韓国経済、〔3不+1限〕米国の韓日ミサイル防衛政策、「三不」文在寅政権と真っ向対立

韓国経済、〔3不+1限〕米国の韓日ミサイル防衛政策、「三不」文在寅政権と真っ向対立

記事要約:米国の韓日ミサイル防衛政策が、例の韓中関係の改善の3不宣言に真っ向から対立していると朝鮮日報が報じている。このサイトは何度も出しているが3不については是非とも、暗記してほしい。韓国経済を見る上でとっても大事である。

韓中関係の3約束(3不+1限)2017年11月1日

1.THAAD追加配備を中止する。2.ミサイル防衛(MD)システムに参加しない。3.韓米日3カ国の軍事同盟に発展させない。1限:すでに配備されたTHAAD(米国の高高度防衛ミサイル)の使用を制限し、中国の戦略的利益を害さない

最初に述べておくとアメリカは確かに直前の北朝鮮への核やミサイル脅威に対処しているようには見えるが、本命は中国やロシアへの防衛なのは周知の事実。日本はもちろん、その意図を知っている。だから、アメリカも中国も、朝鮮半島という緩衝地帯で互いの利益で韓国を利用しているわけだ。

表向きには守ってやるという大義名分や、経済で融通してやるなど、両者の違いは防衛と経済であるが、韓国にとってどちらも死活問題である。この事を踏まえて記事を読んで頂きたい。

>米国のドナルド・トランプ政権は18日(現地時間)に発表した新しい国家安全保障戦略報告書で、「地域防衛能力向上のため韓国・日本とミサイル防衛(MD)に関して協力していく」「米国は同盟・パートナー諸国と共に強い防衛網を構築し、軍事協力を強化する」と明らかにした。

いきなり文在寅大統領の訪中が無駄になりそうな国家安全保障戦略報告書には笑うしかない。つまり、アメリカは3不など知らん。韓国もミサイル防衛(MD)システムに参加するのは当たり前だよなと述べているわけだ。ああ、韓国。もう、ピンチですよ。

>米国は北朝鮮のミサイル基地に対する先制攻撃も検討していることを明らかにした。同報告書は「米国は北朝鮮とイランのミサイル攻撃に対応して多層的ミサイル防衛網を備える。このシステムには(北朝鮮の)ミサイルを発射前に無力化することも含まれている」と述べた。

攻撃されたら被害を受けるのだから、先に攻撃を検討するのは当たり前だ。日本でもようやくこの予防攻撃というものが検討されることになっている。むしろ、まだその段階なのかと思うが、そこは平和ぼけした日本だし、差し迫った脅威がないと色々世論を動かせない現実がある。そこは来年に期待するしかない。当然、管理人は中国への牽制を念頭に話している。中国の領土拡張野心は必ず、日本にとって脅威となる。

>ミサイル発射が差し迫っているようであれば、先制攻撃をする可能性もあるということだ。これは、韓中首脳会談で「韓半島(朝鮮半島)での戦争不可」原則に合意した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の構想とはかなり違う。

韓中が勝手に合意しただけで、アメリカは別に朝鮮半島での戦争不可なんて決めてないんだよな。文在寅大統領はいつになったら自分はただの間抜けな国賓だったことに気付くんだ。大衆食堂でパンと豆乳を食べて幸せだったのか。中国に媚びを売り続けた見るも耐えないレベルの朝貢外交だったではないか。

>その上、米国が「多層的ミサイル防衛網の構築」に積極的に取り組めば、高高度でミサイル迎撃が可能なTHAADの追加配備を要求してくる可能性もある。これに関連して同報告書には「このようなミサイル防衛能力の拡充は、長期間(米国が)ロシアや中国と結んできた戦略的バランスを壊すものではない」と書かれている。

THAADはあくまでも迎撃ミサイル。防衛用の兵器だ。それを拡充したところで、攻撃する力を増強させたわけではないので、戦略的バランスとかは関係ないだろう。だから、韓国にもTHAADの追加配備がそのうち来ると。

>MDは防衛的兵器システムであり、中国の戦略的利益を侵害しないという点を事前に強調しているのだ。これは多分に中国との衝突を念頭に置いた文言とも受け止められる。

なら良いじゃないか。韓国もMDに参加しても1限に抵触しない。でも、3不には抵触するか。どちらにせよ。韓国が選べる立場ではないんだよな。来年もひたすら事大ですか。情けないな。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、〔3不+1限〕米国の韓日ミサイル防衛政策、「三不」文在寅政権と真っ向対立

米国のドナルド・トランプ政権は18日(現地時間)に発表した新しい国家安全保障戦略報告書で、「地域防衛能力向上のため韓国・日本とミサイル防衛(MD)に関して協力していく」「米国は同盟・パートナー諸国と共に強い防衛網を構築し、軍事協力を強化する」と明らかにした。

これは、終末高高度防衛ミサイル(THAAD)配備問題で悪化していた中国との関係を正常化する過程で取りざたされた「三不」原則と真正面から対立するものだ。三不原則とは「THAAD追加配備不可」「米国のMDシステム不参加」「韓米日3カ国軍事同盟の不推進」のことだ。

米国は北朝鮮のミサイル基地に対する先制攻撃も検討していることを明らかにした。同報告書は「米国は北朝鮮とイランのミサイル攻撃に対応して多層的ミサイル防衛網を備える。このシステムには(北朝鮮の)ミサイルを発射前に無力化することも含まれている」と述べた。

ミサイル発射が差し迫っているようであれば、先制攻撃をする可能性もあるということだ。これは、韓中首脳会談で「韓半島(朝鮮半島)での戦争不可」原則に合意した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の構想とはかなり違う。

その上、米国が「多層的ミサイル防衛網の構築」に積極的に取り組めば、高高度でミサイル迎撃が可能なTHAADの追加配備を要求してくる可能性もある。これに関連して同報告書には「このようなミサイル防衛能力の拡充は、長期間(米国が)ロシアや中国と結んできた戦略的バランスを壊すものではない」と書かれている。

MDは防衛的兵器システムであり、中国の戦略的利益を侵害しないという点を事前に強調しているのだ。これは多分に中国との衝突を念頭に置いた文言とも受け止められる。

韓国外交部(省に相当)関係者はこれについて、「(韓国政府が)米国のMDシステムに参加しないという従来の見解に変わりはない。『3軸体系』の一部である韓国型ミサイル防衛システム(KAMD)構築に努める」と話している。

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/12/20/2017122000929.html)

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  1. 国賓級の訪中の唯一の利点があるとすれば、
    有事の際には中国に亡命出来るって事だろうねww

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