韓国経済、すべてはセウォル号沈没から始まった 朴政権、任期3年残して“レームダック”

韓国経済、すべてはセウォル号沈没から始まった 朴政権、任期3年残して“レームダック”

記事要約:この論説はかなり遅いと思われる。むしろ、管理人はセウォル号沈没事故よりは、対馬の仏像盗難事件での斜め上こそ、韓国という国の滅亡の1歩だと思っている。もっといえば、元明博大統領の天皇陛下への土下座発言、竹島への不法上陸などが直接のきっかけであろう。

管理人は行方不明者300人でたときにセウォル号沈没事故が朴槿恵政権を揺るがす事件に繋がると確信していた。今さらの話であるが、それ以前に朴槿恵政権は成立した当初から支持率が半分以下だった。

朴槿恵大統領は辛勝であって、圧勝ではない。そのため、韓国の国民から支持率は低く、政権発足して何ヶ月も経過しても閣僚すら決まらない無能ぶりに管理人は心底,驚かされた。そして、朴槿恵政権は既にレームダックだった。その息を吹き返すきっかけとなったのは「反日ドーピング」である。

朴槿恵大統領はひたすら日本批判を繰り返すことで,韓国の国民から支持率を回復させていった。しかし、日韓関係が悪化するほど,日本との経済協力が出来なくなるので,韓国経済の後退速度は加速した。そうした中、セウォル号沈没事故が4月に起きた。

反日ドーピングでせっかく支持率を取り戻したのにセウォル号沈没事故での政府への怒りが爆発し、空白の7時間で朴槿恵大統領は何をしていたのか、船の過積載、不正や賄賂で腐りきった監視システムが露呈され、景気が悪くなるのも実感し始めたといったところが現在の状況である。

このままさらに景気は悪化し、日韓関係の改善も無理なので、来年の2月は日韓通貨スワップ協定も打ち切りとなるだろう。プライドが高く、生徒300人を見殺しにした朴槿恵大統領が国民の暮らしのために、日本に頭を下げるようなことはしないだろう。つまり、レームダック政権以前に、韓国そのものが滅亡の危機に瀕している。ウォンと元の直接取引も始まった。中国の属国化に向けて,確実に着手する朴槿恵大統領は最後は中国にでも亡命する気なんだろうか。

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

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振り返れば、今年4月16日のセウォル号沈没事件こそ、韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権にとって奈落の底へ滑り落ちていくステップの始まりだった。

「秘線」(密会相手)の存在はすでに一部でささやかれていたが、沈没事件によって「空白の7時間」疑惑が浮上した。 それが産経新聞ソウル支局長(当時)の記事につながり、ついには産経が引用した朝鮮日報記事の“元ダネ”である「政権の内部監察文書」に行きついた。 「秘線」が側近秘書官3人に指示して、大統領府秘書室長の追い落としを狙うばかりか、政府の局長や課長の人事にまで影響力を行使してきたという内容だ。

朴大統領は、文書の内容については「チラシみたいなものだ」と否定する。

「チラシ」とは、コリアン・ジャパニーズで「怪文書」といった意味だ。その一方で、でたらめな内容とはいえ、政権の内部文書が「不法に流出したことは国家綱紀を乱す行為だ」として、検察に捜査を命じている。

「検察の捜査に委ねている」と言えば、あとは何も言わずに済むとしたものだ。

しかし、韓国の検察とは、不祥事に不祥事を重ねた結果、いまや政権が「産経新聞の支局長を許すな」と言えば、すぐに起訴をするような存在だ。この件に関する検察の捜査結果を信じる国民が、どれほどいるだろうか。

現に大統領府を去った秘書官、更迭された閣僚らが保守系の新聞に述べている証言は、チラシの内容の正確さをうかがわせるのだ。 が、朴大統領には、こうした「正面突破」戦術しかない。セウォル号沈没事件で、「泣いておわび」という切り札を使ってしまったからだ。

この国では、大統領に限らず、政財界でも庶民の間でも、「おわび」(謝罪)した人間は、威信をガクンと落とす。 まして2度目となれば…そこで「中身はチラシだ」ということにして、議員初当選時代からの側近である「3人組」も、彼らが追い落とそうとした秘書室長も抱えた体制を当面維持するしかないのだろう。

ならば四面楚歌(そか)かと思ったら、与党が「大統領へのゴマすり合戦」というべき状況を呈してきた。きっと、目下はナンバー2の秘書室長も、「3人組」もいずれは切られる-と読んだ上での猟官運動だ。

旧悪を追放した者が、もっと悪い新悪になるのが、李王朝以来の半島政治の伝統だ。朴大統領の任期は、まだ3年2カ月もあるのに、もうレームダック。 あとは、レームダック政権中枢での利権をめぐる暗闘が連続し、国力が失われていくのだろう。現に朴政権は、悪化するばかりの経済指標を見ながらも、何のデフレ対策も打てずにいる。

セウォル号沈没は「韓国沈没」への第一歩だった-後世歴史家は、そう書くだろう。

(http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141211/frn1412111140001-n1.htm)

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