韓国経済、〔朝鮮半島有事〕トランプ米大統領、北朝鮮の金正恩氏との会談に前向き

韓国経済、〔朝鮮半島有事〕トランプ米大統領、北朝鮮の金正恩氏との会談に前向き

記事要約:5月1日も過ぎて、北朝鮮の有事が起こる可能性はGWという連休と共に薄まりつつある。5月9日に韓国の大統領選挙があり、北朝鮮の仲間であるムン・ジェイン氏が当選確実という状況のなかでこれ以上を事を騒がせる必要はもう北朝鮮側にはない。二度のミサイル発射失敗はわざとという見方もある。管理人はわざとだと思っている。

いくつか理由は考えられるが、トランプ大統領を恐れて核実験をしなくても、ミサイル発射なら見逃される可能性を探った。しかも、失敗したなら尚更だ。北朝鮮の人々にはミサイル発射ということで権威は保たれてるし、アメリカに屈せずに軍事的な行動を行ったという事実だけは残る。

そうした線引きを得て、アメリカも今度は武力の鞭という脅迫だけではなく、飴も使い始めた。それがトランプ大統領の急激な方向転換である。北朝鮮の金正恩氏との会談に前向きという。

>トランプ大統領はブルームバーグ・ニュースのインタビューに応じ、「金委員長との会談が私にとって適切ものであれば、当然そうするだろう。実現すれば名誉なことだ」と述べた上で、「ただし会談は適切な状況の下で行われることになる」と続けた。

アメリカの外交戦略で本音で会談する気などはないと思われるし、北朝鮮が誘いに乗るとは考えてはいない。しかし、世の中、押してダメなら引いてみろという言葉がある。色々な手を使って相手に心理的なアプローチをしていくのも巧みな外交戦術である。

ポイントが適切なという条件付きなところだ。これはおそらく核廃棄という条件だと思われる。つまり、核廃棄をすればアメリカは会談に応じてやるというスタンスだろう。金正恩氏には渡りに船のような提案になるかもしれない。もっとも、北朝鮮が乗らないなら次はこうなる。

せっかく、こうして平和的な解決「対話」の道を示したのに北朝鮮は無視した。これは攻撃するしかないと国際世論に訴えられる。つまり、これもどっちに転んでもアメリカ有利である。本当、外交が上手すぎてビビるな。それなのにどうして国内では叩かれているのか。アメリカ人はもっとトランプ大統領の外交を評価したらどうだ。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、〔朝鮮半島有事〕トランプ米大統領、北朝鮮の金正恩氏との会談に前向き

トランプ米大統領は1日、適切な状況になれば北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談に前向きな意向を明らかにした。北朝鮮の核兵器開発問題を巡っては緊張が高まっている。

トランプ大統領はブルームバーグ・ニュースのインタビューに応じ、「金委員長との会談が私にとって適切ものであれば、当然そうするだろう。実現すれば名誉なことだ」と述べた上で、「ただし会談は適切な状況の下で行われることになる」と続けた。

大統領はさらに、金委員長との会談に前向きな姿勢を表明したことについて「ほとんどの政治家は絶対に口にしないだろう。しかし適切な状況の下であれば金委員長との会談に臨む。これは速報ニュースだ」と話した。

(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170502-59894413-bloom_st-bus_all)

 

韓国経済、〔朝鮮半島有事〕トランプ米大統領、北朝鮮の金正恩氏との会談に前向き」への2件のフィードバック

  1.  管理人さんの仰る通り、これは武力行使に向けて外堀を埋めているだけだと思います。
    北朝鮮が素直に対話に応じるならばそれで良し、対話の姿勢を見せているのに応じようとしないならば武力行使も仕方がない、そういうアピールをするために必要なプロセスかと思われ。
    いきなりアメリカが先制攻撃すれば、国際的な批判を受けるのは避けられませんが、こっちからボールを投げて相手に選択させるという戦略でしょう。
    次の核実験を行えば武力行使をするというのも、予め警告しておく事で相手にその責任を負わせる事ができますから。
    そもそも話し合いで何とかなるなら6者協議の時に解決していたはず、米朝首脳会談が実現したとしても、どちらかが大きく譲歩しない限り合意に至る事は無いでしょう。

  2. これで、韓国大統領選前の北爆は消えたのでしょうね。
    GWは気楽に過ごせそうです。

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