韓国経済、韓国型ロケットが最終関門のフェアリング分離実験を初公開=韓国ネット「まだその段階?」「日本は70年代に打ち上げたのに…」

韓国経済、韓国型ロケットが最終関門のフェアリング分離実験を初公開=韓国ネット「まだその段階?」「日本は70年代に打ち上げたのに…」

記事要約:韓国人がせっかちな民族なのは管理人は知っているが、こういうロケット技術開発で早急に結果を求めすぎなんだよな。フェアリングというのは宇宙ロケットだと、ペイロードフェアリングと衛星フェアリングの2つが打ち上げに良く出てくる。管理人は日本のロケット打ち上げをサイトで宣伝するぐらい打ち上げを見るのが趣味なので、フェアリングを独自に開発するというのがかなりの技術力を有することを知っている。

ペイロードフェアリングとは、宇宙ロケットの搭載物(ペイロード)の空気抵抗を軽減し、空力加熱から保護するために用いられる覆い。搭載物が人工衛星の場合、衛星フェアリングと呼ばれるのだが、一体どういうものか想像できるだろか。まあ、このサイトもわりと打ち上げ見るのを好きな人が集まっているとはおもうのだが画像を見て欲しい。

これはH2Bの全体構造。NASAから借りてきた。既に書いてある通り、衛星フェアリングはロケットの先端にあるもの。これをある程度の軌道に達したというか。大気圏離脱後はロケットから分離する。これは必ず打ち上げを見ていたら数分後ぐらい行う作業である。つまり、かなり重要な工程なのだ。つまり、フェアリングの分離に失敗するとロケットの打ち上げは失敗となる。

さて、管理人がなぜ詳しく説明しているかというと、実は2009年のナロ号の打ち上げで実際あったのだ。フェアリングの分離の失敗でSTSAT-2A衛星は予定された軌道から外れて地球に落下した。だから、韓国ネットの意見「まだその段階?」というのはロケットのことを知らない素人の発想なのである。

フェアリングには面白い技術が色々使われている。管理人が好きなのは蜂の巣をヒントにしたといわれてるハニカム構造である。フェアリングは熱に強く且つ丈夫であり、しかも、分離させないといけない。またロケットの打ち上げ距離を保つには軽いことも重要だ。

因みに日本のロケットのフェアリングを製造しているのは川崎重工である。あと、有名なのがスイスのRUAG。主に欧州でのロケットに使用するフェアリングの開発である。最後はアメリカのスペースX。このスペースXは民間宇宙企業の先駆け的な存在といえる。

例のホリエモンが投資しているロケットは昨年、打ち上げ失敗したわけだが、その民間企業の代表といってもいい。中々、成功したベンチャー企業らしい。ああ。それと例のホリエモンが投資しているロケット「MOMO2号機」の打ち上げが今月にあったはずだ。それを知らせておこう。ええと。4月28日だ。直前にももう一度知らせる予定だ。

成功するかはわからないが、ロケットの打ち上げは決して簡単なものではない。因みに韓国はこの段階にすら入ってない。結局、管理人が何が言いたいかというフェアリングの独自開発は難しいということだ。

>この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「非常に高額な国防費を使っているのに、まだフェアリングの分離技術すらない…」「10年もフェアリングの分離技術を開発しているのか」「今ごろフェアリングの開発をしているのに、2020年にロケット打ち上げなんてできるのか?」など、韓国型ロケット開発の遅れを懸念する声が寄せられた。

だから、フェアリングの開発を甘く見るなと。10年かけても独自に開発するのが難しいことに気付いてほしい。これだけ何度もテストするのもロケットでフェアリングの分離は失敗する可能性も高いてことだ。まあ、実際、あの2009年のナロ号でロシアですら失敗したわけだしな。

管理人は成否については他国のことなのでどうでもいいのだが、打ち上げは見たいのでそこまでは頑張ってたどり着いて欲しい。ナロ号の斜め上に飛んでいくのは最高に面白かったしな。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、韓国型ロケットが最終関門のフェアリング分離実験を初公開=韓国ネット「まだその段階?」「日本は70年代に打ち上げたのに…」

2018年4月2日、韓国・KBSによると、ロシアと共同開発した人工衛星打ち上げロケット羅老(ナロ)号の発射成功の後、2021年に独自技術で開発した韓国型ロケットの完成を目指す韓国航空宇宙研究院(KARI)が、最終関門とされるフェアリングの分離実験の様子を初公開した。

記事によると、公開された映像には直径2.6メートル、長さ7メートルのフェアリング(衛星を保護するカバー)の内側に仕掛けられた火薬が爆発し、フェアリングが中央から両側に分離する様子が映っている。フェアリングはロケットが地球の大気を突破する時に先端部に発生する熱と圧力から衛星を守る役割を担う重要な部品。

09年の羅老号1次発射試験時にはフェアリングの片方が分離されず失敗に終わっていたという。21年の韓国型ロケット本発射までに、追加であと4回のフェアリング分離実験が予定されている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「非常に高額な国防費を使っているのに、まだフェアリングの分離技術すらない…」「10年もフェアリングの分離技術を開発しているのか」「今ごろフェアリングの開発をしているのに、2020年にロケット打ち上げなんてできるのか?」など、韓国型ロケット開発の遅れを懸念する声が寄せられた。

その一方で「必ず試験に成功して、宇宙時代を開いてほしい」と期待する声も。

そのほか、「日本は70年代に打ち上げに成功しているのに、私たちは2020年になってようやく初打ち上げ」と、日本と比較して落胆するコメントもあった。

(http://www.recordchina.co.jp/b588411-s0-c30.html)

 

 

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