓国に訪れたとしても全く違う結果になることは言うまでもない。ただ、1つ予想できるのはバブルが弾けたら韓国はデフレになるので日本のようなデフレを何十年も経験することになる。これが失われた20年だとするなら韓国に耐える力などない。

そもそも、管理人は2020年に韓国経済は家計負債が発端で破綻すると予測している。つまり、韓国の場合は「失われた3年」である。たった3年のデフレで韓国経済は破綻する。10年持ちこたえれない以前にわずか3年の寿命である。株式と不動産バブルが弾けて終わるのか。韓国は旧暦でお正月だと思うのだが、いきなり、年明けから暗い経済ニュースを中央日報は書いていることになる。

ええ?その前に中国か、北朝鮮に滅ぼされているて?その可能性はかなり浮上しているが、それは経済的な理由ではないからなあ。もし、そうなっていれば管理人の予測前の経済破綻と見なす。国が滅べば経済破綻とか関係ないからな。パン君もいなくなったしな。次は誰がやっても反日、北より全開だしな。

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韓国経済、失われた20年?鼻で笑う日本 「韓国がバブル崩壊状況に直面すれば20年どころか10年も持ちこたえられない」

「またその話ですか。もうやめてもいい時期だと思うが…」。

30日(現地時間)に会ったある日本企業の幹部A氏は、
「韓国が日本の失われた20年を踏襲するおそれがある」という国際通貨基金(IMF)報告書について意見を述べてほしいという記者の言葉に対し、
「もし韓国が日本のようにバブル崩壊状況に直面すれば、20年どころか10年も持ちこたえられない」と断言した。

業務上ソウルと東京をよく行き来するA氏の分析はこうだ。

日本は低物価、低消費、低成長から抜け出せず国の借金が国内総生産(GDP)比200%を超えるが、「生活の質」は他の国に比べて非常に良いということだ。

日本の失業率は3%と完全雇用レベルであり、青年の失業率も4%半ばにすぎない。
コンビニのアルバイトだけでも基本的な生活が可能なほど最低賃金が高い。

内需の比率が60%を超える経済構造は、世界が極端な保護主義に転じても日本の企業が乗り越えられる「規模の市場」を提供する。

東芝など数社を除いて多くの日本企業の財務構造は依然として安定している。技術競争力も過去の地位を失っていない。

高齢者の人口比率は世界最高だが、多くの中小企業が終身雇用制度を維持している。製造業の自動化率も世界トップだ。雇用の70%はサービス分野で生じる。

日本が世界に保有する金融資産のおかげで日本円は依然として安全通貨に分類されている。国家債務は「内在化」していて破産する可能性もほとんどない。

日本と韓国、台湾でファッション事業をする韓国人事業家も最近、「日本では景気に左右される韓国とは違い、常に一定規模以上の売上高が維持される」とし
「安定した内需市場が最大の強み」と話した。年末の東京新宿の雰囲気も韓国の明洞(ミョンドン)とは比較にならないほど明るく活気があったと伝えた。

A氏は「日本が過去20年間の長期不況を乗り越えることができた秘訣を韓国は徹底的に学習するのがよい」と助言した。

また「日本企業家ではなくコンサルタントの客観的な分析」とし「日本は韓国にとって反面教師でなくロールモデルになる」と指摘した。

2017年02月01日11時21分 [韓国経済新聞/中央日報日本語版]

(http://japanese.joins.com/article/286/225286.html?servcode=100&)

韓国経済、失われた20年?鼻で笑う日本 「韓国がバブル崩壊状況に直面すれば20年どころか10年も持ちこたえられない」」への4件のフィードバック

  1. 今度、韓国の原油取引価格の推移を出してもらえないでしょうか?
    日本もそうだけど、原油輸入国にとって原油価格は為替含め、
    その国の経済・インフレ化・デフレ化の指標になりそうな気がするのですが?

    1. コメントありがとうございます。

      その視点は面白そうですね。管理人も原油取引価格の推移については最新の状況しか知らないので、時間あるときに調べてまとめてみます。韓国の原油価格は自由化とウルグアイラウンド辺りから上昇していたとは思います。ただ、世界的に原油価格が暴落したこともあって過去と比べてみないと高いか、安いかはわかりません。

      1. それ以外でもイランとの契約で原油価格を高めに設定されて
        輸入をしているとのことです。
        クネばぁさんの中東外交で、イランからインフラ工事受注とホルホルしてましたが、実は裏でこの原油取引とバーターしていたようですw
        割高原油価格に輸入量も増やされいるとかw

  2. ↑原油を高く設定されるのは、去年のイランの韓国銀行口座の件(使い込み)の報復なんでしょうかネェ?!その後どうなったのでしょうか?気になります。

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