【香港】再び大規模デモの可能性=香港政府、逃亡犯条例「撤回せず」

【香港】再び大規模デモの可能性=香港政府、逃亡犯条例「撤回せず」

記事要約:香港で100万人規模のデモが行われた原因となっている逃亡犯条例。ここまで民衆が反対しているにもかかわらず、香港政府は撤回しないらしい。明らかに裏に中国政府がいるとおもわれるが、香港は中国とは違う。このまま民衆がだまっているはずもなく、さらに大規模デモの可能性もあるという。

おそらく、台湾情勢と香港の動きは無関係ではないだろう。今の時期、中国にアキレス腱である台湾と香港を中国から引き離すことができれば、中国は大きく弱体化する。特に経済面での損失はかなり大きい。だからこそ、必死に押さえ込もうとしているわけだが、それが余計、事態を悪化させている。

中国本土は知らないが、民衆を暴力で屈服させるのは難しい。デモの賛同者は100万人規模のデモがあったという事実が知れ渡ればさらに増えるのは間違いない。それを中国がだまって傍観しているはずもない。天安門事件みたいなことが起こらなければ良いのだが、香港の人々の危機感は相当なものだ。

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【香港】再び大規模デモの可能性=香港政府、逃亡犯条例「撤回せず」

【香港時事】香港で身柄を拘束した容疑者の中国本土への移送を可能にする「逃亡犯条例」改正案について、反発を強める民主派団体などが、再び大規模デモを実施する公算が大きくなっている。主催者発表で103万人を動員した9日のデモの翌10日、香港政府トップの林鄭月娥行政長官は、改正案の審議を継続する考えを表明。

これに対し、民主派は立法会(議会)を包囲する形でのデモを示唆し、政府への圧力を強めている。林鄭長官は10日の記者会見で「(改正は)香港を犯罪者の逃げ場にせず、法治を確かなものにする措置」と強調。撤回する考えはないとした。 

デモの主催団体「民間人権陣線」は9日のデモで、「立法会包囲のリハーサル」と称し、立法会の周囲を1周。抗議活動を継続する意思を示した。次回審議が行われる12日にも反対集会を実施するとしており、政府側との溝は深まる一方だ。 

政府は7月の休会前の改正を目指しており、早ければ月内にも可決される。民主派は立法会による最終採決の段階や7月1日の返還22周年に合わせ、再び大規模デモを呼び掛けるとみられる。 

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019061000945

【香港】再び大規模デモの可能性=香港政府、逃亡犯条例「撤回せず」」への3件のフィードバック

  1. 習体制は、引かないので、世界各地で、中華人民共和国内で、衝突続き!
    習体制は華為と共に2期で終わり、しばらくは共産党政権が延命するかと思いましたが、習体制と共に共産党政権が崩壊に向かっていますね!
    予想通り2025年中国共産党の崩壊が見られそうです!
    しかし、大きな犠牲が伴いそうです、出来る限りソフトランデイングして欲しいものです!

  2. 香港は大陸と地続き、軍隊の投入が容易にできます。天安門事件のような事が起こらない事を祈ります。今は天安門事件当時とは違いネットが普及しています、みんなでデモの様子をライブ配信すれば少しは抑止力になるかと・・・。

  3. 香港行政長官ラム(林鄭月娥)は「法の抜け穴を塞ぐ為に必要。北京が主導したものではない。良心と香港への責任から提案した」「移送対象からは政治犯を除外する」などの発言で火に油を注いでいる。
    ラムの発言に対しそれはギャグのつもりか?と言わんばかりに「政治犯を別の容疑で拘束するのは中国では日常茶飯事」と当然すぎる反応をされている。何故ここ迄見え透いた発言するのか不思議な位だ。

    香港行政長官は立候補者も投票者も中国政府の許可を得た者や団体の者にしかできない。ラムも当然中国共産党の許可を得た者だから立候補もできたし当選もした。だから香港では普通選挙を求めてデモし続けてもいるわけだが。
    この件、6/12に注目だ。

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