韓国経済、北朝鮮、中国の石炭輸入停止を非難「非人道的な措置」

韓国経済、北朝鮮、中国の石炭輸入停止を非難「非人道的な措置」

記事要約:今回の記事は直接、韓国経済に関係はないのだが、金正男氏暗殺事件が北朝鮮の独断で決行されたことで中国が激怒しているような気がしてならない。今までは中国は国連の決議に嫌々従っていたのにいきなり、石炭輸入停止に乗り出した。つまり、中国が北朝鮮への制裁に動いたわけだ。

本来なら、金正男氏暗殺事件の念入りに取り上げていきたいのだが、韓国経済の方が中心になってしまうのでそれは難しい。ただ、管理人は情報を集めているのでいくつか重要なことを述べておく。まず、マレーシアと北朝鮮の関係が凄まじく悪化している。さらに、マレーシアの捜査で、北朝鮮大使館の2等書記官と、北朝鮮国営「高麗航空」職員の男2人を重要参考人として出頭を求めている。

つまり、この金正男氏暗殺事件は数名の実行犯でのみで行われたわけではなく、北朝鮮の組織的な関与による暗殺だったということになる。それに関わっているのが北朝鮮大使館というわけだ。しかし、外交官には不逮捕特権があるので北朝鮮の大使館関係者が出頭する可能性は低い。これもまた外交に関係するウィーン条約で守られるわけだ。つまり、強制捜査は難しいということだ。

さらに金正男氏の遺体への対応でも両国は揉めており、マレーシア政府は平壌にあるマレーシア大使館の閉鎖まで考えているようだ。

北朝鮮は金正男氏暗殺事件でマレーシアと中国を完全に敵側にした可能性がある。また、この暗殺事件はマレーシアの近辺の国々からも批判を浴びている。当然、北朝鮮を擁護する動きはない。我々、日本人の印象ではただのディズニー好きの太ったおじさんぐらいだったわけだが、実は北朝鮮が思っていた以上に金正男氏は絶大な人気があって、重要な人物だったわけだ。

そもそも、21世紀にこれほど暗殺だとわかるような殺害をして、自分たちは関与してないだからな。北朝鮮は金正男氏暗殺したことで世界中を敵に回した。さすがに身内を暗殺するなんて、いくら北朝鮮でもやるべきではなかった。どちらが人道的でないのか一目瞭然だろう。

この金正男氏暗殺事件が北朝鮮崩壊のターニングポイントとなったのか。それはまだわからないが、管理人も何の力もなく、ただ、旅行をしていた身内まで狙った卑劣な行為に相当、頭が来ている。

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韓国経済、北朝鮮、中国の石炭輸入停止を非難「非人道的な措置」

北朝鮮の朝鮮中央通信は23日、「友好的な隣国だという周辺国」が国連安全保障理事会決議を口実に「(北朝鮮との)貿易を完全に遮断する非人道的な措置を講じた」と非難する記事を配信した。

国名は挙げていないが、安保理決議に基づき北朝鮮からの石炭輸入を年末まで停止する措置を導入した中国を念頭にしているとみられる。北朝鮮が最大の後ろ盾である中国を非難するのは異例。

同通信は「決議が国民生活に影響を与えてはならないと言いながらこうした措置を取るのは、われわれの体制を崩壊させようとする敵の策動と同じだ」と反発。「いくらかの金を断つからといって、われわれが核兵器を造れなくなると考えるのは幼稚だ」と主張した。

中国は今月19日から北朝鮮からの石炭輸入を停止した。「決議が定めた金額上限に接近したため」と説明している。(共同)

(http://www.sankeibiz.jp/macro/news/170223/mcb1702232144033-n1.htm)

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