韓国経済、〔サムスン電子〕3DNAND型フラッシュ工場、サムスンが中国・西安に増設

韓国経済、〔サムスン電子〕3DNAND型フラッシュ工場、サムスンが中国・西安に増設

記事要約:韓国のサムスン電子が半導体の3DNAND型フラッシュ工場を中国・西安に増設することがわかった。半導体と有機ELは世界中に需要があるので韓国経済ではしっかり取り上げておきたい話題なのだが、その半導体はとにかくばく大な投資が必要な分野でもある。投資規模は最大10兆ウォン前後(約1兆円)となり、着工は9月頃になるそうだ。

サムスン電子が工場増設するのは半導体でさらに利益を上げようということだが、このような投資を続けていかないとシェアを維持するのが難しい。

>最近スマートフォン、パソコン用記憶装置を中心に3DNAND型フラッシュ需要が爆発的に増え、東芝やSKハイニックスなど後発企業も急速に投資を増やしている状況だ。この関係者は「後発企業の追撃により来年ごろにはサムスン電子の3DNAND型フラッシュ市場のシェアが50%以下に落ちる可能性もある。3DNAND型フラッシュは生産すればすぐに売れており、業界の投資競争は激しいだろう」と説明した。

昨年の3DNAND型フラッシュのシェアは66%という圧倒的なサムスン電子。しかし、需要が高まると他メーカーも投資を加速させている。来年には50%以下に落ちるかもしれない。だから1兆円かけて中国に工場を増設すると。日本や欧州の半導体装置メーカーが儲かって仕方がないが、問題は中国ってところと韓国内ではないというところか。

中国で工場を増設するのは例のTHAAD配備問題があるので、いつサムスン電子が狙い撃ちにされるかわからない。でも、現地で雇うのは中国人だろうし雇用には貢献することになる。

韓国内で工場を作らないのはサムスン電子が海外に工場を移転して、韓国の影響をあまり受けないようにするという狙いもある。ただ、雇用に関しては失業率が高い韓国人にとってはあまり良いニュースではないだろう。サムスン電子のDRAMが売れても韓国内に還元されないのだから。

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韓国経済、〔サムスン電子〕3DNAND型フラッシュ工場、サムスンが中国・西安に増設

サムスン電子が中国・西安に3次元(3D)NAND型フラッシュ工場を追加で作る。2014年に竣工した西安第1ラインに続き第2ラインを増設する。半導体業界関係者は「サムスン電子と中国地方政府が詰めの交渉を行っている。投資規模は最大10兆ウォン前後(約1兆円)、着工は9月ごろになる可能性が大きい」と話した。

西安工場増設は3DNAND型フラッシュ市場での圧倒的シェアを維持するためだ。サムスン電子は昨年末基準で3DNAND型フラッシュ市場の66%を占めるトップ企業だ。

最近スマートフォン、パソコン用記憶装置を中心に3DNAND型フラッシュ需要が爆発的に増え、東芝やSKハイニックスなど後発企業も急速に投資を増やしている状況だ。この関係者は「後発企業の追撃により来年ごろにはサムスン電子の3DNAND型フラッシュ市場のシェアが50%以下に落ちる可能性もある。3DNAND型フラッシュは生産すればすぐに売れており、業界の投資競争は激しいだろう」と説明した。

2019年に稼動開始すると予想される西安第2ラインの3DNAND型フラッシュ生産量は月10万枚(ウエハー基準)水準だ。西安第1ラインと合わせれば西安で生産される3DNAND型フラッシュは月22万枚前後で、月20万枚を作るサムスン電子平沢(ピョンテク)工場と2大軸を構成する。

(http://japanese.joins.com/article/552/229552.html?servcode=300&sectcode=300)

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