韓国経済、現代自動車中国工場4カ所が稼動再開…「納品代金支給は協議中」

韓国経済、現代自動車中国工場4カ所が稼動再開…「納品代金支給は協議中」

記事要約:現代自動車中国の工場が5カ所あって、そのうちの4カ所が稼働中止していたわけだが、その工場が稼働再開したようだ。しかし、納品代金支給は協議中とのこと。つまり、韓国人が金を踏みたそうとしていることになる。

>現代自動車は「部品供給を中断した現地協力会社が再び供給を始めたことにともない北京現代の4個の工場が次々に稼動に入った」とこの日明らかにした。しかし、現地部品メーカーに未払いとなっている代金の支給はなされておらず、火種が残っている状況だ。

韓国で2番目に大きい現代自動車が現地部品メーカーに納品代金を支払っていない。これだけでかなり危機的な状況だと察するわけだが、車売れないなら、この事態は解決しない。工場稼動が再開しても、来月ぐらいにはまた中断している恐れがある。

>北京現代は現代自動車と中国現地企業の北京汽車が50対50の持分で作った合作会社だ。生産は現代自動車が、財務部門は北京汽車が主導権を持っていて、独自の意思決定が難しい。

中国に進出するのは、法的な問題があって、それをクリアするのに合作会社(共同)を造ることは良くある。現地企業を入れておけば何かと中国政府が目にかけてくれる。ただし、それはあくまでも関係が上手くいっていた場合である。このような関係の会社は現代自動車だけの意思決定は出来ないので、どう見ても後で揉める。

もっとも、関係がどうとかよりは、車が売れないのが問題なのだが。これは、現代自動車の中国撤退がわりと現実味を帯びてきているかもしれない。少なくとも、このまま何も手を打たなければ赤字は増え続けるし、未払いの納品代金も増加するだろうしな。

しかし、従業員にはトヨタより高い給料を払い、部品メーカーに未払いとか、現代自動車も落ちたな。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、現代自動車中国工場4カ所が稼動再開…「納品代金支給は協議中」

現地部品メーカー、ひとまず部品供給を再開
「稼動中断にともなう生産支障規模は1万台」

先週から部品調達の支障により操業が止まっていた現代自動車の中国合作工場4カ所が30日稼動を再開した。

現代自動車は「部品供給を中断した現地協力会社が再び供給を始めたことにともない北京現代の4個の工場が次々に稼動に入った」とこの日明らかにした。しかし、現地部品メーカーに未払いとなっている代金の支給はなされておらず、火種が残っている状況だ。

北京現代は現代自動車と中国現地企業の北京汽車が50対50の持分で作った合作会社だ。生産は現代自動車が、財務部門は北京汽車が主導権を持っていて、独自の意思決定が難しい。

会社関係者は「納品代金の支給問題は継続協議中」とし「現地の資金事情が悪化して困難はあるが、早期に解決するため努力している」と話した。

これに先立って先週から29日まで北京現代の北京1,2,3工場と常州工場の4カ工場が部品供給の支障により稼動が中断された。

プラスチック燃料タンクなどを供給する現地部品メーカー北京英瑞傑が北京現代からの代金支払いが延滞したため納品を拒否したためだ。現代自動車は今回の工場稼動中断により約1万台の生産に支障を来したと推算される。

現代・起亜自動車は今年3月から本格化したTHAAD報復の余波で、今年上半期の中国販売量が昨年同期に比べ半減した。現代・起亜自動車の苦戦により現地に一緒に進出した韓国の部品企業も限界状況をむかえているという。

最近これらのメーカーの工場稼動率は50%以下に低下し、売上と収益性が大幅に悪化している。資金事情が好転しないならば、また別の納品中断事態が起こることもありうる状況だ。

ホン・テソン記者

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