韓国経済、ADB、韓国の経済成長見通しを2.5%から2.7%に上方修正

韓国経済、ADB、韓国の経済成長見通しを2.5%から2.7%に上方修正

記事要約:ADB(アジア開発銀行)が韓国のら経済成長の見通しを2.5%から2.7%へと上方修正した。世界的な景気の回復。原油が価格が戻っての中東諸国の購買力復活。DRAM、有機ELなどのサムスン電子をはじめ、韓国の企業の輸出額は大幅に増えている。それは貿易統計を見ればわかる。

しかも、アメリカの景気対策がトランプ大統領のロシアゲート事件でのロシア人弁護士との接触といったものが問題視されて大幅に遅れている。法人税の大幅な引き下げなどを行う予定だが、就任、半年経過してもトランプ政権は内部での意思統一がはかれない。支持率も36%と低い数値である。トランプ大統領のトランプ派の支持はあまり失ってはいないが、それよりも、トランプ大統領を支持する側に回る米国人は少ないようだ。

韓国なら文在寅大統領が当選した瞬間に鞍替えして83%とか高い支持率になったのだが、そこはお国柄というものだろうか。とにかく、アメリカがあまり動けない以上は、韓国の輸出の有利性は変わらない。米金利の引き上げも緩やかだとFRBが述べていた。今年、2.7%に引き上げたのはそれほど驚くことはない。

ただ、気になるのは来年の成長率に変化はないということ。

>一方、韓国の来年の経済見通しは2.7%で変動がない。

これは来年も今年ぐらいの成長は見込めるが、それ以上はないという見方である。韓国経済が好調なら、来年は3%を超える高い経済成長を予測していいはずなのにどこもしない。しかも、来年は平昌五輪があって、韓国輸出にも大きなアドバンテージになるはずだ。うん。なるといいな。

もっとも、韓国輸出が好調の反面、内需が死んでいるというのがある。韓国の基準金利を引き上げたいところではあるが、1400兆ウォンを超える家計債務問題もあるので、上げれば借金が増加する。韓国企業も銀行などからの融資を受けにくくなる。8月に家計債務問題に対する対策が公開されるそうなので、管理人はそれを楽しみにしている。増え続ける家計債務を抑えるような対策が本当にあるのか。

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韓国経済、ADB、韓国の経済成長見通しを2.5%から2.7%に上方修正

アジア開発銀行(ADB)が韓国の経済成長見通しを上方修正した。

20日、ADBが4月に発表した「アジア経済見通し2017年」を補足する報告書で、韓国の経済成長見通しを従来の2.5%から2.7%に上方修正した。

ADBは韓国の新しい大統領が大統領選挙で顕著な勝利を収めて政治的不確実性が消えたと評価し、ことしの経済成長見通しを高めた理由として世界景気見通しの改善と輸出拡大を挙げた。

一方、韓国の来年の経済見通しは2.7%で変動がない。

(http://japanese.joins.com/article/489/231489.html?servcode=300&sectcode=300)

韓国経済、ADB、韓国の経済成長見通しを2.5%から2.7%に上方修正」への1件のフィードバック

  1. 半導体でサムスンが好調なのは理解できるが、ほかに何が好調なんでしょうか。現代、起亜の乗用車はダウン。大宇ほかの造船重機もダメ。半導体を除いて伸長分野がほぼ皆無ですよね。これでなぜGDPが2.7%も増えるんですか?消費者金融残高等の個人債務増加で消費が低迷。ウォン高や製品開発力等が乏しく輸出も低迷。政府債務のみは対GDP比少ないが、政府系企業や団体への債務はノーカウント扱いであり、日本方式でカウントした債務残高は対GDP200%程度と高い。その上、日本のように政府部門で多くの金融資産(日本は約700兆円保有)を持っていない。こんなダメ韓国経済において、年2.7%もGDP増加するんですか?ほんとに?

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